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dot itemのブログ

ロックバンド「dot item」のオフィシャルブログ!!!

平成25年のお話。


この頃は平成24年末からニューアルバムに向けた新曲作りを中心に活動していました。


当初の予定では夏あたりに発売と言う形だったんですが、最終的に発売されたのは平成25年10月30日(水)


これが全国発売での流通となりました。


前回も書きましたが、この年はプリプロだ~レコーディングだ~~写真撮影やら~ライブもペースを減らさず、MV撮影だったり忙しい1年になっていきました。



この年の動きは結構知ってるかとは思いますが、年明けいきなり気合の自主企画を開きます。




平成25年1月26日(土)



もうこの回は実際に見に来られた方も多いのではないでしょうか?



場所は新宿Birth。



というかイベント計画段階では新宿HOLIDAYという名前でした。



でもね、告知したり、バンド集めたりなんやかんやして、年が明けたら急にBirthって名前に変更してましてね(笑)


ビックリしましたよね(笑)


この回はね、.itemがきちっと地力を見せるためにダレないように己らを引き締めるために開催した回であります。


そしてこの回はすごいアクシデント勃発!



出演予定だった、spin out jennyが当日身内の一身上の都合により出演キャンセルとなる事態に陥りました。


いや~当日の朝急遽連絡が入りましたのでかなり焦りましたよね!



そしてこのままspin out jennyは帰らぬバンドとなりました・・・


が、余談ですが最近耳にした情報によるともうすぐ復活するかも?なんて情報も入ってきてます。


そんな流れだったもので急いでキャンセル告知ともろもろ準備に追われます。


タイムテーブルの見直しとか色々ありましたが、この日は良いバンド揃い踏みでしたので、問題なくガッツリできました。



そしてオープニングアクトはここからアコースティックではなくバンド単位でやることになります。


出演バンドの曲を1曲づつカバーしてやる!


というもの。


出演バンドの魅力を微力でも伝えられたらいいなぁってのと、リスペクトの精神と負けねーぞこの野郎の精神も込めてやらせていただきました。


そんなO.Aの セトリがこちら!


1. Rusty Murder(Act RHYTHM)
2. ヘルシー(killow)
3. アンドロイド(spin out jenny)
4. 焦燥歌(ジルバ)
5. elem-5/6/7(ulma sound junction)


いろいろ試行錯誤メンバーで考えて考えて敢行したO.Aも幕が開いた時のお客さんの多さにびっくりしました。


あの人の多さと自分たちの曲じゃないものをやる現実が結構緊張したりしました(笑)


ちなみにこの日はスペシャルゲストで1回だけご一緒させてもらったことのあるあのSEX MACHINEGUNSのギターボーカル・ANCHANG率いるバンド!


ザ☆メンテナンス


が出てくれたんです!


メジャーのジルバも出てくれたりと、かなりの豪華メンツ。


正直チケット代2,000円は失敗したな、と今でも思ってます(笑)


そしてメインバンドのdot itemのこの日のセトリがこちら!


1. jap
2. ピンクスパイダー
3. Carnival
4. Solitude
5. Lost
6. Fake
7. ブラフモンスター

en1. delight
en2. soldier


すげぇ色んな人が力を貸してくれて。

色んな人からパワーもらって。

築きあげてきたものを惜しげもなく貸してくれて。

素晴らしいイベントにすることが出来ました。


そしてそんな最強な1日を作り上げてくれた出演バンドはこちら!


・killow
初の出演!ORGASMで出会い、ボーカルのショウ君とK.O.様が意気投合!
この頃はメンバーの入れ替わりが激しい時期だったので、難しかっ たと思うけど、快く力を貸してくれました。
新生killowはめちゃめちゃカッコよくて!
必ず近いうちにまたやろう!って誓ったんですが、この半年後解散してしました。



・Act RHYTHM
出会って1年くらいの可愛い後輩たち!
彼らのイベントには何回もお呼ばれしててようやくうちのイベントに出てもらったんだけど、この日に解散発表。
事前に知ってはいたんだけど、やっぱり寂しかったな。
でもすごく輝いてました。
後輩が先にいなくなるのは悲しく寂しかったなぁ・・


・ulma sound junction
5回目の出演!
このバンドが1番説明不要ですね!
解散イベントにも出演快く承諾いただいてます。
ホントに最高の仲間です。


・ザ☆メンテナンス
説明不要でしょう!
青春時代に聞いていた空気そのまんまでしたね!
素晴らし過ぎるあのメタルシャウト、あの動き。
凄かった!


・ジルバ
ひょんな事がきっかけで何回か一緒にやったんだけど、ひとめぼれしました。
映画の出演で忙しかったにも関わらず出演していただきました。
似て非なるバンドなんだけど隣り合わせに感じる。
メジャーで活躍してる底力はやっぱり半端なかった。
最高でした。


どのバンドもかっこよかった。

どのバンドも素敵だった。

出て欲 しいと思って想像したライブをどのバンドも圧倒的に超えてくれまして。


デカい想いがひしひしとはち切れそうになるくらいでさ、もうジルバまで見終わってこれでこのイベント終わっても満足だなって。


それくらいヤバかった。


そんなイベントでした。


来てくれた皆が帰り道幸せになれるようなそんな空間を作れたと思っています。



その後もラジオ出演、ネット音楽ニュースにピック アップされたり、いろんな事も起こりました。


この頃にはネットでいろんなライブ動画を見れるようになったり、ネット関係にも少しづつ力を入れ始めた年でもありました。


長時間ライブも何回もやらせていただきましたしニューアルバム発売に向けて準備万端でした。


そして、このニューアルバムのレコーディングの仕方もORGASMと関わった事により、今までとは違う方法でレコーディングをしたのもあり高音質でよりリアリティな素晴らしい音源が完成しました。


自信初のMusic Videoも完成しました。


そして9月をもってレーベルの意向もあり


『.item』→『dot item』


にバンド名表記を変更しました。


満を持して発売したニューアルバム

『Liberation』

収録曲
1. antipathy
2. Trip Trap
3. Solitude
4. 追憶
5. Penetration
6. soldier
7. ブラフモンスター
8. delight


ここでニューアルバムに収録されていた新曲を紹介


◆antipathy
水面下で作った新曲第1弾。
平成24年12月には完成してましたかね?
攻撃的な歌詞にdot itemらしい楽曲。
アルバムのリードトラックにも抜擢された曲。
K.O.様らしさが出た社会に対する時事的な攻撃的な歌詞は読み応えあり。
dot item流王道ロックナンバーです。


◆Trip Trap
水面下新曲第2弾
25年2月に完成でした。
曲の世界観としましては、久々のdot item流(というかK.O.様流?)男と女の色恋沙汰を表現した歌詞になっています!
疾走感溢れるリフにノリの良いリズム。
ライブで盛り上がる1曲となりました


◆Penetration
水面下新曲最終章第3弾であり、dot itemとして発表した最後の曲ですね。
プリプロが始まる3月のギリギリで完成しました。
ミドルテンポのハードロックナンバー。
dot itemにはあまり無いタイプの楽曲ですね。
歌詞は人を鼓舞する・強く生きるという事がテーマ。
ライブではバラード的立ち位置でセットリストに組み込まれることが多かったですね。



そして平成25年11月3日(日)


レコ発イベントですね。


場所は新宿Birth。


この回はね、知っている方も大勢いらっしゃるかと思いますがdot itemの記念すべき全国発売ニューアルバム『Liberation』のレコ発イベントでした!


レーベルORGASMとの共同開催と言う形でした!


この日よりは前にCDは各CDショップで発売されていたのですが、この日ご購入いただいた方には先着でリードトラック『antipathy』のMusic VideoのDVDがついてくる!!


という特典付きでした!


ホントにたくさんの方に買っていただきまして、ホントに感謝しております!


そしてオープニングアクトはこの回も前回同様で出演バンドの曲を1曲づつカバーしてやる!!


というものをやらせていただきました!


出演バンドの魅力を微力でも伝えられたらいいなぁってのと、リスペクトの精神と負けねーぞこの野郎精神はコンセプトとしては変わりません。


そんなO.Aのセトリがこちら!


1. ナスカ(discourage)
2. Fly high(HUMAN SPIRITS)
3. Fly to the moon(DAVA)
4. イデア(ulma sound junction)
5. 21th Century Urban Beat Rock(frAgile) 
6. Flash world(New End Birth)



何回やっても慣れないと言うか・・・


スーツ着てないし、


自分たちの曲じゃないし、


当たり前なんだけどオリジナル曲に比べると体になじんでないし


・・・緊張しました(笑)


誰とは言いませんが、やつらの曲がホントに俺らを困らせました(笑)


文句じゃないけど(笑)



そしてdot itemのこの日のセトリがこちら!


1. soldier
2. antipathy
3. Trip Trap
4. Solitude
5. delight
6. Penetration
7. Revenger

en1. Carnival
en2. ブラフモンスター



確か誰かの一言で確かアンコールはFakeをやる予定だったのが急にCarnivalになったんだよね(笑)



そして大切な1日に集ってくれ祭りを作り上げてくれた出演バンドはこちら!



・HUMAN SPIRITS
久々の出演!色んなトラブルを乗り越えてこの頃また活動し始めたところで頼りになる兄貴バンドが出演してくれました!
時間ギリギリまでアコースティックかバンド形態か決まらない状況でしたが、無事にバンドで出演することが出来ました。


・DAVA
昔、スピン兄さん達の企画で出会ったバンドでORGASMで再開!
珍しく俺らから出てくださいとオファーを出す前に出させてくださいと逆オファーをもらいました(笑)


・discourage
ORGASMで出会った奄美大島出身のバンド。
出会ってからすぐに仲良くなり、彼らの企画にも出させていただいたりとしてもらい、ようやくこの回でうちの企画に出てもらえる事になりました!


・frAgile
イノセントミュージック時代に出会い、仲良くなり、しかし事務所を辞めた時に疎遠に。ここもORGASMのイベントで再開。
音楽性は結構変わっていましたが、歌謡ロックがかっこいいバンドに良い方向に変わっていました!


・New End Birth
渋谷のライブハウスで出会い色々関わっていきたいですね!
と言ってようやく再び絡めたね!って言ってたところでこの日で解散。
とても残念でしたね。
この時は3か月もしないうちにうちが解散発表することになるとは夢にも思っていませんでした。


・ulma sound junction
6回目の出演!
説明不要ですね!
近々有名になっていくと思いますよ。
ホントに最高の仲間です。



本当に最高のファミリーと最高の仲間とORGASMに支えられてとても良いイベント&レコ発となりました。


感謝の言葉しかないですね。


本当にありがとうございました。





そして、年明け平成26年。



レコーディングをして、新たなCDを発売すると言う話も決まっていたんですが・・・



平成26年1月26日発表



ご存知だとは思いますが



dot itemの解散が決まりました。



色んな理由もありますが、一番は精力的な活動をしていく事がメンバーの一身上の都合により困難になりました。


ここまで足掛け13年間立ち止まることなく積み上げてきたものはメンバー誰が欠けてもdot itemとして成り立たない事は暗黙の了解であり、当然のことでした。


だから、活動休止をして、落ち着くまで待つとか、ペースを落として活動をしようかと言う案も出たのですが、


それはもはやdot itemじゃないんじゃないなと。


趣味でやるとか、中途半端になって活動をするバンドじゃないなと。


全員が本気でマジメだからここまで来れたし、続けてこれた。


中途半端になってしまうのなら、潔く去ろうと。


dot itemが解散するなんてつい1か月前までメンバー全員思ってもいませんでした。


どんなに苦しくても、負けずに立ち上がってきました。


たくさん喧嘩もしたけど、その度に絆が強くなっていきましたし、何よりdot itemの音楽と、バンドの生き様と、メンバーが大好きでした。


『このメンバーじゃなきゃとっくの昔に辞めてたよな。』


そんな事も良く言ってました。



20代の情熱をすべて注ぎ込んできました。



最後までdot itemがdot itemであり続けるために決意した解散。



潔さもまたそれがdot item。



解散が決まった後もdotらしいステージを披露し続けました。


そんなライブもいよいよ残すところ1本。


自主企画による解散ライブで幕を閉じさせていただきます。




◆6月7日(土 )@Birth Shinjuku
【dot item解散~last outsider's carnival~】
adv \2,500- door \3,000- +1drink
OPEN 17:00 START 17:30


17:30~ HUMAN SPIRITS
18:15~ discourage
19:00~ アプレエスエコール
19:45~ ulma sound junction
20:30~ dot item





13年間の感謝を込めて。



解散でも変わらず勇気づけるために、俺らはステージに立ちます。



泣くなとは言わないけど、せっかくだから楽しんでほしいな。



俺らは自信の決断に後悔はないから。


俺らは最後までdot itemを、dot itemのライブを、楽しみたいから。


メンバーが大好きだから。


だから、出来たらdot itemの最後のライブを笑顔で送り出していただければと思います。



長い間ありがとう。


そして恩返しを出来なかった方、悲しませてしまった方、


ごめんなさい。


最後まで支えてくれてホントにありがとう!


バンドは終わりますが、曲は廃れることなく聴いていただければ幸せです。




この10日ほどご愛読していただいた皆様ホントにありがとうございました。



明後日、新宿でお会いしましょう。

さて、またまた時をさかのぼること、平成23年10月10日(月祝日)


場所は渋谷CYCLONE。


outsider's carnival yearの最終章!!


outsider's carnival vol.10~10th anniversary ver.final~

 

最初からやりたいことはこれでした。


10周年を祝うのに10月10日10バンドで派手に盛り上げたい!!


で、逆算すると、この年は4回やらないと!


って感じだったんです。


結果10バンドは時間的に物理的に難しくて実現できなかったんだけど、ついにやってきたぞ!


10月10日に10周年!


もう猛っちゃって猛っちゃってしょうがなったですね(笑)

 

立ち止まった事もあった。

もうステージに立ちたく無いと思った事もあった。

自分達のふがいなさに苛立った事。

死んだ方がマシだと思うくらい恥を掻いたりした。


去って行く仲間に涙を流した。


たくさんの夢を託された。

新しい出会いを喜んだ。

メンバー同士、たくさんケンカした。


何度も本気で抱き合った。

メンバーの喜びは自分の喜びで。


メンバーの悲しみは各自分の悲しみだった。


どんなに苦しい事があっても


帰る場所がある。


それがこのバンドだ。

 


そういう想いの集大成で開きました。

 


この回もdot itemによるオープニングアクトやっています!

 

ちなみにこの回のオープニングアクトは


再びK.O.様&P.E.P.E.によるアコースティック。


O.A.
アコースティック

1.BELOVED(GLAY)
2.sunset color
3.Dear...


後半の2曲は昔のdot itemのでバラード2曲をアコースティックバージョンで披露しました。

 


そしてこの日の本編のセトリがこちら


1.Revenger
2.ピンクスパイダー
3.Fake
4.Let it go!
5.delight
6.soldier
7.count down


en
1.carnival
2.ブラフモンスター

 

もう、この日はね!

 

何も言う事はありませんでした。


言葉では表しがたい。


伝えることが難しいって言うかね。


継続10年って半端じゃねーんだぞこの野郎!!!って感じですかね?(笑)


出演バンドはこちら!


・HUMAN SPIRITS
8回目の出演だったんですが!トラブルが相次ぎ出演できるのはボーカルだけになるという非常事態が2日前に発覚!(笑)
dotのメンバーが2日で必死に3曲覚え、バックバンドdot itemでのステージとなりました!どんな時もトラブルはついてきますね!(笑)

・P.ROCK
説明不要!7回目の出演!

・quadruplets
F.u.n.Kのお友達のバンドも祝福に駆け付けてくれました!ホントにありがとう!

・Film
2回目の出演!
練習スタジオ繋がりでここまで仲良くなるとはね!

・spin out jenny
こちらも説明不要!8回目の出演!頼れる先輩!

・ulma sound junction
3回目の出演!
今にしてみればこのバンドが1番説明不要ですよね!
最高すぎです!

 

素晴らしい仲間にも囲まれ、大成功を収め、10周年イベント最終章無事に完遂しました。


渋谷がホントに揺れましたね!!

