金曜日、会いたいって言うりょうくんの誘いを後ろ髪引かれる思いで断り、寒さに震えながら寝ていたその時。
りょうくんはちゅうやんからわたしの話を聞きながら飲んでいたそうな。
きっと悪評でしょうよ。
誰とでも寝る女だとか言ったんでしょうよ。
まぁ、言うだろうとは思ったよ。
割りきって欲しいよ。
酔った勢いで一度寝たくらいで、ちっせぇ男だな。
『ちゅうやんが言う都子は、どこか違う人の話のようだった。』
とりょうくんは言った。
そりゃそうよ。
愛があるとなしとじゃ全然違う。
ちゅうやんから『みーちゃんとやった?』と、しきりに聞かれたそうな。
『そんなんじゃねえんだよ、と思って、何も話さなかった。』と言っていた。
なんかやだね。残念だね。
でも、りょうくんがこういう人でよかった。
この愛を信じてくれてる。
きっと同じタイプだからだわ。
たぶん、りょうくんも淋しい夜は誰でもいいから暖めてもらってたと思うわ。
今それをやられたら嫌だけど、過去の話はどうでもいい。
…と、わたしは思ってる。りょうくんもそう思ってくれたらいいんだけど。
ま、少なくとも、ちゅうやんみたいなタイプよりは理解があるはず。
その日、ちゅうやんはりょうくんの家に行きたがって途中までついてきたらしい。
でもりょうくんの家にはわたししか入ったことがないから、もうほかに誰も入れたくないって、途中でまいて逃げたって。
ずっとこうして愛してくれるかしら。
…お互いに。
気持ちが盛り上がってるままでいられたらな。
時間が経つのが、今はとても怖い。
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