やー。
ズンズンギャンギャンと、ずいぶん賑やかなのね、MRIって。
うるさいですけど我慢してくださいねって言われたけど、
こんくらいのノイジーさなら慣れたもんよ。
もっと激しいのきても平気よ。
ただ、20分間じっとしてるのはしんどかった。動けないし。
で、
ただじっとしてるだけのぼくだけど、頭の中ではいよいよ大変なことが起こっているのです。(byグレフルちょうだい)
場面はボーダーくんの住む駅。
ボーダーくんと待ち合わせの五分前、改札前でぼんやり立つわたし。
突然視界の隅にきみ発見!
わたしのきみレーダーなめんなよ、だわ。
み「(きみ)くん!」
き「わっ。みーちゃん?何してん?」
み「ちょっとね、人を待ってるの。」
き「男か!(オニイ)くんに聞いたで」
み「う、うん、そうよ」
き「良かったな。」
み「それより、こないだの!炎上!どうしたの!」
き「おまえのせいやで」
み「えっ?」
き「うそうそ。いろいろあるんよ。」
み「大丈夫よね?」
き「何がじゃ。心配いらんよ。それよりみーちゃんこそ、病気…。」
み「うん…。まぁ、大丈夫!(きみ)くん、毎日おみまい来てね!」
き「男に言えや。…まぁ、行けたら行くわ。」
み「うん、待ってるよ。」
き「まあ、そのうち家にも行くわ。」
み「本当に来てよねー!待ってるからね!」
き「まぁ、体に気ぃつけて」
み「うん」
き「みーちゃん」
み「ん?」
き「例の。みーちゃんに男できたって、直前に聞かされたからなんだわ」
み「…ん」
き「まぁ、今さらやな。」
み「本当だよ。今さらだよ。」
き「幸せにな」
み「(きみ)くん、一生友達ね。一生の付き合いだからね。」
き「あぁ」
で、一瞬、本当に一瞬、ハグ。
すると突然ボーダーくんがドカッときみを突き飛ばして。
み「きゃー!」
ボ「おまえら何しとんじゃ!」
み「そんなんじゃないよ!」
ボ「うるさい、このアバズレ女!」
で、都子のホッペにビンタ。
崩れる都子。
き「みーちゃん!」
まわりもガヤガヤ…
…いやいやいや、
ボーダーくん、そんな人じゃないし!(たぶん)
きみも公衆の面前でハグとかしないし!(たぶん)
なんちゅう三文芝居な妄想じゃ。
さっきも書いたじゃないか、きみのことはもう、日常じゃないの。
でも、妄想の中で都子が言ってた
「一生友達ね。
一生の付き合いだよ。」
これは本当に望むわ。
だから、ボーダーくんには、わたしのきみに対する気持ちは秘密。
こじらしてるなんて絶対秘密。