 

そして追加公演的な形で12月にもvol.11を開催しました。

 

開催日時は平成23年12月27日(火)


vol.11とか言ってますが、そのうち5本はこの年にやってますね(笑)

 

場所は新宿Birth。


当時は新宿HOLIDAYという名前でした(後々ライブハウスの名前が変わりました)。


outsider's carnival yearの最終章は終わったんですが、
10月10日に祝いに来てくれた昔からお世話になってる関係者様から、
あまりに良いイベントだったので久々にうちの関係のライブハウスでイベントやろう!
お声掛けいただきましてね。


なので、言ってみれば思いがけぬ10周年記念のoutsider's carnival の追加公演みたいになりました(笑)


outsider's carnival vol.11


そんな流れだったもので、開催に当たる準備も少なく、急いで準備!

急いでブッキング!


告知!

とかもろもろ焦り気味でした(笑)


その前の4本は1年がかりでやってたもんだったのでね、思わず比べちゃうとかなり大変でした(笑)

 

で、4本と違ってオープニングアクトも準備できず・・・

 

しっかりバンドが揃ったのが唯一の救いでしたが、急だったのもあり10月10日に比べると明らかに見劣りしてしまう客入りのイベントになってしまいました。


ま、でも楽しかったんだけどね!

 

そしてこの日のセトリがこちら


1.jap
2.ピンクスパイダー
3.soldier
4.delight
5.Solitude
6.count down

en1.Fake
en2.ブラフモンスター

 

出演バンドはこちら!

 


・Film
3回目の出演!
練習スタジオ繋がりでここまで仲良くなるとはね!
この回はオープニングアクトが無かったのでガッツリトップ!
でも最高のライブをかましてくれました。
そしてただいま活動休止中でございます。

・フィリア
2回目の出演!
この日も熱いライブをブチかましてくれました!

・Back Shot Robarts
初出演!
今でも仲良しなBSR!
出会いはORGASM!
ここも活動休止になっちゃったね・・

・spin out jenny
こちらも説明不要!9回目の出演!頼れる先輩!
そして、今考えると、この日のライブがspin out jennyの最後のライブでした。

・ulma sound junction
4回目の出演!
ウルマ。ホントに最高な仲間です。

 

素晴らしい仲間にも囲まれ10周年イベントホントの最終章無事に完遂しました。

 

この年はホントにこの10周年で終わってしまったくらいの勢いだったのですが、1年間ずっとORGASMにも出続けました。


そして、10周年イベント連発させたのがきっかけ!
という訳ではないのですが(笑)
12月に痛ロードに続く大きなイベントに出させていただく事が決まりました。


痛ロードとは全く関係ないイベントですけどね。


場所はYOKOHAMA BAY HALL!!


客席1000人規模と言えばイースト、チッタ以来のデカ箱ですね!


外タレとかもよくライブやったりしています。


あ、ちなみにこのライブがDVDにもなっています。

【.item Live in YOKOHAMA BAY HALL】


のやつですね!

 

ちなみにDVDのCM映像がこちら!

気になる方はちらっと見てみてください!


http://youtu.be/IQtX7kPTC7U


ライブ自体はとっても楽しく、派手に盛り上がり、ライブDVDも出来、優秀なカメラマンさんとも出会う事が出来たり、良いことづくめだったのですが・・・


イベンターの野郎がね・・・


クソなやつでしてね(笑)


某有名会社の名を語る詐欺野郎みたいなやつだったので、.item流の決別で1回限りでのおさらばとなりました(笑)


さて、そんな山あり谷ありだった10年目の平成23年に発表した楽曲達をご紹介!
この年は2曲のみ。

◆count down
5月頃に出来た曲!
ストレートなロックナンバー!勢い重視・ノリ重視的な曲で後期の.itemとしては曲構成やアレンジなどとてもシンプルでした。
シンプルゆえに【Liberation】の中に入れるかどうかの選曲に落ちてしまったのかもしれません(笑)


◆Solitude
12月に出来た曲!
count downの後に間髪入れずに連続してライブで演奏すると言う目的で作った曲。
曲の中でアクセントやリズムの取り方がたくさん変わるのでゆったりと聞こえるかもしれませんが、BPM(曲の速さを決める数値)で現すと相当早いです(笑)
歌詞は一見読むと暗い歌詞ですが、この頃の作詞者某様が○ンピースにどっぷりハマっている時期でございまして、ニコ・○ビンをテーマに書いた内容となっています。
.itemとしてはかなり珍しい詞です(笑)

 


さぁ、そして迎える平成24年。

この年からガッツリORGASMと手を結び動いていく事なります。


まず、年始にサウンド改革講座的なものをやらせていただきました。


この前の年にずっと、そりゃもう1年間ずっとやった方がいい、やった方がいいと言われ続けてきたんですが、
頑なに『うちの音は10年色々考えてきてるんだからそんな数時間のチューニングや講義で大きく変わらないでしょ!?』って言う事で突っぱねてきました。


でも1年間言われ続けるもんだから、ちょっと受けてみようかと・・


有留ひろしの本気の根気勝ちですね。


もう、ホントあの手、この手でしつこかったから(笑)


でもそれだけ本気でブチ当たってもらってたんで、ホントに感謝しなくてはいけません。

 

そして、まぁ、受けてびっくり!!


世界のO氏にご教授いただいたのですが、音に関する悩み事がすべて解決しましたね!


内容は企業秘密だらけなので、多くは言えないですが、.itemが今まで軽視してたもの、些細な事、ホントにすべてナメてました。


いつだって音には向き合ってきて真剣であったんだけど、こんなところやあんなところにこんなヒントや緻密さが必要なんだとかなり突きつけられましたね。


この日を境に.itemのサウンドは劇的に進化しました。


本人たちも驚くくらいにここからのお客さんの反応や数もバチバチに増えました。


その後も惜しみなく良い音質を求めた結果数か月後からORGASMリーダー有留ひろしに『ORGASMでNo.1のサウンドだな!』

と言わしめる位になりましたからね!


長い年月とORGASMの融合が爆発した結果でしたね!

 

そして5月にはORGASM開催500回記念にも出演!


度々持ち時間の長い50分ライブや60分ライブをやらせていただいたり、

毎月出演するORGASMもほぼほぼトリ、もしくはトリ前と言うイベントの中核を担う立ち位置にのし上がりました。


ORGASM以外の所の動きだとね・・・


まず、.itemは都内と横浜の鶴見以外のライブハウスではほとんどツアーや特別なイベント以外で出向かないバンドだったんです。

 

10年を過ぎ11年目で新たな試みを!そしてこのサウンドを武器に.itemはORGASMに毎月参戦は当然ながら、この年は都内に限らずいろんなとこに行ってみよう!と意気込んだ年でもありました。


って事で、色々と定期的に足を踏み出してみようとチャレンジした年でもありました。

 

色々とアポとってあーでもないこーでもないって言ってね。

 

結局行けたのは

新潟

稲毛

木更津


位だったかな?


後は東京だけど23区内ではないと言う事で、立川もちょこちょこ行きましたね。

 

ある程度定期的に行けたのは新潟と柏だけだったな(笑)


この新潟・・・初めて行ったのは4月のことだったのでしたが、


以前に行った東北ツアーが3月で、青森で路面凍結にあい、.item号はツルツルに滑りまくると言う大変な目にあいました(笑)


その再来を避けるべく聴きこみもして、4月に決めたのに、なぜかまたもや路面凍結に鉢合わせる!


もうホントにあれね、ノーマルタイヤだと生きた心地がしないわけですよ・・・


ちょっとアクセル踏むとツル~~って・・・


もう思い出したくありませんね・・・

 

でも行く先々でかなりインパクトを残せたようで、色々とイベントに呼ばれるようになりました。


またまた大物さん達とやれるイベントなんかにもちょくちょく呼んでもらえたりね。

 

良い事も悪い事もたくさん色々と学べました。


この時にまた.itemは強くなりましたね。


後、この年で言えばそう!


しばらく変わらずに叩いてもらったマウント藤野ことじーふーさんが、他のバンドの海外ツアーに帯同することになりまして、2か月近くライブが出来ない日を送りそうになりました。


そんな時に限って良さそうなイベント振られたりするんですよね(笑)

 

てことで、.item史上7人目のドラム登場!


後輩バンドのFILMから440(よしおと読む)がサポートとして1か月半ほど助けてくれました。

 

この440と行った新潟もね、真夏なのにアクシデント発生でしたね。


夏だからツルツル路面凍結って事はなかったんですが・・・


帰りの高速でタイヤがバースト(笑)


バーン!!ってガタガタガタガタ!!

キュルルルルルルルルッ!!


マジでびっくりしましたね・・・


新潟には魔物が住んでるんだと思いました(笑)


でもこのバーストがきっかけで、秋ごろにも都内でなぜかライブの日に2回程パンクしましたね(笑)


そして秋と言えばこの年の9月に弦楽器隊の音に対する貪欲さが増長しておりまして、世界のO氏おすすめのカスタムチューンアップを3人とも施しました!


これでもさらに音がかなり良くなりましたね!


サウンドって追求すればするほど、どんどん貪欲になっていってしまって困っちゃうんです(笑)


あと7人目と言えば、最後に8人目のドラマーもいたりします。


スケジュールの都合でじーふーが出られなくなったライブにじーふーの弟子のドラマー!


岩崎氏


が1回限りで叩いてくれました!


.itemのドラムはほとんどの期間をM.T.かじーふーで構成されてたんだけど、8人ものドラマーがいたんだね。


皆ホントにありがとう!!


あ、ちなみに11月に行った新潟はようやく3度目の正直で・・・


何もアクシデントなく帰ってくることが出来ました(笑)

 

そして、この年の10月頃にORGASMのレーベルから来年アルバムを発売することが決定しました。


まだ内々的に決まっていたんだけど、ここからの約1年は新曲作り、プリプロだ~レコーディングだ~、撮影やら、ライブやら、全開で忙しい1年になっていきました。


そんな感じで次回は翌平成25年を中心にお送りしようと思います!

 

で、長かったけど、次回で最終話ですね。


あと少しだけお付き合いを!

続く・・・

またまた時を遡りましょう。


大体平成22年の終盤までいきました!


ここで、激動に変化し続けた平成21年から22年にかけて発表した楽曲達をご紹介!


◆what did you say!?
これは平成21年、最後にM.T.と一緒に作った曲ですね。
原点回帰を目標に、完成させた曲。
結果的に今までの.itemにしてはややこしい構成になってしまったのですが、メロディアスでラップを混ぜつつと言う初心を思い出すために作った曲としては、しっかりと原点回帰したのではないのでしょうか?
.itemらしい歌詞で「自らに対して立ちはだかる何者かに真っ向から喧嘩を売る」歌詞になっていますね。


◆soldier
M.T.と最後に作り始めていた楽曲が脱退の影響で長い間葬られていたのですが、たかちゃん・じーふーとドラマーが安定したころにようやく再着手し始めて完成した曲。
.item後期を支えた最強ナンバーです。
後にも先にもこの曲が一番変拍子を使用した曲であり、ラ イブでやらない日はほぼ皆無の.itemの代表曲となりました。
歌詞も.itemらしく男臭さと負けん気、力強さたっぷり。
ライブや今までの生き様そのものを表現していますね。
この曲から.itemは【ドロップD】というチューニング中心での楽曲作りをしていきます。


◆delight
こちらは上記の2曲とは違い、ミドルテンポの聴かせるナンバー。
.itemはゆったり目の曲だと失恋などの暗い歌詞が多いのですが、これは打って変わって前向きに生きていこうと言う歌詞。
.itemとしてはなかなかない感じの楽曲になりました。
作ってる最中はもっとロックな感じな曲になると思ってたんですが、意とは反しバラードっぽくなりました。


とまぁこんな感じですね。

このM.T.が脱退してからの作曲スピードは極端に落ちました。

落ちたと言うより昔より曲に対してシビアでストイックになったって言う方が正しいのかな??



そして前回の続きに移らせていただきます。

平成22年の12月23日にORGASMに初出演でした。


ここまで結成約9年。


喉が潰れたり、脱退があったりなんやかんやありながらも、ライブの迫力とクオリティと楽曲作りにはうるさいバンドで居続けた.item。


東京と言う場所を中心としてたくさんのライブをこなし、たくさんのバンドを見続けたメンバー一同。


数々のライブやイベントを体感し、

シーンを盛り上げるためには自分たちだけではなく、やはりかっこいい仲間もたくさん必要だと思っていました。


正直かっこいいバンド、良 いバンドと言うものはとても少ないと感じていました。


そんな廃れたひねくれたような感情を持つようになっていた.item(笑)


そんな時に出たORGASMがすごかった!


年末ラストORGASMだったみたいでね。


ulma sound junctionや打首獄門同好会・はしぐちかずひろなどこんなに良いバンドが一堂に出演している!


今でもこんなすげぇイベントがあんのか!


客席もパンパンだし、これはすごい!


よし!


とりあえず、ORGASMでトップ取ろう!!


第一印象こんな感じでした(笑)


リーダー有留ひろしも.itemを即座に気に入ってくれてね。


双方今後ともよろしく!って感じの出会いでした。



そうして平成22年が終わりました。


そして迎えた平成23年は.item結成10周年yearでした。


結成月である10月に10周年記念イベントをやろう!!


と!


どうせなら祝日だし、10日にやろう!


なんなら無理やりにでもvol.10にしよう!!


出来たら10バンド呼ぼう!!


も う10づくしにしよう!


と意気込んで始まりました(笑)



とりあえずvol.10にするために年に4回イベントを開催することが決定!


2月にvol.7
5月にvol.8
8月にvol.9
10月にvol.10
そしてなぜか
12月にvol.11


この年はこの企画を中心に、ORGASMに毎月出演し、精力的に動いていきました。



企画の合間合間に起きるイベントごとと共に少しづつ触れながら振り返っていきたいと思います。



まずは手始めに2月にvol.7を開催!


outsider's carnival vol.7~10th anniversary ver.1~ 


開催日時は平成23年2月6日(日)


場所は渋谷CYCLONE。



色んな事を取り入れたイベントをたくさんやって企画力もつけ、バンドとしての力も向上させようと言う気合いも入っていました。


まず、この日は前の年に密かにレコーディングしていた(結構おおっぴらだったかも? 笑)シングル『soldier』の発売日でした!


ちなみに収録曲は
1.soldier
2.delight
3.what did you say!?


そして集客やイベントをどう盛り上げるかなど色々なことを考慮して考えたうえでこの回からオープニングアクトを敢行!!



そしてこの日のセトリがこちら


1.jap
2.ピンクスパイダー
3.what did you say!?
4.傷跡(spin out jenny のカバー)
5.soldier
6.ブラフモンスター

~アンコール~
1.Carnival
2.Revenger

4曲目のカバーはスピン兄さん達との交換曲的な感じでやらせていただきました。

ちなみにオープニングアクトは


K.O.様&P.E.P.E.によるアコースティック(最後の曲だけ歌でF.u.n.K参加型)でセトリは

1. ハナミズキ(一青窈)
2. 粉雪(レミオロメン)
3. I don't want to miss a thing(AERO SMITH)


初めてのアコースティックで緊張のあまり1曲目はP.E.P.E.が派手にやりまくります(笑)


そしてこの日の出演者が!


・BLACK‐I‐SCREAM
解散してしまったu-ra-nusのボーカルが組んだバンド!
こっからまた一緒に頑張ろうな!っことだったんですが、間もなく解散(笑)
でもこの日は10周年おめでとうでサプライズでブラフを演奏してくれたり、感動のステージでした。


・FILM
練習スタジオが一緒で、たまたま対バンで一緒になったのをきっかけに急接近した後輩バンド!元々スゲーいいバンドだったんだけどそれ以上にいいバンドになってました! 
本当にいい奴らなんだよ。



・P.ROCK
もう説明不要でしょう!5回目の出演!
ここまで来てうちのイベントに出ないわけがない!


