〔温家宝首相来日〕天皇陛下と皇居・宮殿で懇談、創価学会の名誉会長池田大作と会談、国会演説等々、マスコミ報道や雑誌のコメントも一応歓迎ムード。 中国は、公害・省エネルギーなど環境技術の導入と資金援助、日本企業の投資再拡大等々、欲しいものは要求し手に入れた。
一方、『日本と台湾に向けて1000基以上のミサイルを配備し、その脅威を背景に東シナ海の石油・ガス資源侵奪、宇宙衛星破壊、独自の「大陸棚」の論旨を沖縄周辺にまで広げている等々の問題』、日本の実質的収穫は?
そこで、思い出すのは中国の兵法書〔六韜〕・・・周の文王が尋ねました。 『武力を用いず知恵によって相手の国を倒す十二の方法とは、どのようなものか?』 呂尚は答えました。・・・
第一には、相手が喜ぶことをし油断させることです。 一時的に喜ぶような贈り物をし こちらの 侵略の意思を隠し脅威を取り除けます。
第二には、 相手国の君主の信頼する忠臣を手なずけて、君主と権力を分散させます。
第三には、 相手国の君主の臣下に賄賂を贈り、しっかりとかれらの心をとらえ親しくつきあい、こちら側のために働くように仕向けなさい。
第四には、 相手国の君主や臣下に美女や金銭を贈り、堕落させるように仕向けなさい。やがて相手はこちらに逆らわないになり、悪だくみも上手くいきます 。
第五には、 交渉の為に隣国から有能な忠臣がやって来たならば、長く引き止めて、謁見しないで無為な時間を過ごさせよ。 もしその者が無能ならば大いに与え歓待し成果を与えよ。 そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な忠臣が失脚する。 そしてやがては滅ぶ 。
第六には、外国に滞在する相手国の臣下を手なずけ、臣下の間に相互不信の間隙を作り出しなさい。 国の内部にまで外国の手がまわっているような国は、滅びていきます。
第七には、 相手国の忠臣へ手厚い賄賂を贈り、利益で釣って職責を怠るように仕向けるのです。
第八には、一人でも多くの相手国の臣下に賄賂を贈り、儲かるようにし、わが国に協力し働くよう仕向けるのです。 これを『親交を重ねる』と言います。
第九には、 相手国の名誉を称賛し、尊重するかのように振る舞い、友好国であるかのように錯覚させるのです。
第十には、 両国が運命共同体であるかのように装い親密な関係を作ります。 その間に 密かにこちらのために働く人間を増やし、時がくるのをまちます。
第十一には、 わが国の為に働いてくれる相手国の臣下には 十分に報いるのです。 わが方に肩入れする人間を増やすのです。
第十二には、相手国の不忠な臣下を手なずけて、君主が堕落するように仕向けるのです。 美女や歌舞団を送って、関心をそちらに向け、のめりこませるのです。
現在に通じる戦略、日本外交は如何に修得しているのかな!!
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