福田康夫総理大臣は、総理就任後初めての訪中、日中外交の新たな一歩となります。
胡錦濤国家主席との会談や孔子の生まれ故郷である、山東省の曲阜など、天津、泰山、孔子廟地方にも 足を運ぶ予定です。
更に、『中国文化の源流』を参観、学生との交流で北京大学での講演もありますが、大学で何をいうのか、大変気になります。
〔物極必反〕 過熱気味であると言われている中国経済成長の『変わる中国、変わらない中国』。 老荘思想の教えの一つに〔物極必反〕という言葉があります。 これは物事が極端に行き過ぎたものは、必ず反動で(真ん中に)戻るという意味です。 現況に一々バタバタしない!中国5~7千年の歴史から学んできたものだそうです。 〔中国の爆食型成長〕 先日、某会社との勉強会で、主要国の粗鋼生産に関して、驚くべき事実を知らされました。 ① 現在、世界の鉄の生産は年間12億トンと推定されています( 中国は既に4億トンで日本の4倍 以上、日本は8千トン~1億トン)。 ② 2015年頃には、世界総生産が15億トン( そのうち、中国は6億~7.5億トン、日本は8千トン~1億トン未満で変化なし)。 ③ 生産高予測に対するブレは約10%と思われますので、中国の見込みが10%減った生産高が、日本の総生産高8千トン~1億トン匹敵することになります。 中国の産業経済発展は、安定的なエネルギー供給を確保できるかどうかにかかっており、それが 今後の中国経済成長の行方を左右する鍵となっています。 ほんの一例で、鉄についての数字を述べましたが、中国の経済拡張は素材・エネルギーの「爆食」 を特徴とするものですが、もっと大きな課題は食料問題や環境汚染問題です。 中国の人口の一割にも満たない日本と、爆食に向かう大国で、この中国のブレは食料問題では、 もっと深刻に世界に非常に大きな影響を与えると予想されます。 来年の北京オリンピックに向けて、急ピッチで施設や競技場の建設で潤っている産業界、一方で 山岳地帯から水を引くため、農地や牧畜地を閉鎖させている現実もあります。 更に、資源や環境に配慮せず効率も伴っていない状態で邁進、その脆弱さは否定できません。 資源確保で穴ボコだらけの土地で砂漠化、酸性雨や環境汚染も加速化しています。 それでも、中国人は〔物極必反〕という考え方があり、中国は大国であると言う事実と同時に、 そのことを理解しつつ、我々は彼らと向かい合わなければならないのが現実です。 〔世界の経済成長の歴史〕 これまで、世界の経済成長に巨大な影響を与えた歴史的な出来事は: ① 18世紀半ば英国の産業革命 ② 19世紀後半米国の台頭 ③ 20世紀半ば日本・西ヨ-ロッパの高度経済成長 ④ 20世紀90年代米国のIT革命。そして ⑤ 21世紀に入るとBRICsと呼ばれる4カ国、特に中国の経済成長の台頭。 米国大手証券会社ゴールドマン・サックス・レポートは、現在のべ-スで経済成長が続けば、 2039年までにBRICsのGDP合計は、米国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリアの 6カ国合計を凌ぎ、更に、2050年には、経済大国の順位は以下の順になると予測。 ① 中国(44兆ドル)② 米国(35兆ドル)③ インド(28兆ドル)④ 日本(6.6兆ドル) ⑤ ブラジル(6兆ドル)⑥ ロシア(5.8兆ドル)⑦ イギリス(3.8兆ドル) 2020年時点の中国のGDPは7兆ドル(日本の5兆ドルを凌ぎ世界第二位の経済大国になる)、 2050年には44兆ドル(日本の6.6倍に相当する経済規模で米国を追い越し世界最大)になると 予測されています。
【補足】
〔GDP〕 国民総生産。日本はアメリカに次いで世界第2位。
ところが意外や意外!国民一人当たりのGDPに換算するとベスト10にも入っていないのです!
(18位で~す。)
ところが意外や意外!国民一人当たりのGDPに換算するとベスト10にも入っていないのです!
(18位で~す。)
【BRICs】世界経済の中心的役割を果たすのではないかと期待されている有力新興国4カ国が
(ブラジル、ロシア、インド、中国)。
一人当たりのGDP(国内総生産)が低いけれども、広大な国土を持ち原油や鉄鉱石などの豊富な
天然資源、労働力の源泉となる膨大な人口を持つのが共通点。
それに対して、次世代の有力新興国として急浮上しているのが次の【VISTA 】5カ国です。
因みにVistaは英語で、意味は眺めのいい場所などです。
(ブラジル、ロシア、インド、中国)。
一人当たりのGDP(国内総生産)が低いけれども、広大な国土を持ち原油や鉄鉱石などの豊富な
天然資源、労働力の源泉となる膨大な人口を持つのが共通点。
それに対して、次世代の有力新興国として急浮上しているのが次の【VISTA 】5カ国です。
因みにVistaは英語で、意味は眺めのいい場所などです。
【VISTA】
まだあまり認知度が高まっていないが,各大陸から新興国を一カ国ずつ選択しています。
ベトナム = 経済成長率7%以上も上昇し続け海外直接投資額増大中
インドネシア = 2億2000万人に達する人口と中産層の増加
南アフリカ = 豊富な天然資源の開発
トルコ = 投資相談が中国、インドと比較しても大きな差で増加
アルゼンチン = 外国人投資も急上昇
インドネシア = 2億2000万人に達する人口と中産層の増加
南アフリカ = 豊富な天然資源の開発
トルコ = 投資相談が中国、インドと比較しても大きな差で増加
アルゼンチン = 外国人投資も急上昇