・HUMANSPIRITS
同じく説明不要なんじゃないかと!6回目の出演!
ただこの日は出会ったころの思い出の曲をやっていただきメンバー皆ウルウルでした(笑)


・spin out jenny
こちらも説明不要!5回目の出演!
こっちも出会ったころの思い出の曲をやってくれるは、追憶をやってくれるはで感動過ぎました(泣)


てことで、良い仲間が集まり過ぎましたね。



そして10周年とは関係ないのですが、5月に静岡県にあります富士スピードウェイで開催される野外フェス
【痛ロード】
に参戦することが決まりました!


このイベントはアニメ好きな方の痛車というデコレーションカーと音楽の融合って言う何とも不思議なコンセプトのイベントだったのです。


メインアクトはあのSEX MACHINEGUNS!


そして元黒夢のギター・シンさんのバンドが出演!


と言う大き目のイベントに参加することが決まりました!


5月のvol.8の企画に向けてかなり勢いづくための、そして10周年に向けたかなりの後押しになりました。


そして、この前哨戦ライブが3月に決定!


波に乗っていきそうな勢いで次々と決まるライブ。



しかし、皆様の記憶にも新しい出来事。



3月11日。



日本全土を震わせたあの震災が起きました。




3月11日当日は.itemはライブの日でした。


下北沢で行われる予定のORGASMに参加する予定でした。


もちろんイベントは中止。


あの時、K.O.様、P.E.P.E.とじーふーは一緒の車に乗って移動中でね。


あの光景は忘れられません。


M.K.とF.u.n.Kはまだ家を出る前だったので、その日会う事は出来ませんでしたが、とりあえず全員無事であることを確認できました。


そして、その後の日程でも中止になるライブももちろん出てきました。


痛ロード前哨戦ライブも延期に。


.itemとしてもこんな時にライブをやっていくべきなのか・・・


M.K.の実家が岩手で電気が供給されずに被災していることもあって、自ら辞退するライブもありました。


何が正しくて何が正しくないかの価値は人それぞれありますが、.itemとしてやれることはやはりライブで人を元気にさせる事である、と言う結論に達しまして、3月24日の渋谷CYCLONEを皮切りにライブ活動を再開させていただきました。


世に音楽の素晴らしさを伝えることが、強く生きることを伝えることが、俺らの至上の命題であると思いライブを始めました。


特にね、soldierはやるべきかどうか迷いました。


だってサビの歌詞に【震源地はここだ!】って出てくるからね。


結局意味も違うし、俺らがこの曲をやる事の意味はそういう事じゃないと言う結論でやらないという選択肢は選びませんでした。


5月に開催された野外フェス【痛ロード】も震災の影響が大きかったという話で、来場者は見込み者数の10分の1にも満たず・・・


その代わりって訳じゃないんだけど、このイベントでは.item初のニコニコ動画の生放送に生ライブ出演しました。



総閲覧数100,000とかだった気がします。


.itemは出演時間が遅めだったので、この生放送を楽屋で見てたんですが、出るバンド出るバンド・・・叩かれまくっててね(笑)


『よし、どうせ叩かれるなら、思いっきり叩かれに行こうじゃん!俺ららしさ全開で行こう!』


って意気込みでやってね。


結果から言うと、意外にもかなり称えられました(笑)


でね~ニコニコ見てる人たち、ネットを使うのが早くてね~


ホームページはどこだ!

とか

CDはどこで買えるのか!

とか色んなものが殺到!


しかしこの頃.itemはwebをすごく怠惰にしてきていました。


ホームページもあまり更新しないし、
お問い合わせのメールアドレスもちゃんと整備されていないし、

ま、とにかく今考えるとホントにダメでした(笑) 


ちゃんとやってたのブログくらいでしたからね(汗)


結構チャンス逃してたんだと思います。


この事をきっかけに、改心して色々と着手していきました。


なので、結果【痛ロード】は.itemにwebの大切さを教えてくれたイベントでした(笑)


あ、ちなみにその生放送、見たい方はこちらです。

順番にご覧ください。


http://youtu.be/zYhenfCY1PM

http://youtu.be/iZ4SUGKD8gk

http://youtu.be/UudLSDVzM3o



痛ロードが終わり、すぐに結成10周年記念yearの第2弾!


outsider's carnival vol.8~10th anniversary ver.2~開催しました。



開催日時は平成23年5月7日(土)


場所は渋谷CYCLONE。



この日は10周年記念タオル!発売開始!!



思ってた以上に売れませんでした(泣)



そしてこの回も.itemによるオープニングアクトやっています!



ちなみにオープニングアクトは


再びK.O.様&P.E.P.E.によるアコースティック。


1. 三日月(絢香)
2. ギブス(椎名林檎)
3. ハナミズキ(一青窈)
4. BELOVED(GLAY)


3曲目のハナミズキは前回の企画の1曲目のこの曲を派手にやらかしたP.E.P.E.がどうしてもリベンジしたいとのことでやらせていただきました(笑)


この回はやらかしませんでしたが(笑)



そしてこの日のセトリがこちら


1. soldier
2. count down
3. delight
4. what did you say!?
5. carnival
6. ブラフモンスター

~アンコール~
1. ピンクスパイダー
2. Revenger



こんな時にも力を貸してくれ、すごくいいイベントにしてくれた仲間達がこちらの面々!


・HUMANSPIRITS
説明不要!(でしょ? 笑)7回目の出演!
しかしこの日は色 んな事からギターが急遽脱退という非常事態にもかかわらず(震災と.itemが関係しているのですが割愛します)、それでも二人で出てくれました。ベース、ドラム、ボーカルのみで。
活字で見れば、出来る訳ないじゃん。と言う声が聞こえて来そうですが…
ナメんな!凄かった…魂が補った。本当に凄かった。

・spin out jenny
こちらも説明不要!6回目の出演!
新メンバー、ノブの加入ライブをうちのイベントで。
元u-ra-nusのノブです。
凄いでしょ!この繋がり。
俺らの後輩が俺らの大好きな先輩バンドに入るって言う。
もうね、めっちゃフィットしてました。
またスピンが好きになった日でした!
そしてギターボーカル千葉さんが被災地でボランティア活動をしに行ったのですが、そのお話、すごく考えさせてもらいました。

・ulma sound junction
さぁ、いよいよ彼らの登場!この回が初出場!
ここからすごくこのバンドとは絡みまくっていきます。
何せ同い年のバンドって今までいなかったしね!
曲はもちろん素晴らしいし、テクも声も素晴らしすぎた!
そして!皆、超イイ奴!(笑)


てことで、色々な思いが渦巻きながらも大成功を収めたこの回。



そしてoutsider's carnival vol.9~10th anniversary ver.3~も平成23年8月7日(土)に開催。


場所はまた渋谷CYCLONE。


outsider's carnival yearの第3弾!




3弾目くらいになると、徐々に企画側も慣れてきてね!



かなり良い感じの1日でした。



そしてこの回も.itemによるオープニングアクトやっています!



ちなみにこの回のオープニングアクトは


K.O.様&M.K.んによるアコースティック。


1. hands(倖田來未)
2. 今夜月の見える丘に(B'z)
3. STORY(AI)


初回のP.E.P.E.の失態を見ていたM.K.ん。


しっかり仕上げてきていました(笑)


歌の選択もキーがよくK.O.様の歌も絶好調でした!



そしてこの日の本編のセトリがこちら


1. Pain
2. Revenger
3. Let it go!
4. soldier
5. count down
6. delight

~アンコール~


1. carnival
2. ブラフモンスター


10周年企画第3弾って事でね、最終の10月へ向けて弾みをつけたいイベントにハードな仲間がガッツリと集まってくれました.



どのバンドもかっこよくてね!


凄かった!



すさまじい1日!


仲間が作って、ファミリーが盛り上げた空気に俺らは出ていくだけ!(笑)


そん位良い空気でしたね~まさに理想でした。


・P.ROCK
6回目の出演!
リアルに結成当時の10年前に音楽でつなっがった兄貴たち。
この頃はメンバーが京都や三重やとバラバラだったバンドが、10年を祝しに2つ返事で飛んできてくれました。
新曲あり、定番曲ありでかましてくれました。 


・フィリア
初参戦!
この1年前くらいに出会い、だいぶ絡んできてからの出演。
お互いの企画になかなか都合がつかずやっと実現しました。
うちが呼んだバンドで初めてキーボードが入ったハードロックバンドでしたね。
K.O.様曰く『新世代ハードロック』(笑)


・spin out jenny
こちらは説明不要!7回目の出演!
新メンバー、ノブもかなり溶け込んでてね。
俺らはこのバンドの背中を見て育って来ました。
何を隠そう、俺らよりも結成時期が古い兄さん達です。
うちの企画には絶対必要不可欠でした。
この人達がいるから、こんなにかっこいい、俺らの全てを上回る先輩がいるから、俺らは続けることの困難を乗り越えてこれたんだと思います。


・ulma sound junction
さぁ、今ではこのバンドが必要不可欠です。
この回が2回目!
技術の結晶。 
音楽の真骨頂。 
独特の空気感。 
変拍子多発要注意(笑)
個人的にMCでウルマが本気モードでdotに音の喧嘩を申し込んできたのが、
嬉しくて、
カッコよくて、
鳥肌もんでした(笑)



素晴らしい仲間に囲まれ、大成功を収め、10周年イベント最終章へ向けてかなりはずみのつくイベントになりました!



そして次は10周年集大成!



続く・・・
さて、またまた時を遡りまして、平成21年。


前回、M.T.の脱退で終わりましたが、ここからしばらくdot itemの迷走&苦悩の期間が続きます。


およそ8年、メンバーが変わることなく勢いのままに走り続けてきた.item。


しかし3月に差し迫るツアーに向けて早々にドラムを決めなければいけない。


焦りましたし、正メンバーでやらなければいけないと言う概念が頭の中にあったのでしょう。


それにこだわりすぎ、探しても、声をかけても、決まらず。


焦りに焦るメンバー。


そこにK.O.様の仕事先にひょんと現れた1人の女子。


北海道からドラムで食っていくためにスティック2本しか持たずにいきなり上京すると言う変わりっぷりで、ドラム経験1年ほどと言う若い20歳の女子。


根性があって、ドラミングが派手で様になっててね!


本人もやる気があったので、即採用しました。


これで、無事に、ツアーに行ける!


3代目ドラムY.u.n.Aの誕生でした。


内心すごくホッとしました。



しかし、プロではないにしろ、続けてきた8年間。


それ以前にメンバー各自、楽器を続けて10年以上。



一方初めて1年ちょっとのドラム。



差があって当たり前。


しかしどうにかして自分たちのレベルまで引き上げていきたいメンバー。


もちろんそんなにすぐにレベルが上がるはずもありません。


初ライブがツアーってのもなかなか酷な話ですよね。


ツアー自体は一緒に回った後輩バンドu-ra-nusがいてくれたおかげもあり、楽しく回る事は出来ましたが、良いライブは出来てはなかったと思います。


そしてツアーファイナルでのM.T.の正式な脱退。



その後もライブはちょこちょこ続けていきましたが、


リズムがよれる、
キメが決まらない、
ミスが連発する、



中にいるメンバーは気になってライブがどんどん楽しくなくなっていきました。


もめ事も増えました。


どうすればいいか答えが見つからない。


一緒にやろうと言った若い奴をそんなに簡単に切るのは俺らの筋が通らない。


完全に.itemは勢いが止まりました。


ステージに上がる楽しさがなくなりました。 


歌う事に、楽器を弾くことに楽しみを見出だせなくなってしまいました。 


まだドラム変わったばっかだからとかファミリーに説明するのも嫌でした。 


見守って下さいとか言ってたけど焦っていて、心が折れていました。


もう辞めようかとも思いました。


メンバーの欠如と言うのはこれほど重いものなのかと。


そして揉めに揉めて、苦渋の決断。


この時表面上はY.u.n.Aの自主脱退でしたが、実質は解雇でしたね。


6月Y.u.n.A脱退。


M.T.脱退からわずか4か月でしたが、この期間は地獄の4か月で、


苦しくて2年にも3年にも感じました。


そして先の希望も見えないままに決まっているライブをどうにかしないといけない。


絶望でした。


納得したメンバーとライブが出来る当たり前の幸せを俺らはここまできちんと感じていませんでした。


思えば8年の間に色んな事をやって来まし た。 



O-EASTでライブ

チッタでライブ

ワンマン

CD発売

憧れの人達とライブ

レーベルからのCD発売

TV出演

ラジオ出演... 


他にも色々。 



もう十分じゃねえか。 


そう思いました。 



最後の悪あがきとして正メンバーは諦めてサポートとしてホントにうまいドラマーの人達と連絡をとりました。



サポートでも構わない。

これでダメなら諦めよう。 

もういいじゃねぇか。 


と。


少ないながらも.itemの曲に、歌に、演奏に、パフォーマンスに感動してくれる人がいました。 


その人たちの為に終わったと思われたくありませんでした。 


だから最後くらいキレイに消えたかった。 


その諦めの状態で、最後の望みで、


面識のあったマウント藤野さん(現ドラムのじーふーですね)とスタジオに入りました。



.itemの音楽に希望と言う光が差し込みました。



今までM.T.とY.u.n.Aと奏でた.itemももちろん.itemでした。 


でもこの時は・・・

4人が深い深い絶望に追いやられて

それでもほんの少しの光に向かって

無理矢理にでも

もがいて

あがいて

ダメ元で手を伸ばして

見えた景色は 

今まで見た事の無い


4人の演奏力


一体感

何よりも

俺達はまだやれると思えました。

「自信」

「揺るぎない自信」

まだやれるどころじゃない。


このバンドに誰が太刀打ち出来るんだろうか。


そこまで思えました。


はっきりと『見ないと損します。』


そう言えると思いました。



誰よりも


M.T.に『お前が辞めたバンドはこんなに上手いんだぞ』って。 

『お前はこんな上手いバンドの柱だったんだぞ』って。 

『お前が作り上げたリズムは... 

こんなに素晴らしいものなんだぞ』って言いたかった。


藤野さんのおかげでいろんなことに気づきました。


俺らは慣れてしまっていただけだった。


近すぎて見えなかった。 M.T.の素晴らしさに。


簡単に辞めさせてしまったことを後悔しました。


よくY.u.n.Aもついて来てくれました。


こんなに難しいドラムをまだ始めて1年のガキんちょが、ライブ出来るまで成長してくれました。


.itemは焦っていたからたくさんの事を求めすぎていました。


でも継続できたのはY.u.n.Aのおかげでした。


ありがとう。




そしてここから再び精力的に動いていこうとなりました。


もう俺らは正式メンバーのドラムは探さない。


しっかり叩いてくれるうまいドラマーさん達とたくさんガッツリライブをやっていこう!!


となりました。


なので、いろんなドラマーさんと色んなライブをやっていきました。


もちろん藤野さん。


P.E.P.E.の繋がりで出会ったメタル畑のドラマー池谷さん!


M.K.がメン募サイトで見つけて出会ったドラマー松野さん!(松野さんは下の名前はゆうただったんだけど、『たかちゃん 』という愛称がつく。笑)



この3人とライブをやりました!


他にもスタジオ入ったりしたんですが、ライブをやるまでには至らなかったり、なんやら色々とありました。


池谷さんは住んでるのが御殿場だったもので、当面の間は藤野さんor松野さんって感じでライブをこなしていきました。



でもね、サポートでバンド続けて今までと変わらないペースでライブをこなしていくと言うのはなかなか大変なものでした。


まずはガッツリ自分たちの、.itemの曲を覚えてもらってアレンジして、と色々とやりました。


ピンクスパイダーを筆頭にカバーも結構やりましたね。


SIAM SHADEの『GET A LIFE』をやったり、


アベフトシさんの追悼でミッシェルの『スモーキンビリー』をやったり、


可愛い後輩、u-ra-nusの解散の日には彼らの曲『go to a hell!』をやったり。



平成21年の下半期はスケジュールの都合なんかもあり、松野さん中心のライブが多かったです。


しっかりしたドラムを叩いてもらうことにより、日本の重鎮バンド『COCOBAT』の企画に呼んでもらったりしてね、またここで改めてスキルの大切さを知りました。



COCOBATのメンバーさんにもはっきり言われましたしね。


『ちょっと前にも呼ぼうと思ってんだけど、ドラムが女の子に代わって良いライブじゃなくなったから、呼ぶのやめたんだ』


って(笑)


ストレートだわ(笑)



あ、あと、この年は仲が良かったROSERIAってバンドの企画に出させてもらったんだけど、ちょうどハロウィンでね、

『仮装してライブしてください』

ってドレスコードがあるライブもありました(笑)


いつもスーツの俺らはあえて私服でライブをやりました(笑)


M.K.が入ってからステージでスーツじゃない.itemはこの日が最初で最後でしたね。



平成22年に入ってからは藤野さん中心のライブに切り替わっていきます。


優劣をつけているわけではないんですが、人によって得意分野がありまして、松野さんはどっちかと言うと俺らのようなガッツガツのジャンルは苦手だったんですよね。


そして、4月あたりを目処にライブは正メンバーじゃないにしてもこれからは藤野さんでやっていくことにしよう。


と決めました。


もちろん藤野さんにも話しましたし、快くなるべくドットを優先的にしますよ!って話もいただいて ね!


