数日前の5月27日は、ロシアバルチック艦隊を破った日です。


日本海海戦は日本人が歴史で習う言い方ですが、世界史的、国際的には対馬沖海戦と、言われてる。


20倍以上の国力を持ったロシアと戦争して勝った訳ですが、勝ったのは旅順要塞陥落、ロシア極東旅順艦隊全滅、バルチック艦隊及び第三艦隊を撃滅、奉天開戦での勝利です。

このまま泥沼に嵌まってたら日本人は飢え死にするだけでした。

戦費が無いのです。


勝てた理由は、大英帝国ことイギリスとの同盟と、ロシアと日本の停戦を仲介したアメリカ合衆国が関与していたからです。

大東亜戦争、太平洋戦争は日本は孤立無援でしたからね。


みかたが居るといないので、雲泥の差ですからね。


別の見えかただと、

つまりは、日本はイギリスとアメリカの代理戦争をしていただけです。


代理戦争っても生身の日本人が死に怪我して病に倒れた英霊達を冒涜するつもりは毛頭ありません。


日本人が戦争するのは全員の気持ちが無ければ、勝てなかったのです。


幕末から開国して明治政府の基、中央集権

国家としては貧乏暮らしの国家でしたからね。


富国強兵政策の強兵が先行していて国民の貧困さは想像出来ないとは思いますよね。


軍隊に入れば銀シャリが三度も食える❗

徴兵制度だけでなく志願兵制度もこれです。

銀シャリとは白米の御飯です!

当時の一般的暮らしなら銀シャリなんてのは贅沢三昧です、粟、稗、麦、大根飯など

玄米や、豆、芋などを主としていて白米はほとんど無いのが現状でした。



お蔭で明治、大正期の兵隊さんほど脚気に悩まされています。江戸患いもそうです!


白米ばっかり食っていると、脚気に成ったそうです。 


庶民は、玄米、雑穀米を食べます❗


国が豊で飽食していないのに、戦争に勝てた理由は、庶民生活を犠牲にしてまで、兵隊を軍隊を造り挙げたからです。


日本の輸出、外貨を稼ぐのは絹糸と銅だけでした。

農家の女性達が製糸工場で奴隷的に働いて絹を輸出して軍艦を買っていたからです。


銅?

知りませんか?

足尾銅山です!

鉱毒で地域住民たちはほとんどが公害病に犯かされています。


この事も歴史の授業では語らない、まぁ~唯一言うとすれば共産主義者や、日本共産党くらいです。

蟹工船もその類いです。


事実ですから目を背けるのは先人達の苦労を無視する行為ですね。


それだけ日本人の気質としてお互いを助ける、それは自己は犠牲にしてもっていうほどにです。


さてと、ロシアがウクライナに侵攻していますがロシア軍が案外ボロボロつうか、 ヘッポコですけど、日露戦争もそれに近いね。


今日の本題は、5月27日ではありません❗

日露戦争の前、日清戦争が始まりです。


日本と中国が戦争していたとは、現在の若者は知らないのがほとんどでしょう。


この日清戦争は、後の日露戦争の為に仕組まれた戦争です。


要するに、日清戦争が日露戦争の予行演習だったのです。清国に勝てずに、ロシアに勝てないが基本中の基本だったのです。


先ほど外国から軍艦を買って海戦した近代的な戦争の先駆けです。

この戦争が無ければ、日本はロシア軍に敗けて植民地化されてるし、ソビエト社会主義連邦化だと国体も解体されて、社会主義同盟国としておるだろうし、ウクライナ戦争にまで、プーチン大統領の言いなりでしょうね。


日本と清国が戦争するのは、朝鮮半島の権益ですが、日本は朝鮮半島を支那の属国から完全に独立させたかった。

日本、李氏朝鮮、清国が相互的同盟国としていたかったわけですが、残念ながら


支那人は、事大主義的思想からすると自分たちは親なんだ。

朝鮮人は、俺達は兄なんだ。


日本人は、東夷、倭、弟なんだ。


この片の思想的優位性は現在でもあるから

韓国人は始末におけないわけです。


弟の国から独立させられるプライドをめったくそに思いますよね。


幕末から明治の頃の朝鮮半島ほど鎖国していた国は李氏朝鮮だけです。

日本人は、日本と同じように開国して西洋化して近代的国家を造ろうよ。 

互いに連携して欧米から侵略されない様にしようよ。

弟に言われたくない朝鮮半島ですからね。

ましてや親の支那人等は息子に言われたくないし、清国は金持ちな国家でしたからね。

貧乏な絹糸と銅しか輸出品の無い国家でしたからね。




日本人に一人の策士がいます!

彼は朝鮮半島で暴動させます、歴史では甲午農民戦争という、東学党の乱です!


朝鮮の支配階級の両班と王に重税に苦しめるられる農民を煽って一揆させる。

日本人の不逞輩達が朝鮮半島各地で暴動を繰り返すんですね。


勿論李氏朝鮮は、警察や軍隊を投入しますが、すでに内戦状態です。


すると李氏朝鮮は、清国に軍隊の援軍をお願いするわけです。


ところが天津条約と言うものがあって清国軍が、参加する際には日本軍も参加すると言う事で日本軍は明治天皇の采下をほとんど後出しじゃんけんで侵攻します。


デモをする、暴徒化させる、暴動させる、

街や商店を破壊する、略奪暴行させる、

正義のみかたが駐留軍として暴徒を鎮圧する。まぁ~アメリカ軍がよくやる、やり方ですね。

それを東学党の乱を利用して、甲午農民戦争まで拡大させる強かさとその後の戦争と、未来的にはロシアとの戦争まで認識していた日本人がいた。この世界史的な思想と思考力がなければ、5月27日の日本海海戦での勝利は無かったと言いたい。


今の官僚や政治家には未来が描けない、官僚達も硬直化しています、政治家も保守的で何も見えないのです。



歴史は暗記する学問ではありません❗

歴史に鱈レバは禁物ですが、歴史のターニングポイントや、温故知新的に考察すると現代社会でも見えるし、未来も何となく見えて来ます❗


よく歴史は繰り返されるとね、でもそれは悪い方向が似ているからです。


よくよく考察して研究すれば富国強兵の、富国は案外簡単に出来るのですが、政治家の保守的傾向で360度を見えてないのです。

日本海海戦に勝てた理由は、その前の日清戦争ですし、日清戦争をやる前には、日本海軍、日本陸軍を薩摩長州閥の悪き弊害を無くした薩摩隼人がいます!


策士、一人って書きましたが、最後にもう一人いました。


まぁ~この二人は誰か想像してみてくださいね。