| 金 融 危 機 〔 MONEY CRISIS 〕 |
| この記事を投稿すべきかどうか 数日間迷っていましたが 内容を数箇所修正し 記事にすることにしました。尚 記事の一部には 既にコメントなどで述べていたことも含みます。 |
| この金融危機は 私達が未経験の未曾有の大不況になる前兆を含んでいます。これは 金融機関や株式市場だけではなく 実体経済に波及し やがて民間企業や公共事業・公的資金・年金あらゆる物にリンクし 企業倒産や庶民の生活に大きな影響を及ぼすからです。 |
〔 世界 〕
リーマン・ブラザーズ破綻後 G7などが一同に集まり欧州は緊急利下げ 英国は銀行への資本注入・国有化などの具体的な対策に着手しました。 米国も 金融機関への資本注入を決めました。
それでも金融市場は不安定で世界の株式市場は 毎日のように暴落・暴騰を繰り返しています。
米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン前議長は『 1世紀に1度の危機 』と金融の惨状を
表現しました。
11月末 欧米のヘッジファンドの決算期を迎え 株式市場はその前倒しで精算されているようにも
見えるので これが一巡するまでは 底が見えたかのようで 底はまだ深いかもしれません。
〔 日本 〕
日本政府は 日本の不況が米国のサブプライムローン問題を発端に 米国の所為だと誤解し 世界を
注視し市場に任せるだけで後手に回り 景気回復が遅れるばかりではなく世界の実体が分からず
産業・国民生活に多大な影響や損失を及ぼすのではないかと 危惧しています。
日本は 数年前から一部の
大企業や輸出産業を除いて 既に地方や中小企業は不況に陥っていたのに 政府関係者にはグローバル経済に精通
した人材が少なく 認識が甘かった事です。
その為「残念ながら もはや日本は『経済は一流』と呼ばれる状況ではなくなった」と述べた大○△子が経済財政政策担当大臣を担当していたことは ある意味 日本にとって不幸でした。
言葉にするのは〔景気は踊り場である〕とか〔常に注視している〕と表現しているだけで分析能力には優れているが 実際の政策の立案や行政に欠落した傍観者で学者・
評論家の役割しか果たさなかったことです。
〔写真は 天仙妹妹さんです。 ほれ 金融危機という鮫がメイメイさんを 襲おうとしています。〕
インターネットが大きく変えてしまった 天仙妹妹さんのお話の記事。 ↓ をクリックして下さい。
今 日本は過去のバブル崩壊時規模とは比較にならない 世界的規模で金融不安が闊歩しています。
既に欧米の一部の金融機関が破綻に追い込まれているだけではなく 実態や実体が分からないことと
底が見えない破綻の波及規模 そこが大きな問題です。
急激な円高で 石油や資源を含む輸入価格は大きなコスト減を享受できる反面 輸出依存体質の
日本の大企業や貿易業界の痛手や損失は計りきれません。
予想以上の世界の金融市場破壊が やがて日本の中小企業にもおよび銀行の貸し剥がしが起こり
バブル経済崩壊時以上の混乱と不況が庶民に襲い掛かるという危惧も 拭い切れません。
しかし どの政党が政権をとったからと言って この実際の正体不透明な金融危機は 単純に解決
出来るとは思えませんが 中途半端な景気対策では回復を長引かせるだけであり 資金が過剰に
供給された後 何十兆円という新たなる国民の借金が重荷となり 又インフレの懸念など 新たな
課題が起こり得ます。
日本が取るべき金利政策などはほとんど残ってはいなく 結局国内では更なる金融緩和と景気対策と
内需拡大・食料の自給拡大・欧米諸国の国際金融市場への融資などの協力程度でしょうか?
〔 今後、更に懸念されるのは 〕
(1)米国の不況や実体経済の悪化が本物となり 世界の工場であった中国を始めとするアジア
諸国の景気が急激に冷えること。
(2)原油価格の急落で これまで米原油市場の高騰で潤っていた中東産油国の財政を圧迫し
財政運営を脅かし始めたこと。
(3)インド・アジアの新興国と欧州の中小国が 経済の混乱が一段と拡大し 投資マネーなど
資金の流失が加速化してきたこと。
(4)世界をリードしてきた 自動車産業が苦境に追い込まれ 特に米国の3大巨大自動車会社の
巨額の損失が経営危機に及んできたこと。
(5)金融市場の悪化 ⇒ 実体経済の悪化 ⇒ 金融市場の更なる悪化 ⇒ 実体経済の更なる悪化と
成長路線を逆回転していること。
〔 先物株式市場 〕
| 株式市場について 特に先物についての技術点や問題点を少し説明します。 |
日経平均株価:日経新聞が選んだ日本を代表する225銘柄の株価指数。
TOPIX:東京証券取引所第一部(東証一部)の全銘柄の指標。
日経平均先物(大証):実体のない日経平均株価(株価指数)を売買 その為 決済はすべて
差金決済。先物の〔買い方=取引を買いで開始した人〕と〔売り方=取引を売りで開始した人)
日経平均先物 CME:シカゴ・マーカンタイル取引所(CME :ChicagoMercantile Exchange)で取引
されている日経平均の先物。
(1)朝9時 株式市場が始まりますが 特に昨今のように暴落・暴騰を繰り返すと 多くの銘柄が
買い気配 又は売り気配で値がつかないので 寄り付き値は正しい指数ではありません。
(2)日本市場が始まる前日の NY市場動向又は日経平均先物 CMEに連動した指数で始まる事が
多いのが現実です。 所謂NYが下がれば日本も下がる(上がれば上がる)鏡相場と言う訳
です。(当然、例外も偶にあります)
(3)午前10時前後と午後2時前後に山場があり 方向性が見えますが 其の前後 一時的に逆に
動くこともあり 一般投資家は 騙されることが多いので ご注意ください。(追記しました)
(4)多くのプロといわれる方達も良く理解していない 大変テクニカルな事が現実にあります。
☆ 先物に連動して 現物株が動くという現実です。 それは、コンピュータ化の優れた点でもあり
大きな問題点でもあります。
☆ 例えば 先物が10円単位で上下する度に 個別銘柄がリンクして動くと言う事です。
主力銘柄であれば 例え 数万・数十万・数百株という単位でも瞬時に動きます。
(数千万~数億円単位)。 これは 過去には無かったことです。
☆ 技術的には 先物が△円になったら買い 又は売りが即時に売買するようにプログラムされて
いるから可能なのです。 その問題点を以下に付記します。
☆〔第一〕市場とか企業決算・収益・配当性とか将来性などの指標に関係なく動意づくということ
です。もちろん個別企業のニュースにより 極端に売り或いは買いが加速することがあります。
〔第二〕証券取引等監視委員会で禁止されているにも係わらず 見せ板を出すことです。
例えば 現在よりも下値で買いたい機関投資家・投資家が上に大きな売りを出すと その下の値が
瞬時に売られ 下値で買えた段階で大きな売りを消し 買い上がっていくという手法。
或いは 逆の場合。 と思えば 実際に其のまま下げ(上げ)続けることもある。
この現実を 市場関係者が説明や正確に報道をしていないのは 市場を歪めていると考えています。
正に 資金の豊富な者や外人(取引の約六割超)が 相場を左右するのです。
しかしながら、株式投資をなさっている方は 現在のプログラム・システムを良く研究され 売買は
あくまでも自己責任であることを再確認して下さい。
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