1人に絞った方が練習回数とか、意思の疎通とか、グルーブとか色々集中できて良いんだなってこの時初めて知りましたね。


やっぱりリズムの癖とか個人個人で違うので.itemとしてはすごく勉強になったし良い経験でした。


そして、藤野さんでしっかり地に足をつけてガッツリやっていこうという意思表示の為に急遽けじめの自主企画をやることにしました。


.itemは死んじゃいない。


藤野さんとここからまた新しい歩みを!!


てことで開催されたのが


.item自主企画~outsider's carnival vol.6~


開催日時は平成22年5月5日(水・祝)




場所はまたまた渋谷CYCLONE。



史上一番盛り上がらなかった企画だったんじゃないかな?(笑)


vol.3~5が
レコ発、
ダイさんチロリンさん、
ツアーファイナル&M.T.脱退、


と名目がたくさんあったのですが、この回は何もなし!!


ビシッと気合を入れなおそうと急遽短期的準備の中で決めた企画でした。


※注意  史上一番盛り上がらなかったとは言いますが、それなりには盛り上がりましたからね?(笑)


ま、あれです、短期的過ぎて計画もブレブレでバンドもあまり呼べず、告知遅きゃゴールデンウィークはさすがに人は集まりませんよね?(笑)


当時のブログを読み返すと、表面上は強がっちゃいますが、かなり不服でした。


まぁ、まずうちの企画のコンセプトの一つである

【自分たちがかっこいい!すごい!と思うバンドをたくさんの人達に見て欲しい。】


このたくさんの人たちに見て欲しいと言う部分があまり達成できていませんでしたのでね。


悔しかったです。


かっこいいバンドが、良いバンドが、仲間が俺らの為にわざわざ来て力を貸してくれてるのに、今まで一番ダメじゃん・・・


て思いながらね。


また、この日をきっかけにイベントに対する考え方などもだいぶ変わりましたね!




そしてそんなこの日のセトリがこちら



1. jap
2. Carnival
3. soldier
4. delight
5. ピンクスパイダー
6. What did you say!?
7. ブラフモンスター

アンコール
1. 追憶
2. Revenger




そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!


・P.ROCK
これで4回目の出演。
何があっても俺らを支えてくれ、イベントを支えていただきます。
今まで見たP.ROCKの中でこの日が一番かっこよかった!!
まず悔しかったポイント1番目です


・ジェットモグラ
同世代の鶴見時代からの仲間。
ポップなバンドだったんだけど、なんかやたらライバル関係にありまして(笑)
意外にこのバンドとは2マンやったり、揉めたり、揉めたり、もめたり(笑)
でも心では実力を認め合うそんなバンドでした。色々(揉めたり、揉めたり 笑)あって今回が初出場。
こっからたくさんまた絡んでいこうと思ってたけど、ココも1年経たずして半永久的に活動休止になっちゃいます。
ボーカルが抜けても歩みを止めずに頑張ってきてたバンドだったので、ずっと一緒にやれると思ってたんですが、こんな事なら意地張らずにもっとたくさん呼べてればよかった。
そしてすげぇ良いライブしてくれました。
悔しかったポイント2番目です。


・spin out jenny
こちらも4回目の出演!
魂に響く声、忘れられないギターリフ、心を揺らすベース、激しいドラミング! 
outsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
この日新曲『delight』のタイトルを悩んでいた俺らに、ボーカル千葉さんが歌詞を読んでふと命名してくれたんですね~
『音楽で食うんじゃなくて音楽を食う。 絶対お互いやったろうという意味を込めて』
ってね。
そして相変わらずかっこよくて・・・
当たり前ですが、悔しかったポイント3番目です。



結果的に悔しさを糧にまた.itemが仕切り直すためのイベントになりました。


当時はメチャクチャへこんでましたよ(笑)


もうバンドやめちゃおうかって位。



このドラマーサポート体制に入った平成21年の下半期から平成22年にかけてはホントに1からのスタートで新たなバンドを始めたような感じでしたので、愚直に毎回毎回必死でやっていきました。


正直M.T.脱退からしばらく経ちライブに来てくれるファミリーはリセットされたようにほとんどいなくなりました。


はたから見れば、上手くもない女の子ドラム入れた時点で
『あぁ・・・.itemは終わったんだな・・・』


って思われてもしょうがなかったと思います。


色々と経験してきたプライドもあったし、

かっこいい音楽をやっている自負もありましたが、

腐らずにライブのクオリティをあげていくことに重きを置いていきました。


COCOBATさんじゃないけど、もう2度と『良いライブじゃなかった』なんて言葉言わせなくしてやる。


そうやって積み重ねた1年半。


藤野さん、池谷さん、松野さんと過ごしたこの期間で.itemはかなり成長したんじゃないかなぁ・・・

と思ってます。



メンバー各個人も、M.T.が脱退する前と後では、ライブやバンドに対する考え方も結構変わったと思います。


そうして必死に駆け回った平成22年も終わりを迎えようとする頃・・・


.itemはORGASMと出会うのです・・・



続く・・・

またまた時を遡りまして、平成20年5月。


ミニアルバム『Pain』のレコ発自主企画outsider's carnivalのvol.3も無事に終わり、バンドといては恒例です。


CD出して、レコ発やったらツアーに回ってツアーファイナルをやる!

と言う流れ!


これも事務所と話し合って色々と決めていったのですが・・・


大阪行ったり、名古屋行ったりしたことがあったので最低そこは回りたいな!と言う事と!


最後のファイナルも企画が良かったんです。


で、わかった!色々と決めておきます!という流れだったので事務所に任せておいていたのです。


しかし実際に決まったとあがってきた案件は、

 

ほぼ都内ばかりの名ばかりの関東ツアー。

しかも東京以外は言っても、川崎1本とと柏2本だけですからね!

あとは新宿・吉祥寺・ 大塚・上野・恵比寿・代々木・新大久保・・・

ってなんだよ!!みたいに不満が募りました。


一番遠い所は自分たちでブッキングした木更津でした(笑)


しかもファイナルはなぜか相談なしにワンマンに決まっていてね。


この日程が決まっただけで相当事務所との関係が劣悪になりました(笑)


でも決まってしまったものはしょうがない!


やるしかないから全力でやらせていただいていたのですが、

事務所が適当に組んだのかよくわからないのですが、


ツアー中、ライブハウスに到着するとリハーサルをやるんだけど、またこの事務所お得意のアコースティックイベントとかに組み込まれてたりするんですね~(笑)


酷い時はライブハウスがアコースティックに特化しすぎてギターアンプないけど?


みたいなところもありました(笑)


でも頑張ってライブやりました(笑)


他にも事件は色々あったのですが多すぎてね、あぁ・・この事務所ダメなんだな~


って感じました(笑)

 


そして平成20年8月11日(月)

渋谷O-nestにてツアーファイナルワンマンライブ!!


ま、ここもまず月曜かよ!!


って日程決まった時に突っ込んだんです(笑)


とりあえずこの日に見に来てくれたたくさんのお客さんがいなかったらインディーズの音楽界に絶望してバンドはこの時解散してたかもしれません。


まさにファミリーにみんなの笑顔に救われ、まだ続けなきゃって心底思えた日でした。


そして、改めて自分たちの芯を信じて、自分たちでしっかり動いていこうと思い、事務所を辞めることをしっかり決意したのもこのライブがきっかけでした。


そんなワンマンのセットリストがこちら。


01.?(What)
02.Carnival
03.jap
04.Play boy
05.Let it go!
06.Ash
07.ピンクスパイダー
08.ブラフモンスター
09.未知なる道
10.ウスバカゲロウ
11.楽器隊セッションタイム
12.Pain
13.サスケ
14.My Last Angel
15.追憶
16.7 Sea
17.Fake
18.壁~KABE~
19.Revenger


アンコール1

1.sunset color
2.GOD JUNKIE
3.Gimmick

アンコール2

1.大和魂


アンコール4曲とかもはや短めのブッキングライブです(笑)

 

結果的にワンマンはやってよかったですね。

 

そしてきっちり事務所と決別が決定。


一瞬足が止まりましたが、しかし挫けず、5人で手を取ってまた仕切り直しで歩み始めることを誓いました。

 

で誓いついでに気晴らしも込めて、ワンマンのすぐ後に親睦会を込めたBBQ大会とか開催したりしてね(笑)


よし、これからもう1回ガンバロー!!ってな感じで気合注入しました。


そして、色々と動き始めたんですが、いきなりすごい事が決まりまして、前回Ra;INさんと対バンさせていただいた事は書きましたが、その流れでイベンターさんを通じてhide with spread beaverやGLAYなどのキーボードで活躍していたdieさんからまた一緒に何かやらない??


と声をかけてもらったんです!


うちがイベントを企画するという条件だったんですが、もうそりゃ張り切りますよね!!


話はとんとん拍子で進み再び偉大な方々、俺らの青春に影響を与えた方々と一緒のステージに立てることになりました!


開催日時は平成20年11月3日(月・祝)

 

場所はこのvol.4からしばらく渋谷CYCLONEでやらせていただくことになります。

 

hide with spread beaverの
ベーシストCHIROLYNさん
キーボードDIEさん


このお二方がユニットを組んでスペシャルオープニングアクトとして出演してくれたんですねぇ~

 

イベントタイトルもただの『vol.4』ではなくて『SPECIAL outsider's carnival』にしちゃいましたしね!

 

この日の一番のイベントはトリの.itemのアンコールで.itemとそのお二方でのコラボ演奏でした。


本物のピンクスパイダーに.itemを混ぜていただいた形。

 

いやぁ・・・すごかったです・・・


反響もとんでもなことになり渋谷CYCLONEがオープンからラストまでパンパンの状態に!


オープン前から並んでたお客さんが入りきれずにスタートが押すという事態も起きました(笑)


まさに伝説・・・

 

そしてそんなこの日のセトリがこちら

 

1. jap
2. ピンクスパイダー
3. ブラフモンスター
4. 追憶
5. Anser for…
6. Fake
7. Revenger

en1. GOD JUNKEY
en2. ピンクスパイダー(スペシャルバージョン)

 


そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!


・金閣VS銀閣
この日の為だけのスペシャルユニット!!
DIEさんCHIROLYNさん達で作られたバンド!!
マジ超かっこよかったです!!
この日だけと言っておきながら、このメンバーが楽しかったようでその後何回かライブやってましたね(笑)
全てにおいて学ばせていただきました。


・HUMAN SPIRITS
4回連続の出演ですね!
outsider's carnivalを長らく支えてくれる兄貴分バンド。
文句なしの鉄板バンド。
男の熱さ、強さ、優しさ、たくましさ。
メッセージが心まで届いた、我らが兄貴!

 

・u-ra-nus
この開催年に運命的に出会った後輩バンド。
青森から夢見てメンバー全員で上京してきた気合の入ったバンド!
まぁそんな彼らも解散しちゃうんですがね・・・
激しいサウンド!美しい高音、その中に光るシャウト!色々な視線からの歌詞でたくさんの人を魅了した、 可愛い弟達!
そんなバンドでした。

 

・spin out jenny
魂に響く声、忘れられないギターリフ、心を揺らすベース、激しいドラミング!
そして何より会場を虜にしたMC!
もう.itemの師匠です!
outsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
この回で2回目の出演。
超ハイレベルなステージ!
バンドとして、やらなければならないことを全て完遂しきってさらにあのオリジナリティ!!
メンバー一同大ファンです。

 

 

はい、そんな感じで!!

 

プロがいると周りのレベルも高くなる。

 

どのバンドも素晴らしいライブでした。


皆パンパンの会場に飲まれることなく、逆にそれを力に変えた、プラスがプラスを呼ぶハイクオリティな1日となったのでした。

 

ちなみに高校の頃からのベースヒーローと対峙できたF.u.n.Kは打ち上げでのCHIROLYNさんとの会話の影響でこの後しばらくモンハンにハマるという裏話なんかあったりなかったり(笑)

 

しかし、dieさんCHIROLYNさんの漢気や気遣いが素晴らし過ぎてね・・・


こういうかっこいいバンドマンになりたい!

と心底思いました。

 


この回は一緒にピンクスパイダーを演奏させてもらったのですが、個人的に今でも忘れない打ち上げでのdieさんの言葉


『リハーサルで俺らにビビッてたでしょ?(笑)ギターの音とかがめっちゃビビってたよ(笑)
でも本番のお前の音と立ち振る舞いヤバかったな!押されて負けるかと思ったよ(笑)』


自信につながりました!

そんなvol.4も無事に終了。


ついに平成21年に突入いたします。

と、その前に平成20年に発表した楽曲達をご紹介!

◆ブラフモンスター
こちらこの年に発表したミニアルバム『Pain』にも、新たなアルバム『Liberation』にも録り直しで収録されています。dot itemの看板ナンバー!
japに続き、世への・・・というか明らかにマスコミ批判の曲ですね(笑)
時事ネタ満載ですが、楽曲自体はのりやすい16ビートから8ビートに変わるdot流王道構成(笑)
カモン!カモン!の曲です(笑)


◆My Last Angel
dotのバラードと言うと大抵失恋の曲ばかり。
たまには前向きな幸せになる歌もあっていいんじゃない?と言う事で出来た曲!
あ、ちなみに曲調は全然バラードじゃないですよ?
ガッツガツのロックナンバー!
あ、これもdot流王道の16ビートからの8ビートナンバー!
ロックな曲で愛を語るのも良いじゃない??って曲です。


◆Answer for...
ミドルテンポでゴリゴリのリフなどをふんだんに使ったプログレチックなハードなナンバー。
時事ネタを入れない世への不条理を問う歌詞になっております。
全体的に暗めの曲調ではあるんだけど、歌詞がさらに暗黒へのどす黒い世界につれって行ってくれます(笑)
この曲のギターソロはアームやスクラッチ、フィードバックとか変な技巧満載で作ってあったので意味不明なソロだったかもしれません(笑)


さ、そんな曲達もありつつ、平成21年を迎えます。


バンド史上最大の苦難だったかもしれません。


年が開けてから仲良いバンドだった後輩のu-ra-nusと一緒に3月に東北ツアーに回ることが決まっていました。


が・・


平成21年2月5日(木)


メンバー全員にM.T.からの脱退表明メールが来ました。

わかりやすく書くと、

『体力的、精神的、年齢的に限界を感じ、これ以上は皆と同じ情熱を持って活動を続けていくことが困難であると判断し、このたびバンドを脱退することを決意しました。』

平成20年と言う年は事務所と絡んだり、大御所と派手なイベントをやらせてもらっても、音楽で食う事の壁の高さをまざまざと痛感させられた年でもあった事が情熱の衰退に結びついてしまったのだと思います。


全員愕然としました。


常々、5人のうち誰かが欠けたら.itemは続けていけないだろ!と言ってきたからです。


足掛け8年一緒に歩んできました。


高校から一緒だったP.E.P.E.とF.u.n.Kは10年。


振り向けばいつもM.T.が笑顔でドラムを叩いていて、俺らのリズムを支えてくれていました。


『解散』


必然とこの二文字が頭に巡りました。


一緒に歩んできたからM.T.の気持ちが手に取るようにわかってしまう。


しかし、ちゃんとしたメンバー交代なんてしたことなかったから、この先の存続させることがどうなるのか見当もつきません。


完全に心は一度折れました。


でも続ける決断に至ったのは、
自分たちが全力を出し切れてないと言う事や、
各個人.itemがなくなった自分を全く想像できなかったからだと思います。


最も大切なドラマーであり、それ以前に大切な、大切な友人でありました。


M.T.が居ない.itemは.itemでは無い。


「俺はお前らの背中見てれば調子も機嫌もわかる」


そんな事をよく言っていたM.T.が辞める。


辛くないわけがないです。


各自が自分を押し殺し、決まっていた2月16日(月)渋谷CYCLONEのライブでM.T.ラストライブをやることにしました。


東北ツアーもあったので、M.T.からは決まってるライブは代わりのドラムが見つからなかったら俺が叩くよと言ってくれていたんですが、


脱退騒動で混乱していたり、

変にマジメだったり、


てとこがあるでしょ?


