悔しい。
今になって涙が止まらない。
いつもなら家には友達もいるし、あんまり一人になることがなかったからかもしれない。
仕事も忙しかったし。
…。
忙しさに助けられてたな。
ああ、今になって一人で号泣するなんて…笑
これは、なんの涙だろう。
もう、いくら泣いたって、なんの意味もないのに。
きみはここにはいない。
わたしの知ってるあの家にもいない。
知らない街で、知らない部屋で、知らない女の子と、
あぁ、違う、嫉妬じゃない。
そんなんじゃなくて、
きみを好きだったわたしを憂いて涙が出る。
思い出してた。嬉しいことがあって、すごく幸せな気分でチャリぶっ飛ばして帰ってきたこと。
きみのために寝ないで何日も引き籠って製作したこと。夏休みもお正月休みも。
それが幸せだったこと。
きみのためじゃないか、きみを好きなわたしのため、だ。
きみを好きなわたしがすきだったし、きらいでもあった。
自分を無くすくらい好きだった。
きみが好きだった。
きみが好きだったんだよ。
好きだったんだ。本当に。