この気持ちはなんだろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地から足の裏を伝わって
僕の腹へ そしてのどへ
声にならない叫びとなってこみ上げる
この気持ちはなんだろう
枝の先の膨らんだ 新芽が心をつつく
喜びだしかし悲しみでもある
苛立ちだ しかも悲しみでもある
憧れだそして怒りが隠れている
心のダムにせき止められ
淀み渦巻きせめぎあい
今溢れようとする
この気持ちはなんだろう
あの空の青に手を浸したい
まだあったことの無い全ての人と
あってみたい話してみたい
明日と明後日が一度に来るといい
僕はもどかしい
地平線のかなたへと歩き続けたい
そのくせこの草の上でじっとしていたい
大声で誰かを呼びたい
そのくせ独りで黙っていたい
この気持ちはなんだろう
「地平線のかなたへ」 谷川俊太郎
これは、我が学院で6月の合唱コンクールに毎年のように歌われる中学の合唱曲なんですが、
中一のころから聴いてるこの曲。
この前聴いてて涙が出そうになりました。
特に下線部が。
何でこの人はおっちゃんになっても、こんなに青春キラキラな詩が書けるのでしょう?
かなり謎。