『辞める奴と一緒にツアーなんて回ってくんなよ!』って思われるだろ!って言うひねくれた考え(笑)


だから、ツアーはなんとしても新しいドラムを決めそいつと一緒に回る!と言う決意をしてしまいました 。


見切って発表して後に引けない形にしてしまうんですね~。


うちのバンドっていつもそうなんです(笑)


良い事も悪い事も、早く伝えたくてしょうがない性分です。


この早々の決断がこの後の辛い年月の始まりとなります。


とりあえず正式なメンバーとしてのM.T.とのライブは2月16日で終わりました。

イベントでもなんでもないただのド平日のライブだったので、ツアーファイナルで違った花道を作る予定にしました。


そんなM.T.のラストライブのセットリストは初めてM.T.がセトリを決めた日でもありました。


1.壁~KABE~
2.play boy
3.Let it go!
4.ブラフモンスター
5.What did you say!?
6.大和魂
7.jap

最後のM.T.のブログより
『バラードはやらないと心に決めてました。
確かにバラードも名曲ぞろいです。
でも、僕にとっての.itemは、
「自らに対して立ちはだかる何者かに真っ向から喧嘩を売る」バンドです。
人であったり、社会であったり、運命であったり、自分自身であったり。

(中略)

これで、僕のM.T.としてのステージは終了です。
色んなところに行ったなぁ・・・

楽しかったよ。
辛かったし、苦しかった。だから楽しかった。
うまく言えないけど、充実していた、ってことなんだろうな。
本当に有難う。』

 

ここからしばらくdot itemの苦悩の期間が続きます。


が、とりあえず後任ドラムより先にM.T.のラストステージの自主企画について書かせてください。


開催日時は平成21年4月24日(金)


場所はまた渋谷CYCLONE。

 

このvol.5ちょっと変則的になっていまして(前回もやや変則でしたが)

まずこのイベントはu-ra-nusと言うめちゃくちゃ可愛がっていた後輩バンドと一緒に回った東北ツアーのファイナルで一応名目上は共同企画でしたね。


だからこうだ!

 

.item&u-ra-nus共同企画 東北ツアーファイナル
~brotherhood~


outsider's carnivalの番外編って感じですね。

 

先に話しちゃうとM.T.のちゃんとした脱退ライブもしてなかった。
だからこの頃のドラムY.u.n.Aと.itemのステージを半々で叩いてもらってM.T.の最後の花道を作ろうというのが実は本来の目的だったりしました(笑)


いや、でも、流れ的には
東北ツアーが決まる

M.T.が脱退表明


て感じだから、初めの目的はやっぱりツアーファイナルだったのかな??(笑)


なんかさよならM.T.のイメージが強すぎっちゃってね(笑)


だから.itemのこの日のライブはドラマー交代の簡易的な2ステージ制。

 

そしてそんなこの日のセトリがこちら

1. Pain
2. ブラフモンスター
3. Revenger
~M.T.タイム突入~
4. My Last Angel
5. Carnival
6. jap

en1. 大和魂

 


そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!


・P.ROCK
3回目の出演。
何があっても俺らを支えてくれ、イベントを支えていただきます。
後輩である俺らのステージを毎回全力で盛り上げてくれる熱い兄貴たちですね!

・spin out jenny
こちらも3回目の出演!
魂に響く声、忘れられないギターリフ、心を揺らすベース、激しいドラミング!
outsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
この日もバンドとの先輩としてたくさんの言葉で励ましていただきました。

・ANIMA
唯一u-ra-nusが呼んできたバンド。
初めて絡んだのが、ちょっとしんみり重い空気だったこのイベントだったにもかかわらず、すごくバカ騒ぎして楽しく絡んでくれました!!

・HUMAN SPIRITS
5回連続の出演ですね!
男の熱さ、強さ、優しさ、たくましさ。
メッセージが心まで届いた、我らが兄貴!
この日も笑顔で俺らの背中を押してくれました。

・u-ra-nus
共同開催の後輩バンド。
もっとずっと一緒に歩んでいけると思っていましたが、このイベントに出てもらえるのはこの日で最後でした。
この1年後に解散してしまいます。
絡んだのはわずかに2年足らずでしたが、たくさん絡んでホントにお互い濃い2年を過ごさしてもらいました。

 

共同企画と言いつつもほぼ.itemに投げっぱなし状態でしたので、打ち上げで少し説教も入りつつ(笑)も、イベント自体は終始M.T.の事を語るようなバンドばかりでね・・


ある意味.itemとしては節目のイベントでした。

 

と言う事でこの日8年に渡りともに歩んだ2代目ドラマーM.T.の ラストライブとなるのでした。


続く・・・

さて、またまた時を遡りまして、平成19年11月24日。

ピンポイントですが昨日の続きって事で、2度目の自主企画!

~outsider' carnival vol.2~

なのです!

 

2回目は恵比寿LIVE GATE TOKYOというライブハウスでやらせていただきました!


この頃の.itemはイノセントミュージックという会社にお世話になっており、この会社お抱えのライブハウス!みたいなとこでした。


お抱えと言うよりはここのライブハウスのイベントが当時半分くらいはイノセントが使ってるみたいな、ブッキングしやすいライブハウスだったわけです。


だからここのライブハウスでは当時結構ライブやってましたね!

昨日もか書きましたが、このイノセントの方々に.itemが主催イベントやったらどうなんの?


みたいなところから始まりました。


CD作ったらレコ発企画やるでしょ?だからそのイメージで!!


みたいな感じです。


あ、この書き方良くないな(笑)


無理やりやらされた感が出てますね(笑)


決してそうではありません!


よし!!俺らの最強のイベントかましてやんぜ!!見てろ!!


と気合入ってましたのでご安心を!!(笑)

 

そんな最強出演者たちがこちら!


・ジェニュイン
前回に引き続きの出演。
この間に解散だ!とかごたごたしてたこのバンド、見事に奇跡の復活を遂げて出てくれました!


・over ride
実はフリーペーパーも方々にお世話になっていた時の同志たち。
キャッチーなメロディにアグレッシブな楽曲と、女性ボーカルも絡められる多才なバンド!
最終的にはここも解散してしまいますが、良いバンドだったなぁ・・


・spin out jenny
ご存知の方も多いのではないでしょうか!?
この時が初参戦!
そしてoutsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
超ハイレベルなステージ!
軽妙なトーク!
バンドとして、やらなければならないことを全て完遂しきってさらにあのオリジナリティ!!
メンバー一同大ファンです。

 

・HUMAN SPIRITS
前回に引き続きの出演で、outsider's carnivalを長らく支えてくれる兄貴分バンド。
魂の塊、生命の煌き、心に響くステージ。
この兄貴たちがいたから.itemは強くなれました。


・C.P.C
千葉発のラウドロックバンド!
ツインボーカルのラップ&メロディとラウドでファンキーなビート、ヘヴィなロックサウンドのギター・・まぁうちが好きなる要素たっぷり詰まったバンドです(笑)
第一印象はお互い悪かったのが功を奏して仲が良くなるというあのパターンのやつです(笑)
「食われるんじゃないか!?」と思うほどの圧巻のライブを見せてくれました!
ここもほどなくして解散・・

 


はい、そんな感じで大盛り上がりしましたこのイベント!!

盛り上がりすぎて押しに押しまくった噂のあの日でございます(笑)


終電が無い人たくさんいました~って日ね(笑)


この日も調べたらセトリが出てきましたので載せちゃいます!!

 

1.Carnival
2.ピンクスパイダー
3.Let it go!
4.追憶
5.play boy
6.GOD JUNKIE
7.Revenger

en1.大和魂


結果押しまくりトラブルはありましたが、大いに.itemのイベントの素晴らしさを伝えられた日になりました。

 

そして平成19年12月。


当初のCITTA'でのライブが渋谷BOXXになりました。

比べちゃうと小さくなりますが、なんにせよ名の通ったでっかいとこで演るって言うのは気分がいいもんですね。


控え室もたくさんあるし(笑)


この日のイベントはこの年のレーベルイベントの集大成イベント!

だったようで、いくつかの渋谷のライブハウスも押さえて数か所で開催し、フェスのような形にしておりました。


で、メイン会場がBOXX!

 

そしてトリがなんとdot item!


一気に駆け上がりましたね(笑)

 

そしてこの日の大トリ持ち時間は60分ステージ!


新曲や、珍しくメドレー作ったり、この日限定スペシャルバージョンのアレンジを入れた曲を演奏したり、盛りだくさんのセトリでした!

1.jap
2.ピンクスパイダー
3.壁~KABE~
4.新曲(Pain)
5.ROLLING
6.Revenger ~long ver~
7.未知なる道
8.Carnival
9.メドレー・GOD JANKIE~FAKE
10.大和魂


リベンジャーはK.O.様発案の一体感上げ上げなバージョン。
メドレーは、練習の時にちょくちょくやってたお遊びを発展させてみた感じ。


この日は少し早いクリスマスプレゼントも用意してまして、実はこの年の3月に2曲だけレコーディングしてたんですが、作ってたら、すぐに事務所と接触。

なんかドタドタのまま忘れ去られてしまったのを、ここぞとばかりの来てくれた皆さんに配る無料配布音源にしました!


そんな無料配布音源は100枚限定

2曲収録
・Carnival
・Let it go!

これも配布終わってもうありませんのであしからず!


そんな告知もあって会場はパンパン!!

なんにせよ、1曲目のjapが始まったときの皆さんの歓声!!

カッカッカッカッ
デレレデレレデレレデレレデレレ~♪
うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

↑こんな感じ(笑)


あれは 結構忘れられないですね(笑)


この日は時間が押せ押せで、終了後は速攻で片付けやんなきゃならなかったので来てくれた皆さんと一切しゃべれなかったのと、ホール撤収自体も迫ってたので、半ば皆さんを追い出す形になってしまったのが唯一の心残りでした。


そしてそのことについいて、事務所と大喧嘩!


と言うか一方的なクレーム!!


ま、俺ら出演者も着替えすらできなくて、外で着替えさせられたりしましたからね!


そりゃ怒りますよね!


そしたら、ここで意外な展開。


ミニアルバムを作ることは決まっていましたが、今日のロングのライブがあまりにもよかったから、2月にCITTAでライブやりましょう!!

ってな話に!


いや、おい!

嬉しいけど、急だな!!(笑)


みたいな感じでしたが、とりあえず、喜びましたね!!


で、年が明けて平成20年1月。


レコーディングや収録曲の事などの話も進めながら、CITTAに向けた準備も!


と言うか話が進むにつれて、CITTAでもdot itemが60分ステージでトリだと言うんです。


え?


と、そこで怪しい雰囲気。


何かのイベントに押し込んでもらえたのだとばかり思っていたのですが、ふたを開けると事務所のイベントをただただCITTAでやると言うだけ。


おいおい!

1200人もキャパのある会場で。


どれだけの集客を見込んでいるのか??


と言う不安もありましたが(この不安は的中する 笑)、とりあえず決まったものはやるしかないのでね・・・


1月に1本渋谷のクロールで60分ライブをやらせてもらい、いざ臨んだ、

平成20年2月22日(金)!!


dot itemはEASTに続き、CLUB CITTAにも出ました!


なんにせよ有名アーティスト御用達の有名ライブハウス!

テンション上がらないわけないでしょ!


モニターの返りは抜群だし、
自分の音が気持ちよく広がる感じがわかるし、
空気多いし、とてもやりやすかった!
控え室が多く、広いのもGOOD!

ホントに俺ら、控室にうるさいね、てか俺?(笑)

 

で、結局この日のイベントがなんと信じられない事に、事務所所属のアコースティックアーティスト4組にトリがdot itemという訳のわからないイベントになっていました(笑)


あの広い空間にパイプ椅子がザーーッと並んでてね(笑)


なんでやねん!!


って思いきっり突っ込みたくなりましたが、もうやるしかありませんので、残念ながらパンパンには出来ませんでしたが、ガッツリやらせていただいたのでした!

元々ロックよりもポップなアーティストに長けた事務所ではあったんだけど、ここまでやられるとただの嫌がらせにしか感じませんでした(笑)


で、この日のセトリがこんな感じ!


1.Pain
2.ピンクスパイダー
3.jap
4.Let it go!
5.追憶
6.play boy
7.新曲(ブラフモンスター)
8.Revenge
9.Ash
10.Carnival
11.GOD JUNKIE
12.大和魂


思う事は沢山ありながらも何とか無事にCITTAのライブも終了!


とりあえず、リリースするミニアルバムに向けたレコーディング頑張ろう!

と言う事になりました!!


そして平成20年3月はニューミニアルバムのレコーディングやらジャケ撮影やらアー写撮影に宣伝用のトレーラー作りと色々と地下引きこもり作業を延々といていました。


当時、なぜかジャケ写は弾丸日帰りツアーでアイルランドまで撮りに言ってきたと嘘ついてましたな(笑)


パスポートすら持っていない集団が良く言ったもんだ(笑)


それはさておき、このミニアルバムが今でも販売しております

『Pain』

でございます。


で、このレコ発が『outsider's carnival vol.3』なのでございます!


しかし、このレコ発をやらせいただく前のレコーディング中にあるお話が来たのです。


俺らが勝手にカバーさせてもらっていたhide with spread beaverさんのピンクスパイダー。


これのアレンジがすごくいい!!


と、とあるイベンターさんにお褒めの言葉をいただき、


なんと、hide with spread beaverやGLAYなどで活躍していたdieさんや、X japanのPATAさんが在籍しているRa;INさんと一緒にライブしませんか??


とオファーをいただいたのです!!


そんなの出ないわけないですよね!!


てなわけで、ニューミニアルバムも急ピッチで制作!!


正式にはレコ発の平成20年の5月3日に発売だったのですが、Ra;INさんと対バンすると言う事で、一緒にやらせていただく木更津で4月26日にライブ限定先行販売させていただく事になりました!


レコーディング明けのCITTA以来のライブがこんなイベントだなんてまさに夢のようでしたね。


この日はもちろん大御所の方のライブと言う事で、お客さんもたくさんいらして下さったのですが、


なんとdot itemはトリ前に配置させていただきまして!


嬉しい事でした。


そして、イベンターさんから『dieさんにピンクスパイダーの演奏許可と挨拶してきなよ!』


と言う事で、恐る恐る楽屋に出向きご挨拶。


お前ノックしろよ!とドアの前でなすりつけあう場面も(笑)


しかし、気さくに話していただき、あっさり『良いよー!!じゃ後でしっかり聞くよ!』と言って頂きましてね。


めちゃくちゃ良い人達でした!


もちろんライブも圧巻でした!


そして、本番にはステージ袖から真剣にうちを聞いてくれていて、そして何よりお客さんに温かく認めてもらえました。


直接、かっこいいね!とも言われたのが今でも忘れられません。


この日のセトリは


1.jap
2.ピンクスパイ ダー
3.Pain
4.ブラフモンスター
5.Revenger


ピンクスパイダー大合唱は今でもかなり痛烈な思い出として残っています。

 

そして打ち上げ。

まさかガキの頃TVの中でしか観れなかった憧れの人達と対バンして、まさか一緒に酒を飲めるなんて思いもしませんでしたよ。


打ち上げでは終始正座してました(嘘 笑)


沢山お話もさせていただいたりね、
バンドとは何かとか言う事から、
趣味の話やくだらない話まで最高に楽しい時間でしたね!


