中々一日中何もない日がないので、その日をダラダラ過ごすわけにはならない。

なので、色々と見たいものが重なっていた京都に出かけてきた。

本来は一泊で行きたかったのだが、春休みや円安もありホテルが全然ない。

無いわけではないが、価格がバカ高い…。

なので、ジパング倶楽部を使って日帰り企画。

行程としては、

東寺→三十三間堂→六波羅蜜寺→京セラ美術館

本当は京セラ美術館の後にももう一つお寺に行きたがったのだが、時間切れとなった


〈東寺〉ここには真言宗の開祖・空海が構想し作成したと言われる立体曼荼羅を観る

構想したのは空海と言われており、奈良時代の後半に作成されたとされ、鎌倉時代にはあの運慶が修理を施したと言われる。


〈三十三間堂〉あまり有名ではないお寺で正式には蓮華王院(れんげおういん)といい天台宗の古剎。

ここにある仏像は全て国宝で、長大な本堂には1,001体の千手観音像が安置されている。本尊千手観音像坐像は運慶の長男・湛慶作で、1,000体の立像の中には、運慶の物ある。慄然と安置されている観音様はそれはそれは迫力があり圧巻である。



〈六波羅蜜寺〉こちらには2022年に東京の国立博物館にも展示された、空也上人の立像がある。


しかしこちらには、運慶作の大日如来像やその運慶と長男湛慶の肖像坐像もある。ゆかりがあるのは空也上人を の作者は大仏師運慶の四男の康勝だからだろうか。大変興味深いのは如来像の内部をMRIで撮影しており、他の運慶作の仏像と同じく、水晶や宝塔や経典などが内部に納められていることがわかっている。

〈村上隆・もののけ京都展〉
さて、光線を遮っているお堂の見学から一転、何とも華やかな個展を見てきた。






大仏師運慶作の仏像を巡り心穏やかに癒され、最後はこんな艶やかな世界観を観つつ、また東京に帰って日常をしっかりと過ごそう。

それには痛めた右膝回復が不可欠だ。