〔 上海の小雪さん 〕は 私の体験を出来るだけ忠実に回顧 当時の政治・経済や時代背景と上海事情を組み入れた ノンフィクションで綴るブログ記事です。 初めて読まれる方 忘れた方は 第一章・第二章 シリーズから お読み下さい。

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第三章 その5 〔 お江戸でござる 〕
↓〔 世界に1つだけの花 〕ループ


1.〔 小雪さんは こわい人? 〕

第三章 その 4〔 赤い夕陽のブルース 〕からの続き・・・

『 えぇ~舞妓さんでしょう。 Dotpedさんって マジで受け取るので 面白いー! 』 ケラケラ笑い出す。
『 あれーっ からかわれてしまったのか? 』 相鎚を打つような苦笑い。

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『 盆踊りは 見ていてとっても楽しそう。 』
『 盆踊りを楽しむには まず参加して踊るのが一番ですよ。 気軽に日本の文化に直接触れ味わう
  のに丁度良いものですよ。  踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らな損々…』 
   リズムを交えて頭の上で両手を振る。
『 ア~アホ踊りね!  浴衣姿で踊るのって素敵でしょうね。 』
『 アホ踊りでなく 阿波踊りですよ。 小雪さんが浴衣姿で踊ったら艶やかで素敵だろうな~ 』 
   心底からそう思い その姿を想像しながら 小雪さんの横顔をちらっと見る。
『 ごめんなさい。アホ踊りだなんて!・・・ 』 下を向いたままケラケラ笑い 止まらない。
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顔見知りのアテネの女神がやってくる。 
膝をつき 微笑みながら言う。

『 何か 伺いましょうか? 』 手を上げ振っていたのを見て 疑問ながら見にきたのだろう。

『 いや 別にもういいのだけど? 』
『 Dotpedさん まるで日本人形さんみたいに可愛くて素敵な方ですね。 遠から見ていると 
  素敵な世界で1つだけの花みたいですよ。 隅に置けないですね。 』 

いつもは駄洒落で笑わしているので 今日は冷やかしにくる。

『 だから今日は 隅でないこの席にしたんですよ! 』 
 苦し紛れの 駄洒落である。



『 さて そろそろ食事に行きましょうか? 中華・洋食・和食・昼食・夕食・粗食・間食 何が
   いいですか? 』
『 そんなに沢山の チョイスがあるのですか???』 駄洒落チョイスの説明に又時間を要する。
『 駄洒落で勉強 言葉を覚えますね!オードブルの春巻きとシュウマイで もうお腹が一杯 
  何か軽い食事がいいわ。 』
『 私は 胸が甘酸っぱい! 』
『 また~Dotpedさんたらー本当にお上手ね。 』



『 あのオードブルは 中国料理「孔雀庁」から取り寄せてたのですが美味しいですね。 夕食は
  やはり 和食がいいかな? ここには 〔 花蝶 〕 という割烹料理があるので 聞いてみよう。 』
『 神田の 〔 紅楼夢 〕 で食事の時 上戸の話しがありましたけれど あれからワ・タ・シ
   上戸になったのかしら? だってあまり酔わないんですもの!
  でも 少し外の空気を吸いたいので 近くに無いかしら?』 少し矛盾 ?
『 う~ん・・・近くに 〔 江戸銀 〕 がある。 江戸の話は江戸で持つ お鮨はどうですか? 』
『 江戸で持つ ??? オ・ス・シ  うわぁ-食べた~い。 でも江戸? 江戸って??? 』
『 江戸銀という大きな鮨やさんですよ。 江戸時代は・・・ 』


江戸時代は 300年もの長い間 鎖国で人々が伸びやかに生きた 日本人のアイデンティティーが
凝縮され 日本文化が大きく開花した時代。

その江戸時代を知ることは、現代の私達にとっても大変有意義なことであり そこには現代に
生かせるヒントが沢山ある。

『 女性がお肌に 水分補給を必要とする時 スキンケアなどを使いますが 江戸時代には〔 化粧 〕
   には二つの言い方があったのですよ!  小雪さんは 余り化粧をしないのに 〔 けわい 〕 な
   女性 ( ひと ) ですね。 』
『 エーツ! ワ・タ・シ そんなに怖いですか? 』

色々と化粧を説明しているうちに 話が長くなってしまった。 
続けて 江戸前の話に移ろう!

次回の話 〔 江戸前でござる 〕 に続く・・・

〔 化粧 〕 = ( けしょう ) と ( けわい )

江戸時代の化粧と言うと 思い浮かぶのは あの舞妓さんや芸者さんが 顔や首筋に塗る 〔 白粉 〕
その他 〔 紅 〕 〔 お歯黒 〕 〔 髪型 〕 。

本当は 江戸時代の化粧は 〔 眉 〕 〔 うな じ〕 〔 洗顔 〕 など 現代と変わらないくらい いろいろ
細部にわたる化粧もしていたそうです。

白粉・化粧水・紅・化粧道具等など 何種類もの 〔 ブランド品 〕 が誕生し 江戸時代の女性達は競って
買っていました。

また地域によっても化粧方法が違い 上方と江戸では化粧の濃さなどが違っているのは有名ですが 
それらの手法を記載した化粧手本書みたいなものが 江戸時代には存在していました。

特に江戸では 〔 歌舞伎役者 〕 や 〔 吉原の遊女 〕 などが流行の最先端であり 庶民達は競って
彼らの化粧などを 真似していたそうです。

〔 化粧 〕 俗に言う 顔に限定して施す狭義の意味の化粧 ( けしょう )ですが その他に( けわい )
という言い方があります。
 
それは 〔 みだしなみ全般 〕 という意味で使われていたそうです。 つまり部分的なものではなく
身体全体の化粧 ( みだしなみ ) のことをさすそうです。 また広い意味での場合に用いられます。
化粧師 ( けわいし ) は 江戸時代のメークアップ・アーティストというわけです。

*** この話は N○K 「 コメディーお江戸でござる 」 という番組で 杉浦日向子さんが江戸町民の
生活や風習をコミカルに描いた喜劇と 〔 おもしろ講座 〕 の解説を 参考にしたものです。

杉浦日向子さんは 記憶に残っておられる方も多いと思いますが 日本の漫画家 江戸風俗研究家で
したが 残念なことに 2005年7月 他界されました。