数日後のスタジオでは、練習以外の時間はほぼこの日の話しかしてなかったですからね(笑)


そして間髪あけずに平成20年5月3日。


ミニアルバム『Pain』の発売日!!

そして自主企画outsider's carnivalのvol.3開催日でした!

レコ発ですね!


vol.2がCDを出した時のレコ発イベントを想定して開催したイベントなら・・・


もちろんここはCD発売のレコ発イベントで間違いありませんね!!


そうこれは今でもあります『Pain』のレコ発企画でございました!!


このイベントを皮切りにツアー回ってファイナルでワンマンやって・・・


ていう流れになっていくのですが、またあとで書くとして、


会場も前回と同じく恵比寿LIVE GATE TOKYO。


満を持して制作したCDのレコ発企画でしたのでね!!


気合が入らないわけないですよね!!


この日は・・・そうだ、お客さんのPainの大合唱とか今でも忘れられないですね・・・

 

鳥肌もんでした。

 

この日も間違いなく盛り上がりました。


まぁこの日が盛り上がらなかったら問題ですよね(笑)

 

そしてそんなこの日のセトリがこちら

 

1. Pain
2. ピンクスパイダー
3. ブラフモンスター
4. 追憶
5. Carnival
6. jap
7. Revenger

en1. 壁~kabe~
en2. 大和魂

 

ん~~~まさにレコ発らしいセトリですね(笑)

 

そりゃそうか(笑)

 

そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!


・P.ROCK
vol.1に引き続きの出演。
何回も出演してくれたバンドは今後この部分が弱くなってしまう傾向にあるということに気づきました(笑)
しかしこの後このバンドにもしばらくこのイベントを支えていただきます。
後輩である俺らのステージを毎回全力で盛り上げてくれる熱い兄貴たちですね!

 

・the Lucy
HUMAN SPIRITS経由で知り合った後輩バンド。
年下にも関わらず演奏もお上手で、やりたいことが明確に見えたホントに年下かよっていうロックなバンドでした(笑)
いつからか疎遠になっちゃったけど今でも元気にしてるのかなぁ・・・?

 

・Burst Out Laughing
ここも後輩バンド。
鶴見で出会った可愛い可愛い後輩バンドです。
結構ポップな音楽だったんですが、何が良かったって、.itemを尊敬し過ぎていたこと(笑)
もうそりゃ可愛くて仕方がなかったです(笑)
まぁそんな彼らも解散しちゃうんですがね・・・

 

・HUMAN SPIRITS
3回連続の出演ですね!
outsider's carnivalを長らく支えてくれる兄貴分バンド。
文句なしの鉄板バンド。
命そのものを音にしたバンドっていうのが彼らを表す一番良い表現かなって思います。

 


はい、そんな感じで!!


.itemのレコ発は先輩2バンドに俺達の成長を見てもらい、後輩2バンドに継承していく…


そんな企画だった気がします。

 

そしてこのあとツアーが始まるわけですが・・・

 

続く・・・

さて、またまた時を遡りまして、平成18年。

 

激動の1年であった事は前回までで配信しましたが、この年は何気に夏に初めての野外ライブを経験した年でもありました。

 

場所が稲毛海岸でのライブイベントだったんですが、タイムテーブルは決まっておらず当日のくじ引きだったんです

 

昼位から夕方にかけてのイベントだったんですが、野外ですからね!!


夏ですからね!!


全員スーツのうちのバンドとしましては是が非でも日が落ちてくる夕方が良かったんですが、もちろん炎天下真っ只中の真っ昼間!!

13時くらいのクジを引きます(笑)


あいかわらず、持ってますよね(笑)


控室にはエアコンがあるよ!


 
っていうようなことはなく、ライブ始まる前から汗ダラダラ(汗)


はじまる前からグッタリ気味(笑)


そして、本番!!


なんて日差しが似合わないバンドなんだ!!って事はさておき(笑)

 

見ているだけでも暑くなりそうなステージも、気合で乗り切るステージ!!


ツルツル滑りやすいステージでね・・・・


革靴のK.O.様がハイキックで派手にマジゴケするなどのハプニングありでしたが(笑)すごく楽しんでましたね!!


ライブ後はあまりの暑さに耐えきれず、ライブ後は稲毛の海がすごく近かったので、しばらくメンバー皆で仲良く海水浴したりしてました(笑)

 


平成18年は主につらい事ばかりでしたが、こんな楽しいエピソードも あったんだよ~的な感じで書かせていただきました。

 


そして平成19年に入りましょう!!

 

この年は間違いなく.itemとして変化の1年となるのですが、まずは順に追っていきましょう。


この年の1月。


年内最初のライブがなんとあのO-EASTでした!


2回目の出演って事でね!


もう慣れたもんです(笑)


とか言いながらも前回同様に

 

楽屋広い!!


個別!!


VIP!!

 

ってはしゃいでました(笑)


でねやっぱりデカイ箱は気持ちがいいもんです!!


動き回れるし、今でこそ、メンバー同士よく見合って、ステージの上での衝突や接触事故などは少なくなりましたが、昔はホントに多くて多くて(笑)
 

皆全然まわり見てなかったんだと思います(笑)


で、ぶつかると痛いからだんだんと周りに気を使い始めるっていうか周りを見始める(笑)


で、この1200キャパのこのO-EASTでもぶつかってましたからね(笑)


あ、でもその原因はきっとこのライブでK.O.様以外が皆ワイヤレスになった事も原因の一つかなと。


そうそう、この頃から.itemは皆ワイヤレスになりました。


せっかくの広いステージ動き回りたいし、小さい所でもシールド(楽器とアンプを繋ぐケーブル)も絡まなくて済むしね!ワンマンとか長いステージもやることがあったらどんどんワイヤレスのが良いしね!


ってことで皆一斉に奮発してワイヤレス導入しました!


で、自由に動き回れるこ とが楽し過ぎてはしゃいだんだと思います(笑)


で、ぶつかる(笑)


アホデスネ(笑)

 

でもこのワイヤレス導入が早速功を奏して、3月にツーマンライブをやることが決定しました。


当時の鶴見でお互い凌ぎを削りつつ高め合っていたバンドジェットモグラと言うバンドと。


タイトル名もその名も
~ジェットモグラ VS .item~

 

同世代の仲間。
ポップなバンドだったんだけど、なんかやたらライバル関係にありまして(笑)
揉めたり、揉めたり、もめたり(笑)
でも心では実力を認め合うそんなバンドでした
つかね、ジェットモグラのね、ボーカルギターがね、一言多いと言うか、悪ふざけが過ぎる奴と言うか、でもチキンだったり、それで揉めるの(笑)


良い奴なのは重々知ってるんだけどね(笑)


何かと揉めるの(笑)

 

ま、最終的にいつも仲直りするんだけどね。


いつもお互いのライブを見て、『やっぱりお前ら最高だわ!』とか言ったりしてね(笑)

 


まぁツーマンもO.Aありーのでそれはそれは盛り上がりました!!

 


そして、平成19年4月。


デカ箱、ツーマンと順調にこの年のスタートを切っていくこの頃、ちょこちょこと色んな会社や事務所・レーベル等から接触をされるようになっていました。


フリーペーパーの時の関わり合いが自分たちでは納得いかない事が多かったので、慎重に騙されないように、かつ自分たちをしっかり評価してくれて、考えや方向性に共感できること、してくれることを重視していました。


まぁ、あれですよ。


ワガママバンドってやつですね(笑)

 

その中でも何かと意見や考え方等合致することが多かったイノセントミュージックとしばらく一緒にやっていくこととなりました!


新人育成枠に入ることになりまして、色々とバックアップしていただく形になったのです!

 

この頃の音源『jap』だけで判断されていた部分があったので、ライブを重ねるごとに社内の評価はアップ。


もめ事もやたら多いバンドですから、担当者が一般社員だったのが3か月後にはチーフに、年末には専務に、年明けからは社長もミーティングに加わってくると言う(VIPなのか問題児バンドなのかはさておき)対応(笑)

 

とりあえず社内の夏のイベント!


あの川崎CLUB CITTAでのライブ出場権をかけたイベントへの推薦に入ったのです!


出るバンドは会社一押しのバンドで決定したいが、下剋上出来たら面白いじゃない!


て言うのとその一押しバンドに成長を促すための開催だったようです。


まぁ、関わって3か月足らずで来たこの話。


バンド内で盛り上がらないわけないじゃない!!

 

ってなわけで、4バンド出演のイベント


『E-1 champions league』(EはEntertainmentのEだって言ってました。)

 

ルールがこんな感じ。


・4バンドがまず20分のライブを演奏。


・1回戦
代表者に万歩計をつけてどれだけ動き回っているのか、どれだけエンタメしているかを競う。

・時間オーバーは減点


・歩数の多い上位2バンドが決勝進出

・決勝
2バンドが1曲ずつ演奏をしてどれだけ会場が盛り上がるかを審査員査定。

・もちろん動員数も加点


・優勝者は最後に10分の祝勝ステージを披露


・閉幕


こんな感じ。


なんだこのルール?

って感じでしたが、まぁとにかく動員を!!


スタジオでは万歩計を取り入れた練習なんかもしました(笑)


意外とマジメでしょ?(笑)
 

スタジオで歩数の多いやつを当日に起用しよう!ってね(笑)


スタジオではF.u.n.KとP.E.P.E.が良い勝負で首位争いをしていましたが当日はコーラスもあるし、すべてはF.u.n.Kに託すことにしました。


ま、てかうちのバンドはこれに関しちゃ負けないでしょ!?


って余裕の見解でしたが(笑)


そんなこんなで当日を迎えるメンバー一同。


まぁこのなかば出来レースではないかと疑心を帯びながらも、

下剋上!?もともと俺らのが上回っていることを証明するだけだろ?


という意気込みでいよいよイベントが始まります・・・

詳しく書くと8月24日。


まずは1回戦開始!!


皆試行錯誤に動いていました!


ガツガツ!!と!!


この時の20分のセトリがこちら!

1.Carnival
2.ピンクスパイダー
3.GOD JUNKIE
4.大和魂


動きまくれること重視のセトリです。


どのバンドもすごく頑張っていましたが、うちのF.u.n.Kには敵いませんでした(笑)


ピンクスパイダーが終わった時点で万歩計をちら見した本人がP.E.P.E.に一言

『もう1600歩!これ確実に行ったべ!!』


ってね(笑)


ちなみにどのバンドも1500歩にすら届いていません。


でもそこからバテたF.u.n.Kは数を伸ばせず、結局2400歩くらいだったんですが(笑)


まぁ、そんなことはなんのその!
ダントツ首位で1回戦を通過!!


予想通りですね!


そして決勝戦の1曲勝負!


どれだけ盛り上がれるか!


盛り上がれんのか!!?


ここで.itemが取った曲は・・・・

 

まさかの


追憶

 

客席はどんな盛り上がる曲を持ってくるんだろうと、ワクワクしていたたくさんの顔がサーーッとビックリし、そしてすぐさま聞き入る体制に入ってくれました。


そして演奏が終わった瞬間・・・

 

拍手の嵐!!

そして


『このままじゃ物足りないぞ!!』

『そうだそうだ!!』

『ド―――ット!!ド―――ット!』

『このままじゃ暴れたりないぞー!!』


野次とも取れない声援の嵐(笑)

 

これ、作戦成功なんです(笑)


K.O.様案で考えたもう1ステージ見たいと思わせるためにはこれしかないだろうと。


的中過ぎて気持ち良くてね(笑)


これで負けたら、あからさまに出来レース。


そんな空気を作り出してしまいました(笑)

 

そして結果発表の時間・・・


シーンとした空気の中

『優勝者は・・・・・・

 

ドットアイテム!!』

 

ウォォォ―――!!!

 

やったー!!

 

歓喜の嵐!!


嬉しかったですね!!

 

でもね。ここで裏話。


俺らも実際にドキドキしてたんですが、入れ替わり立ち代わりするから、ステージのセッティングとかあるじゃない?


スタッフのオッチャンがつい口を滑らせて、『セッティングそのままで大丈夫みたいだよ!!』って(笑)


そう。フライング(笑)

 

そんな事もありましたが、無事に優勝!!

 

決勝では


1.Revenger
2.jap


を演奏して、満を持して優勝の雄たけびを上げたのです。


歓喜の優勝に胸躍る.item!


いや、ホントに嬉しかった!!


優勝して、川崎でのチッタでのライブも決まり、所属事務所の1番手のバンドをも圧倒し。


そりゃ気分は良いですよね(笑)

 

来てくれたファミリー達、来れなくてもメッセージをくれたたくさんの人達に最大の感謝をしましたね!


そして、久々の歓喜にメンバーも盛り上がり、

『今日打ち上げなくていつ打ち上げる!!』

って事で、打ち上げ開催を決定したのでした!


知っての通り.itemは機材たくさん!!


車でのライブハウス通いなので、メンバー皆で機材を片付けてから地元で思いっきり運転気にせずに打ちあがろうと言う事になりました。


その帰り道・・・


事件は起きました(笑)

 

早く打ち上げたいメンバー一同は帰り道を急ぎ、K.O.様の裏道運転を駆使していました。


そして今で言うゲリラ豪雨が降って参りました。


『うわぁ・・・マジか!いきなりすごい勢いだな!』


とか話してたんです。


そしてとある道に差し掛かると、大きな水たまりが出来ていました。

気にせず車で突っ込んだところ、すごい深い水たまりになっていまして、マフラーから水が逆流!!


車の中心部に水が入ったようで、エンジン停止!!

でかい水たまりの中で突如動かなくなる.item号『Black Devil』


いや、すごかったです。


後日聞いたのですがその道は真中がへっこんだ谷の様な道になっていました。


そこに排水溝が詰まっていたことが重なり、ゲリラ雷雨で大きな水たまりを作っていたのでした!!


止まった車で無言のメンバー・・・


『やっぱうちのバンドって良い事あると何かあるよなぁ・・・』

とボソッとK.O.様。


雨自体は車が止まって10分位でやんだので、取りあえず降りてみたら水たまりが深い事!深い事!


ゆうに膝上までありました。


軽く川みたいになってました(苦笑)

 

ライブで優勝した2時間後とは思えないメンバーの深刻っぷり。


まず、どうやって帰ろう・・・そして車は直るのか・・・打ち上げどころ じゃない・・・・


ってね。


しばらくしてJAFが来まして、事情を説明。

 

一生懸命手ほどきをしてもらいましたが、復活せず・・・


牽引しかないかなと話をしてるとこに一人の作業員がもう1回だけやってみましょう!!


と最後の試み。

 

メンバー皆で神に祈る姿勢を取りながら・・・

 

奇跡が起きました・・・

 

キュルルッルッルッルッル・・・ブウゥゥゥーーーン!!!


『かかったーーーーー!!!!!』

皆でハイタッチ!!

抱き合い!

そして入り乱れる(笑)


この時の喜びっぷりは、優勝決まった瞬間よりテンション高かったと思います(笑)


さっきまでの深刻モードはどこへやら(笑)


『おし!!!打ち上げ行こう!! 』

 


(笑)


単純なメンバーばかりで良かったね!!ってお話でした(笑)


そんなこんなで歓喜の優勝を果たした.item。


この優勝を機に事務所との関わり合いを深くしていくこととなるのですが、よくあることでいろんな話が二転三転!


優勝する前までは・・・

・優勝したら年末に川崎チッタでのイベント出場権獲得!
・年明けから始まる新人を売り込むプロジェクトに参加する!
・そのためにシングルをレコーディングする!


みたいな感じだったんです。


でもそれがいつの間にか
・年末のイベントは渋谷BOXXでのイベントに
・プロジェクトを外れ単体での売り込みに
・シングルではなくミニアルバムをレコーディングする!


と言うような形に変わっていきました。


今でも真意はわかりませんが、そんな流れになったのです!!


