雪組公演みました。
望海さんのすばらしさは、みなさまご承知のとおり。
私は個人的に、まあやちゃんの次から次へと披露されるとんでもない才能にノックダウンでした。
上田久美子先生の
(私はじめて、先生の作品で途中で寝てしまった!)
fff。
謎の女のまあやちゃん。
針の穴に糸を通すような、という表現通り、ピンと緊張した静かな声。でも、よく聞こえる。
そして、ヴェートーベン本人にしか聞こえない声なのだということもわかる。
ダークでミステリアス、かと思いきや、ピンクのエプロンをしたふざけた死神のような姿もあり。
高笑いをする高慢な女でもある。
どれだけ私たちに見せていなかった顔があるのよ…と驚きました。
雪組で、望海さんと組んだからこそ、ここまで才能を伸ばすことができたんだと思う。
でも、この人宝塚でなくてもよかったんじゃあ?という気も正直したんだけど、どうなんでしょうねえ。
ショーのシルクロード。
まずは、どうでもいいけど、娘役さんのお腹の美しいこと。
節制と努力の賜物ですね。
で、まあやちゃんのラップ。
あれ、何ですか?
すごくないですか?
私、宝塚のショーであんな歌聞いたことないんですけども。
歌が上手いどころではない。
あれで、今後のタカラジェンヌは求められる音楽のジャンルがとんでもなくぐーんと広がってしまいましたね。
娘役に超絶スキルがあれば、ぜひこれからも活躍の機会を設けてほしい。そのほうがショーが絶対おもしろくなります。
最後に、ふたりのデュエットダンス。歌を封印したダンスだけ。
これもよきかな。
真彩希帆。
かっこよかった。