12月22日午後4時の回のライブ中継を見ました。

タカラヅカスペシャルのライブ中継は昨年に続いて2回目。

生で観劇することはかなわないでしょうから、ライブ中継は本当にうれしい。

 

今年は、星組がお休みでしたが、各組のスターがそろい、豪華な公演でした。

では、私のとりとめのない感想を・・・。

 

花組

みりおさん(明日海りおさん)のラスボス感がすごかった。

トークでは、自然体ではありましたが、しきり役?を任されてましたし、歌では、場面ごとの最後に現れ、朗々と歌い上げるその姿には、なにやら理事ばりの貫禄すら感じました。

花組のみなさんは、組コーナーでは、今年の公演の曲を披露してくださいました。ちょっとおとなしめ、という印象でした。これは花組だけでなく、他の組もですが、大劇場に加えて別箱公演の主題歌も歌っており、初めて聞く曲が多いからそう感じたんでしょうね、きっと。

スクリーンには常にその組の3~4番手あたりまでのスターが映ってましたので、れいちゃん、あきらさん、ちなつさんのお顔がよく見えました。

タカスペはショーだから、歌って、踊るショースターが目立ちます。

そういう意味では、れいちゃん、あきらさんのように、ちなつさんももっとアピールしてもし足りないことはないのにな・・と感じた次第。

 

月組

たまきさん、イメージ的にはショーよりもお芝居の方。

でも、ショーでは登場すると、場面が明るくなります。やはりトップとしてのオーラなんでしょうか。

月組は、みやさん、れいこさん、ありちゃん、とそれぞれ持ち味が違っていて、見てて飽きませんでした。

タカスぺでは、みやさん、ありちゃんの印象が強く残ってます。

みやさんは、トップになってもいいんじゃないの?と思った。

ありちゃんは、光っていた。

れいこさんは、きれいだった。でも、ショースターではないのね。

 

雪組

だいもんの歌は全出演者のなかでぴかいちだったと思いました。

でも、トークではかわいかった。

組コーナーで来ていたピンクの衣装がとてもよくお似合いだった。持ち味が花組なんだなあ、と妙に納得してしまいました。

さきちゃん、しょうくん、あーさがよくスクリーンに登場してました。さきちゃんは2番手だから置いといて、私がおおっと思ったのは、ひとこちゃん。目を引きましたね。

 

宙組

雪組とともに、宝塚は変わり続けている・・ということを感じさせてくれた組です。

まあさまはもう東宝に行ってしまいましたから。

真風さんは、すでにトップのお仲間になじんでました。この方、会話上手ですよね。前から思ってましたが、真風さんはトークを上手に膨らませてくれるので、聞いてて楽しいです。まあ、見た目でも楽しめますけども。

そして、キキちゃん。あいちゃん、ずんちゃんなど。スクリーンで見てても、宙組のスタイルの良さが際立っていて見応えのある組だなあ、と思った次第。

 

専科

理事と黒燕尾のナンバーがよかったです。パリっぽくて(笑)。

専科の方はそもそも人数が少ないうえに、ショーマンばかりではないように見受けられるので、若手のサポートがあると安心してみていられます。

 

デュエット

だいもんとゆきちゃんの「あなたがいるから」が一番好きでした。歌の世界にどっぷり浸れた。この組み合わせにこの曲を選んだ藤井大介先生さすが!よかったです。

 

衣装

タカスペの衣装は変わらないんですね。あまりに、前にみたことのある衣装ばかりで驚きました。

 

娘役トップ

それぞれによさがあって、いいと思うし、いい具合に個性がばらけているところが、またいい。相手役と組むことで、さらに魅力が増しそうな娘役ばかりだな、と思いました。

 

世代交代を少し寂しく思いつつ、新スター誕生の興奮に心が躍った公演でした。