そして下準備として、10月にライブPV撮影をします。(しかしカッコ悪すぎてお蔵入りになりました 笑)


ちなみに撮った曲は『ROLLING』と言う曲。


映像もかっこ良くなかったんですが、それを指摘したら、
『曲自体もいまいちじゃない??』

と言われカチンときたメンバー一同(笑)

 

この曲も同時にお蔵入りでした(笑)

 

あ、てことで、この年に出来た曲達をプレイバックしましょうか!


まずは

・GOD JUNKIE
この曲は.itemの中では珍しく途中で合いの手を散々煽りまくるという事だけを目的として造られた曲(笑)
スピード感あふれるパワーコードナンバー!
ダブルギターソロを採用していましたが、今となってはあれがカッコよかったのかは・・・?(笑)

・追憶
アルバム『Liberation』にも収録しました。
.item史上、最長の失恋バラードナンバー。
ほぼ4つのコードのループだけで作ったリズム命のスローバラード。
7分越えの超大作です。

・ROLLING
ハードなイントロからいかにもロック!と言うリフから入る王道ロックナンバー!
事務所の一言のせいでお蔵入りになったのでライブでは5~6回しかやってない気がしますが、曲最後のK.O.様の叫びの『神よ!』は鳥肌もんだったと思うんですけどね~
サビが弱かったのかな?

・Pain
この年最後のBOXXでのイベントで披露した新曲。
ミニアルバム『Pain』のタイトルナンバーでもありますこの曲。
.item史上最大に悲壮で悲痛な心情を歌ったミドルテンポのこの曲。
心が痛い時に共感を呼ぶ歌詞です。

 

この年も良い曲が産まれてますね!

 


で、『レコーディングをやったらレコ発するでしょ?本番前に1回.itemの企画がどんなものか観てみたいな!』


と言う流れに!


さぁここで、やって参りました!


2度目の自主企画!

~outsider' carnival vol.2~

なのです!


続く・・・

さて、時をさかのぼる事、平成18年2月。


はい、てことで前回のツアーのお話でしたが、その前になんかあった様な気がする・・


あれでした、M.K.が加入してからオーディション勝ち抜いたりなんやらかんやら良い事が続くなぁって感じだったのですが、


その中にもう1つ、O-EASTでのライブオファーがあったりもして、初めてキャパ1000単位のライブハウスでライブをやる事ができました!


あ、これだけです(笑)



でもね、結構刺激的な日だったんですよ。


メンバーはSIAM SHADEに触発されているのも半数以上いますから、あの伝説の漢気ライブをやった同じステージに立つことの感動とかね・・・



今までとは類を見ない広いステージでの経験はその後にもかなり役に立ちましたね!


あとはスタッフさん達の数の多さと、手際の良さ!!(笑)



わぁ~~プロってこんな感じなのか!!


と肌で感じたり、


楽屋広い!!


個別!!


VIP!!



とか言ってかなりはしゃいでました(笑)



まぁちなみにこのライブ、急なオファーで出演2日前に決まったんです(笑)



ちょうどたくさん仲間たちのいるライブイベントに出てる日だったので、そりゃあMCで告知しまくりました(笑)


『さっき決 まったんですが、明後日O-EASTでライブやることになりました!!』


なんて(笑)


でねぇ、大きな名の通った箱って凄いね!!


この日の告知だけでだいぶたくさんの人が来てくれましたね!!



EASTで暴れる.itemが見てみたい!!


なんて言ってね。


なんだかんだ50人位来てくれた気がします。


嬉しかったし感謝でした。



全体的にも200~300位の入りだったと思いますが、そこはキャパ1200の箱!!


埋まっているようには見せてくれませんでした。



改めて、まざまざと見せつけられたプロの凄さ。



こんなところでも感じました。


こん時から『とりあえずEASTでワンマン出来るようにまずならなくちゃ』って言 うのが口癖になりました。



そんな感じで初めてのEAST話。



大したことないとか言っておきながら、だいぶ文字数使っちゃいましたね(笑)


これが平成17年9月のお話。



そして翌年レコーディングをして、3月にはツアーに回って、って形でようやく前回に追いつく形になりましたね!!



はい!



1月に満を持してリリースしたシングル

『jap』


これを引っ提げてのツアー!!


前回も書きましたが、東名阪と短めではあったのですが、


初めての東京、埼玉、千葉、神奈川以外のライブであり。

初めての泊りがけの遠征連日ライブであり。



22~24歳の.item一同はワクワクではしゃぎまくってい ました(笑)


はしゃぎまくってはしゃぎまくって、修学旅行気分過ぎた.item。


大変な事をしでかします。


行きの車で騒ぎ過ぎた結果。


ボーカルK.O.様が喉をつぶします。



この車中のはしゃぎ過ぎによる短期間の喉の不調だったらまだ良かったんですが・・・


原因はそれだけではなかったのでしょう・・・


平成18年と言う年の8割方、結果的に10月くらいまで喉が絶不調と言う時期を迎えてしまいます。



ツアー自体は声が出ないと言う事が短期的なものだと思いながらライブに臨んでましたので、反省のK.O.様と一致団結で頑張ろう!と言うメンバーの結束でライブを乗り越える数日となりました。


こ のツアー自体はビジュアル系のバンドのイベントばっかりだったのでアウェー感満載だったんですが(笑)


見ず知らずの土地でのライブ。

遠い名古屋まで車をかっ飛ばして来てくれた仲間や、

更に遠い大阪まで新幹線で見に来てくれたお客さん。



めちゃくちゃ嬉しくて、しかも皆サプライズ的な人ばっかりだったので感動しちゃってました(笑)


.item、感動のステージの連続!!


意味が違うし、やっぱり感動と言う言葉があまり似合わないバンドな気がします(笑)


結果的に良い事も悪い事もたくさんあった遠征となったのですが、経験値として確実に身につくものとなりました。


無事に(?)ツアーも終わったのですが、ここから本格的な苦悩の1年が待ち受けているのです。


.item第一の苦悩の年の幕開けです。


喉をつぶしたK.O.様。
最大の持ち味の高音が全くでない。

歌が全く思うように歌えない。


まさに地獄。


指が動かないギタリスト、ベーシスト。
腕と足が動かないドラマー。


もしかしたらそれより辛かったかもしれません。


声が出なくてもステージに立たなくてはならなかったから・・・


何度も心が折れてました。



生きる意味を突如なくしたような絶望の日々。



何度歌をやめようと思ったか、何のためにステージに立つのか。


喉を潰してすぐのK.O.様の当時の言葉

『この先、歌い手として.itemを続けて行く事に絶望すら感じる。
俺の特徴はハスキーで高音が結構出る事。
高音が今、まったく出ない。
この状態が3週間続いてる。
.itemの曲は、ほぼ全曲高い。
という事は、今、ほぼ全曲歌えない。
俺はフロントマン。声の出ないフロントマン』





最難関な壁にぶち当たる.item。



かと言って歩みはあえて止めませんでした。



ライブを通常より増やすことはもちろんしませんでしたが、特に減らすこともしませんでした。


それはK.O.様自身の決意でもあり、周りのメンバーも彼を信じて従いました。


『俺のせいで.itemを止めたくない。』


とK.O.様は言いました。


メンバーも


あいつの声が潰れるなんて信じられない。


きっと一時の不調かなんかですぐ治るはずだ!



そう信じていました。


しかし、現実は残酷なものでした。


当時のK.O.様の日記から抜粋



『病院に行ってきました。

結果…俺の喉は潰れていました。

扁桃腺が変色し、声帯は擦り切れていました。

元々枯れやすい喉をしていて、何度も騙し騙しライブを続けて来ました。

それすら出来なくなった今、ある覚悟を決めました。

禁酒禁煙をして声が戻らないのであれば一度退いてみようと。

自分の声を誇りに生きて来て、その誇りが自信を産み、緊張などしないでステージに上がって来ました。

思った通りに歌えない今、誇りを持てるはずなく、自信は打ち砕かれ、歌えなくなる可能性がある事に絶望感を持っています。

まだ自分でもどうなるかわかりません。

医者も元の声が出るかは返事が出来ないと言っ てい ました。

今は出来る事をやりきり、復活に努めていきます。』

そしてまた別の日には


『いろんな道がある。

生まれた時にレールがひいてあって、誰もがそのレール通り歩くのが苦手で反抗しながら抵抗しながら歩くんだと思う。

みんな本当は真っ直ぐ歩きたいのに周りに流され、出会いをきっかけに人は変わり別れがあって強くなっていくんだな。

道なんてあって無いようなもんでいわば人が生きて行く上での見本みたいなもんだと思う。

その道を敷いてくれる人がたくさんいてその出会いに感謝しながらサヨナラを言わなければいけないんだと思う。

俺もサヨナラの仕方は下手くそだし色んなもんに流されやすい。

それでも感謝の気持ちは忘れないように生きて行こうと思う。』



心は折れていましたね。


メンバーも多少なりとも覚悟はしていました。


コイツがフロントに立てなくなったら、


そう判断するほど歌えなくなったら、


もう.itemは解散するしかないだろと。




しかし一生懸命、試行錯誤でした。



順風満帆に行かないバンドの極みでした。



でも前を向き、
歩みを止めることなく、
継続でき、
今があるのは


この時にしっかりと手を取り合って離さないことで出来た絆と、


諦めない気持ちと、


耐える努力、


だと思っています。



まぁ一番辛く頑張ったのはK.O.様ですけどね。


そして結果はついてくるもんです。


この夏のある日の日記


『MARSでLiveでした。

歌って来ました。

思ったより歌えた。

満足な声には程遠いが。

俺は歌えた。

嬉しかった。

見たかコラ。

医者もビックリじゃ。

こんなんで辞めれるか。
辞めたくないわ。』


そう、諦めなければ、耐えて忍ぶ努力が結ばれるのです。


段々歌えるようになっていくK.O.様を後ろから見るメンバーがね、どんどんイキイキしてきてね・・・!



まだまだ本調子ではございませんが、徐々に徐々に、少しづつ回復していきました。




そこで、.itemは考えました。


K.O.様復活に向けたけじめと言う意味合いも含め、




いよいよ俺らもやるかと。



ちょうど結成5周年と言う節目の時。



初の.item企画!!



そしてその流れから初のワンマン開催!!




これがoutsider's carnivalの始まりです。



しかし、こういう書き方をしていると段階を踏んでいるようにも思いますが、声が出ないと嘆くブログを書くことが多く、企画とワンマンの打ち出しが少し早かったために、ある噂が流れます。




『ついに.itemは解散か・・・』



『きっとこのワンマンは解散ワンマンなんだよね?(泣)』




いや!いや!いや!

おい!おい!おい!



ってなりました(笑)


これはワンマンが終わった直後にたくさんの人に言われました(笑)



平成18年10月28日(土)。


初の自主企画開催。



知り合いのバンドが続々と企画を開催する中で、.itemは断固としてやりませんでした。


なぜなら、ただただ目的がなく開催するのが嫌だったから。


慣れ合いだけでバンドを出したくない。
かっこいいバンドだけで作って行きたい。


というのもありましたが、1番は単純に見てて大変そうだったから(笑)




それはさておき、かっこいいバンドがたくさん出れば、自ずと人が集まる。
自分たちがかっこいい!すごい!と思うバンドをたくさんの人達に見て欲しい。
その規模を自分たちでどんどんデカく。
いずれは武道館みたいなデカい所でフェス型のイベントにしたい!
そしてこのイベントに出たいですと志願されるようなイベントにしたいね!


という想いですね。



記念すべく第1回。


場所は当時のホームライブハウス

鶴見CLUB TOP'S

記念すべき出演者たちは


・HUMAN SPIRITS
この後のoutsider's carnivalを長らく支えてくれる兄貴分バンド。
心の叫び、生き様、ライブをすると言う事すべてに置いてたくさんの事を学ばせてもらった先輩たち。
ジャンル的には青春パンクやメロコアに入るのかな?
1回解散してのちのメンバーチェンジなどがあり、今はこの頃のような活動は出来ていませんが、ホントに今でも見て欲しいと思えるバンドですね。

・ジェニュイン
当時の.itemと凌ぎを削っていた同世代バンド。
ポップロックバンドです。
最終的には色々とあり解散してしまいましたが、この頃がライブをやる中で一番脂が乗っていましたね。

・トリガーハッピー
K.O.様が一目ぼれした横浜歌謡ロックバンド。
超がつくほど先輩バンドですが、快く二言返事で出演えお了承してくれまし た。
今では年に一回自主イベント程度でしか活動してないようですが、ホントに楽しいかっこいいバンドでした。

・P.rock
.item駆け出しの頃に良くしてくれた、声がイカすバンド『ジョニースクラッパー』が解散したのちにその周辺バンドのメンバーが再編成されて出来たバンド。
グランジ系ロックバンド。
ジョニーの良い所だけを持ってきて進化した先輩バンド。
この人達からもたくさん学ばせていただきました。
今もなお活動していますが、メンバーが色んな所に転勤になっていまして(三重とか滋賀とか?)それでも止まらない所などはまだまだ貪欲で尊敬すべき存在です。



そして初っ端から事件が(笑)


今回のように当日ではなかったんだけど、2週間前くらいに出演予定だったU.N.Oと言うバンドが、メンバー不仲でうちのイベントを待たずして解散すると(笑)


せめて出てからにしろよと(笑)


でもまぁ、無念の想いもあるだろうと言う事で、こん時から.itemの本編でU.N.Oの曲をカバーすると言う事を敢行しました。


当時からそんなことしてたのね(笑)


まぁそんなこんなで第1回目から波乱あり、で無事に終了したのでした(笑)


セトリがこちら



1. Carnival
2. Let it go!
3. 壁~kabe~
4. 未知なる道
5. Fake
6. Fist(U.N.Oのカバー)
7. play boy
8. jap
9. 大和魂

en1. Revenger




そして11月25日(土)

.item初のワンマン。


ある意味この時期のK.O.様にとっても勇気のいると言いますか、挑戦と言いますか、そういうライブでしたね。



まぁ、メンバーも長時間のライブは初だったので、みんな挑戦だったんですけどね!


これ以上ないほどの準備と練習は重ねました!!



そして.itemワンマンライブ『.魂』は大成功を収めました。





あ、ちなみにこのワンマンライブの日につい先日まで売り出していました.itemTシャツ、通称『.T(ドッティー)』が発売されました。




そしてこの日のワンマンはトラブル続きでした。


鶴見で開催したのですが、18:00オープン19:00スタートだったのですがオープンしてからどうも集客が悪い・・・



ライブハウスから家が近いお客さんしか来ない・・・



どうしたものかと思ってい ると、なんと電車が人身事故で最寄駅の路線が完全ストップ!!



トータルで30分以上止まっていたようでした。



なので急遽19:40スタートにすることを場内アナウンス。


楽屋で

『やっぱ俺達ってさ、何かしようと試みるとすんなりうまく行かないよな(笑)』



なんて話もしていました(笑)



そして、そろそろ、スタートするか!!となった途端!今度は照明トラブル発生!(笑)


え~~~~!!!(笑)



修理できるものだったため修理が入り、結局ワンマンが始まったのは20:00過ぎ。





オープン直後から来ていただいた方には2時間以上待たせてしまいました。


ま、時間があって良かったことは、ほぼすべてのお客さんがTシャツに着替えていたくれていたことですかね(笑)



そしてアンコールを含めた全18曲。



約100分。





ちょっとセットリストはどこにもデータが残っていなかったので、載せられないのが残念ですが大盛況いただきました。



第1期.item困難期はこうして終了しました。



この間も一応曲は作っていました。



この年に出来た曲はこの曲!



・Let it go!

キャッチーでパワフルなギターリフからストレートな展開、変拍子へのアプローチ、メロディアスなボーカルライン。ハードロックのあるべき姿なナンバーです。



・Carnival
人気のあるナンバーですね!
16ビートからサビで一気にカーニバル!とりあえず一緒に歌って!YEAHHHH!!と叫べば一心同体!とウケを狙った曲ですね(笑)



そしてK.O.様!

完全復活!

