刺激 | 平岡秀幸 ・ ブログで読む演技論

平岡秀幸 ・ ブログで読む演技論

京都を中心に演劇活動をしています。
演劇、特に演技について、
また世の中のことなど気になること、
考えたこと、思ったこと、見たこと、やったこと…。
色々発信していきます。

 刺激を受けるということは良いことだ。

 突然やってくる刺激もあれば、常々刺激を与え続けてくれるものもある。


 武道家日野晃師のブログを追いかけている。

 これはいつも私に刺激を与えてくれる。


 昨日合宿形式のワークショップ「武禅」を終えたところだとのこと。

 この武禅の記事も毎回刺激的だ。

 武禅の前にはヨーロッパでのワークショップツアーがあった。

 今回はかなり長期のヨーロッパツアーだったが、中でも刺激を受けたのが、オランダでのバレエダンサー相手のマンツーマンレッスンだ。

 ブログからそのレッスンの濃さや緻密さが読み取れる。


 私が受けている普段のワークショップとはまるで違う。

 それは当然のことだが、そんなレッスンの場に身を置けることがうらやましい。


 私も俳優教室などで、そんな緻密な稽古をしたいと思うがなかなかそこまで行けない。

 教えるだけではない、俳優としての自分自身にも、そんな緻密さを求めなければいけない。


 そんな刺激を、なかなか活かせないでいる。

 私にとって刺激を活かす場は、やはり舞台の上だ。

 最近舞台に立つ機会がない。

 昨年の秋の劇研の公演以来だから、一年間舞台に立っていない。

 フラストレーションも溜まっている。


 この11月に公演をするつもりでいたのだが、準備不足で流れてしまった。


 一昨日嬉しい刺激もあった。

 奈良の大和郡山市に出かけた。

 小さなギャラリーでの写真展のアトラクションでパフォーマンスをするためだ。

 一週間前にちょっとした閃きがあり、良いパフォーマンスができたと思う。

 やはりなにか表現活動をしなければダメだとつくづく思った。


 車で出かけたので、レセプションではお酒は飲めなかったが、色んな人たちとパフォーマンスや美術について話ができ、素敵な時間を過ごすことができた。


 こういう刺激があるから、俳優を続けていられる。


 パフォーマンスについては、また近いうちに…。