大丈夫。大丈夫。大丈夫。 | ミニの黒いスリップワンピ

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ロマンチック 略してロック

髪を切りに行った。

美容師さんは友達。きみとも通じてる人。

きみの話になった。
出ると思った。
覚悟はしていた。

きみの彼女が誰だか知らされてしまった。
聞きたくなかったけど聞いてよかったのかもしれない。

「最近は連絡とったり、会ったり、してないの」
って聞かれた。

会うもなにも、携帯変えたでしょ、聞いてないんだ。
って言ったら、すごく驚いて
「えーっ。メールこなかったの!?どうしたの?なんかあったの?」
って。

なんか、あった…のか?

きみが家を出てくときに、なんか少しけんかっぽくなった。


でも。



いいんだ、いまは、連絡とれないくらいでいいんだ。

まだマイミクだっていうのもあるし、共通の友達もたくさんいる。
必ず会える場所もある。

本当はそれも、全部すぱぱんと絶ちきらなきゃ前には進めないのかもしれん。


って、前に進む気があるのか不明。(笑)



きみがメールくれないのは、やっぱり、いつでも連絡とれるって思ってるから?
それとももう関わりたくないから?
それとも
それとも
彼女を大切にしたいから?

それだったらいいよ。
もう関わりたくないなんて思われるのはやだけど。
彼女を大切にしたいからって理由だったら許す。

きみはそうあるべきだ。




あまのじゃくなわたしは、失恋したからってばっさり切らない。
夏だからって、明るくしたりもしない。
エアリー感も要らない。

「魔女みたいにして」



だけど安心して。
きみのお姫さまを毒リンゴで殺したり、呪いかけたりしないから。
ましてやきみを、とって喰おうなんて考えてもないわ。


きみとは関わらないようにする。
これからもいろいろ話が耳に入ってくるだろうけど、気にしない。

大丈夫。


大丈夫、大丈夫、って
ひたすら自分に言い聞かす。
力のない魔女の、必死の呪文。

やだわ。情けない。