北海道を除く日本列島のほぼ全域を覆った黄砂は、3月30日から4月2日にかけ、硫黄酸化物などの大気汚染物質が含まれた中国大陸の砂漠で強風に巻き上げられた砂が、日本列島上空を通過した低気圧の西風に乗って飛来したとみられます。
新華通信社のウェブサイト『新華網』によると、上海市は2日、最近6年間で最も深刻な黄砂の天候となり、黄灰色の「薄いヴェール」にすっぽりと包まれ、寒気の影響を受けて風が強く吹き、黄砂の舞う天候となり視界はひどいところで2キロから3キロとなったと現地の気象台が発表。
北北西の気流に乗った黄砂は、3月30日モンゴル中西部から中国の内蒙古の中部、東部、東北部、南部、華東北部、華北北部そして韓国、2日に上海など長江の中、下流域、更に日本に多大なる影響を与えました。
黄砂とは、中国大陸の砂漠の砂が乾燥・半乾燥地域で風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が、偏西風に乗って上空に巻き上げられ飛来し、地上に降り注ぐ現象で、主な発生源としては、東から黄土高原・ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠があり、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。
黄砂とは、中国大陸の砂漠の砂が乾燥・半乾燥地域で風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が、偏西風に乗って上空に巻き上げられ飛来し、地上に降り注ぐ現象で、主な発生源としては、東から黄土高原・ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠があり、大気中に浮遊あるいは降下する現象です。
これまで自然現象であると理解されていた黄砂現象は、最近では広範囲地域にわたる山林の伐採や農地転換などによる土地の劣化等で砂漠化していく、人為的な影響ではないかと思われ始めました。
生活環境、自然環境、海洋生態系ばかりではなく、農業生産、水産業にも重大な影響を及ぼしているのではないかとの認識が高まり、地球温暖化による異常気象問題と共に危惧します。
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