服と、本と、CD
あなたの部屋に一番多くあるのはなんですか?
わたしはダントツ、本。
漫画や実用書もあるけど、小説が多い。
随筆や詩よりも、小説が好きだね。
主に、昭和初期までの近代文学と言われるもの。
漱石、鴎外、荷風、谷崎、菊池寛、安吾、三島、芥川、花袋、、、有名どころはたいてい読んでる。
歴史好きなのもあるのか、現代よりも、昔のお話の方が好きだ。
貞操概念ガチガチの社会だからこそ、愛に狂って破滅するのは美しくて醜くて、おもしろいし、
無垢な田舎者の上京物語は、今みたいに情報社会じゃないせいで都会と田舎の差が大きいから余計におもしろい。
しかし、現代の若者のソレと、変わらぬものがあることも興味深い。
いつの時代でも、「最近の若いもんは~…」なのだから。
近代文の他には、本格ミステリと言われるジャンルのものが多い。
有栖川氏と綾辻氏のは全部揃っているし、二階堂氏と島田氏のものも多い。
が、やはりこのジャンルにおいても、好きなのは江戸川乱歩や夢野久作(今の本格ミステリとはまた違うかもしれないが)だから、もとより懐古主義なのかもしれない。
本屋にもよく行くのだが、ピンクや赤の本が並ぶコーナーには縁がない。
「愛され上手になる」
「幸せになる方法」
「○○歳からの恋愛術」等々
いや、縁がないなどと言ってる場合ではない。わたしみたいなのが読まなきゃならない本なのかも(笑)。
しかし、ごめんだわ。
そんなの読んで幸せになれるのなら、あんなに大量にそのテの本が氾濫するわけがないじゃない。
効かないから、次から次へと欲する。→そのテの本が氾濫する。
バカでもわかる方程式。
それならば三島文学を読みましょう。
今、美徳のよろめきを読んでいるところ。
自由と不自由について考えさせられてるところ。
なんて素敵な日曜の夕暮れ時。