.itemがまたここから動き出していくのです!




続く・・・
時をさかのぼる事、平成15年9月!


この頃に頻繁に出演してました、鶴見TOP'Sなんですが、この箱には年2回特別なイベントが開催されていまして、


春の4月に『春風祭』


秋の9月に『秋風祭』

と当時ブッキングマネージャーだった大野遼太郎が、特別な思いで作り上げていたイベントがありました。


鶴見で彼が手塩にかけて育てたバンド、苦楽を共にし、成長していったバンド、その中から選びに選んだいわば鶴見の主力祭って感じでした。


どのバンドもこの祭りにまず出る事。


それを目標にしてましたからね。


非常に良い空気感を常に作っていて、バンドの友好関係を、ライバル関係を、リスペクトの精神を各バンドにも たらしていました。


このイベント、もちろん.item毎年、毎回出演していました(ってももちろんこの年から出演し始めたのでこの時が2回目ですが・・・)


のちにすごい盛り上がりをみせ、2daysイベントになり、ポップな日とハードな日に分かれたりもしました。


なぜか.itemは両日参加をするということもしてましたが(笑)


もちろん.itemはトリも務めましたよ!


で、CDを作ったばかりの.item!


2回目の出演で満を持しての出場だったのですが、まぁ知ったバンドばかりになりますよ。

そりゃ、レギュラーバンドばかり出てるわけですからね。


そんな中、この時俺らの知らないバンドが1つ。


その名も『何処の大蛇』(※イズコノオロチと読みます)


メンバー全員白いツナギのステージ衣装のハードな昭和な匂いがするバンド。



まぁ、とにかくギターボーカルの非社交性さ(笑)目つきの悪さ(笑)


俺らも当時からガラは悪かったと思いますが(笑)


こういうバンドとは仲良くなるのになかなか手こずったりするわけです。


しかし!


運命とは不思議なものです。


この『何処の大蛇』と言うバンドの上手ギターを務めていたのが、何を隠そう!!


M.K.!!!


多分ね、この日は会話してないです(笑)



仲が良くなるのはまだ先のお話!



でも、やっぱり出会いは書いておかないとね!!


この年の12月。


大野遼太郎を介してなぜか.itemと何処の大蛇の2バンドでの飲み会があって、そこから急激に仲が良くなったのです。


そんな感じのM.K.との出会い話でしたが、仲良くなったその12月に埼玉テレビの収録をしておりました。


鶴見TOP'Sでお会いしたとある人物に気にっていただきまして、出演が決まりました。


放送されたのは平成16年3月だったかな?


その人には今でも繋がりで色々と色んな所でね、まだまだお世話になっています。


感謝ですよねぇ。



で、いざ収録!!


まだまだ20歳の.itemです(笑)


埼玉テレビの『裏ドラ』って番組だったんですが、そこでカウントダウンTVとかであるような紹介からの煽りでメンバーからの一言を混ぜつつ、『そ れでは聞いてください、.itemで壁~kabe~です!どうぞ!』みたいな感じから一曲演奏している姿と共に流れるという、よくあるやつですね。


到着したら、機材もろもろをうちが用意してくるもんだと勘違いしてて、急遽埼玉から東京の機材レンタルスタジオまでK.O.様が車をかっ飛ばしてドラムセットを借りてくるというハプニングもありました(笑)


ちなみにこの頃もまだ衣装はなかったので、メンバー気ままに着たい服でした。

が、なんかねぇP.E.P.E.の来ていたTシャツが放送コードに引っかかるとかで脱がされる始末に(笑)


ならもうみんな脱いじゃうかと(笑)


そうか脱いじゃうかと(笑)


4人そろって上半身裸で撮影(笑)


後々放送されたものを見るとね・・・

いやぁ異質でした(笑)


ライブとかで上半身裸とかはたまにいるっちゃいるけどなかなか地上波で全員上半身裸っていないよね(笑)


爆笑でした(爆)



リハーサルを2~3回こなした後にはい!本番!て感じだったんだけどね。


ステージじゃないし、お客さんいないし、相手はカメラ4~5台とスタッフさん達。


いやぁ初めての体験で変な気分でした(笑)


リハ―サルが終わると、スタッフさんが1回1回汗を全身拭きに来てくれてメンバー全員あたふたしていました(笑)



そんな流れた映像は・・・・


今では多分ないのですが(探せば出てくるのかな? 笑)


てかもう今更見られたくはありませんが(笑)



そんな事もありました。



ち なみにこの時のプロデューサーさんに衣装統一の提案をいただきまして(ちなみにこの方とは後々かなり色々とお世話になり、今でもちょくちょくお世話になってます)そこからの最終形態が今のスーツになるのです!


余談ですが、衣装展開の流れはこの日を境に年明けにメンバーで初詣に行ったときにこれにしよう!となぜか特攻服のような祭りのようなものをお揃いで買いました。


K.O.様とP.E.P.E.が着ると特攻服みたいになり、F.u.n.KとM.T.が着ると祭りのハッピみたいになるという不思議な衣装(笑)


そんなせいもあり、こいつの寿命はわずか3か月ほどでしたが(笑)


その後とりあえず、全員黒のTシャツで揃えるかとなり、この黒Tシャツ時期が10ヶ月くらいあったのかな??


そしたら、ある日突然


『俺、スーツ着てライブやるわ』


はい、もちろんこの発言は破天荒K.O.様ですよ(笑)


ボーカルだけスーツと言う日々もわずかに、『どうせなら全員スーツで合わせよう』となり、


全員スーツとなります。



最後結局K.O.様の思いつきでしたけどね(笑)


でもそれがなんだかんだずっと続いたんだからね!


K.O.様の思いつきたいしたもんだ(笑)



ちなみにメンバー表記が今のたくさんの.(ドット)まじりになったのもこのスーツに衣装を決めてからなんです。



ちょっと余談で先の方の話まで飛んでしまいましたが、そんなこんなで無事に収録も終了!



ちなみに12月の寒い中で上半身裸で汗だくになったりとしてたもんで、収録後P.E.P.E.とM.T.とF.u.n.Kは高熱を出すという与太話もあったりします(笑)



そして迎えた平成16年!


この年は前回の通り、テレビ放送などがありましたが、と同時にとあるフリーペーパーの経営事務所のイベントのお抱えバンドになるということで1年は過ぎていきました。


良いイベントや大物さん達と共演したりさせていただきました。


そうねぇ・・・例えば一番有名なところだと、元BOOWYのドラム高橋まことさんともご一緒させていただきましたね。


もちろんこのフリーペーパーは全国区だったのですが、そこのピックアップアーティストにも載せていただきました。


後は・・・そうだな・・・


川崎にあるセルビアンナイトというライブハウスがあるのですが、なにを隠そうココのこけら落としライブをやったのが我が.itemだったりします(笑)


そのイベントはこけら落としってことで派手に開催されて有名なバンドさんもいました。

トップを務めた.itemがこの日のイベントレポで別の全国区のフリーペーパーに載ったりもしました(笑)


この年はフリーペーパー三昧ですね(笑)


『あり得ないほどのハイテンション!リミッターが振り切れるという言葉はこのバンドの為にある!』


なんて記事が載ったりしてましたね(笑)



しかも別に載りますよ~とか告知されてなかったから、知り合 いに教えてもらいました(笑)


『ジャングルライフに.item載ってるよ!!??』


って電話かかってきたんです(笑)


え~!!まじで!!なんで~~!!



ってなりました(笑)



確かちょうどスタジオ練習中で皆で受け付け行ってジャングルライフ探して


『うわぁ!!ホントだ!』


とかはしゃいでました(笑)



しかし、今思えばきっと俺らの実力が足りなかったのでしょう。


経営側の言ってる事とやってる事の違いに苛立ちを隠しきれず、決裂。



年の初めに出会い、年末には離れてしまいました・・・



そんなこの年もたくさん曲が出来ました。



今の『Pain』や『Lost』のような曲達 の根源となる様な曲ですね。
ミドルナンバー
『7 sea』


ホントに勢いだけ!勢いだけ過ぎてライブで2回位しかやらないままお蔵入りになりました(笑)
『POLICEMAN』


.item流パンクロック!!
『sick~lovesick gone~』


.itemのミクスチャーロックの最終形態。
『PRIDE』を改良しました。
と言うよりサビをAメロにして作り直したという形かな?
『サスケ』


.item流パンクロック第2弾!
単純明快で人気を博した『Gimmick』に続く超攻撃的ナンバー!
『play boy』


泣きのバラード超大作。
『sunset color』


そしてミニアルバム『Pain』にも収録されております。
そう考えるとこの曲結構古いねぇ!
この曲を機に更に.itemはハードになっていった気がします。
一番のきっかけはM.K.の加入に違いないですが、初代王道ハードロックナンバー。
『Revenger』


この年が多分.item史上一番制作スピードが速かったですね。



で、こんだけ曲が増えればまたレコーデイングは必須になってくるのであります・・

フリーペーパーの人達と新しい音源を作る話なんかもちらほら出ていました。


が、それは実現しないままに疎遠になってしまいました。


曲も増えたしここらでまたレコーデイングしちゃおうか!!


と言う事で平成17年1月!


.itemとして3回目のレコーディング開始でございます。


この頃からですかね・・


自分たちのやりたい音楽にギター1本でやっていく限界を感じ始めてきたのは・・・


しかし無事に完成しました!

.item2枚目のミニアルバム!!


タイトル『go my way』


収録曲

1. sunset color
2. play boy
3. Dear...
4. サスケ
5. Revenger
6. 大和魂


こちらも1枚目『first step』同様完売御礼となっております。


1枚目よりもさらに勢いづき、演奏も安定感を増した1枚。


ジャンル感や楽曲クオリティも確実に上がった1枚となりました。



ギター1本でやっていた当時の最後の音源ですね。


このレコーディングをきっかけにツインギター計画がどんどん浮上していきます。


まぁ・・・・揉めました(笑)



まだ当初はM.K.に狙いを定めていたわけではないのですが。


と言ってもM.K.は以前にも紹介いたしましたバンド『何処の大蛇』で活動中でしたし、色々なギタリストの色々な引き抜き作戦をあーでもないこーでもないと言ってましたね。


まぁ、まずツインギターにしたくてたまらなかっ たのがもちろんこの男!

K.O.様!!


P.E.P.E.1人では良さを出し切れない、
音圧がやはり物足り無くなってきた、
そしてバンドの成長の為にも変化が必要だ


等々色んな理由で動きまくっていました。


当時のドラムM.T.も割と賛成派。


P.E.P.E.の良さはツインギターでこそ発揮できるだろうと。


そして賛成の意見もわかるけど、反対意見も少し持っていたF.u.n.K


そして何よりも一番の反対者はP.E.P.E.!!


もちろん理由はただ一つ!!


俺一人でも絶対に何とかやってやる!!


ふざけるな、.itemのギタリストは俺一人で十分だ!!


と子供のようなちっぽけなプライドを捨てきれずにいました。



最後の最後まで反対してました (笑)



このツインギターのお話はこの頃に始まった事ではなく、結成当初からP.E.P.E.と相性がよさそうなギタリストを見つける度に浮上はしていました。


しかしメンバーにすると言う事をそんなに簡単にお互いが了承する事もなくここまで来てしまいました。

が、平成17年3月に事態は急変!!


『何処の大蛇』解散発表!!


メンバーと揉めて、M.K.を口説いて、と動き回ったK.O.様。


最終的に全員を納得する形に全員を説得したのはさすがの一言。


まずは一緒にスタジオ練習に入る事から始めて、あまりの自分との相性の良さに意見をひっくり返すP.E.P.E.(笑)


『ツインギターなかなかいいな』


(笑)


その後 メンバーの非難を浴びまくった事は言うまでもありません(笑)


そしてこの揉めまくる期間でも新曲は一応作り続けていました。


『7 sea』からこういうパターンのジャンルが.itemに確立されたのを象徴するような曲、切なくしっとり哀愁漂うメロディアスミドルナンバー
『Ash』


そして4人で作った最後の曲。『ギターは俺一人でも平気だろ!?』と意気込んで楽曲のほとんどを珍しくP.E.P.E.1人で作ってきた勢い重視のナンバー。
『Fake』


ちなみにこの曲を聞くことによってM.K.が.itemに入る事を決意したのであります。


1人で大丈夫アピールで作った曲に惹かれて加入を決める。


そんな矛盾でスタートした2人の関係はここから良い深いものに・・・


なんか運命的ですよね(笑)


そしてついにM.K.が加入いたしました!!


それはそれは、既存のメンバーにとっても、新メンバーM.K.にとっても日々刺激的な毎日となりました。


まぁ、もちろんいきなりライブは出来ません。


スタジオ練習に入り、たくさんあぁでもないこうでもない言いながら、初のツインギター体制を整えました。


5人体制における初ライブに向け着々と準備を進める新生.item。


まずM.K.が一番大変だったのが既存曲のアレンジの変更でしたね。


ツインギター用に変える作業+全曲覚えるという作業。


なかなか過酷だったと思います。


すでにこの頃の既存曲は20曲はあったと思いますが、ここでお蔵入りにする曲も見定めて、覚えても らったのは15曲ほど。



ま、それでも多いですよね(笑)



そして新生.itemとして、初ライブをするにあたり、もちろん新曲も作らねば!!


と言う事で1曲だけですが新曲作成にも着手!



普通に考えたらM.K.はてんてこ舞いですね(笑)



ま、15曲を一気に覚えてもらったわけではないですよ!もちろん!



そしてこの頃作った5人での初めての曲がこれ!!


『jap』


この曲この頃からあるんですねぇ~~


初めてツインギターとなった.itemとして今後の可能性を感じさせる期待充分な1曲となりました。
曲のイメージは日本という国を憂い、正義とは何なのか?を問う政治への怒りをぶつけた1曲。
.itemの 歌詞には時事ネタが入ることもしばしばあるのですが、この『jap』はのちにラジオで流れる予定が流れるほど当時にしては過激な歌詞だったみたいです(笑)


そして5人での初ライブが!


平成17年8月!!


蒲田にて!


この頃まだ出演させてもらっていた鶴見TOP'Sの系列店、蒲田TOP'Sでした!!


兄貴バンド『HUMAN SPIRITS』の企画イベントと言うのもあり、たくさんの仲間とたくさんのお客様に囲まれ晴れて.itemは5人のライブを敢行することが出来ました。



結成駆け出しの頃に出演したことのある島村楽器の全国オーディションにもまた出てみたりもしました。

(地方予選で敗退した駆け出しの頃の前回。今回はそれも勝ち抜き、地方決勝も勝ち抜き、次の東京ファイナルを勝ち抜けば全国ファイナル!と言うところで敗退しました)


そして順調にライブを中心に活動を広げていきました。


そしたらもちろんあれです!


この頃販売していたCD。


ミニアルバムの『first step』 と『go my way』。


どっちもM.K.が弾いてないんです。


てことで5人でしっかりしたCDを作ろうじゃないかと!!


そうだ!そうだ!


と(笑)


となったら早速レコ―ディング開始です。



そして平成18年2月に発売!!


1stマキシシングル!

『jap』

収録曲

1. jap
2. Ash
3. Fake



このシングルも残念ながら今では完売。


と同時に、以前テレビ出演の際にお世話になったあの方達からお声がかかりました。


せっかくCD出したんだからツアーでも回らない??


さぁ!!


.item初の遠征ツアーが決まりましたよ!!!


ま、と言っても東名阪の短めのツアーでございましたが、初のツアーにメンバー一同意気揚々でした!!



この後起こる悲劇も知ることもなしに・・・・



続く・・・
時はさかのぼる事平成13年10月

.itemは静かに結成の狼煙をあげました。

当時の
K.O.
P.E.P.E.
F.u.n.K
それぞれ18歳。

K.O.は17歳だったかな?

そもそもこの3人はみんな同じ中学校に通っていました。
P.E.P.E.とF.u.n.Kに至っては小、中、高と一緒なんです。



さかのぼる事さらに平成9年。当時の3人は中学2年生!!(笑)

当時学年で空前のバンド&楽器ブームが起こりました。
この時は日本全体でそういう流れだったかもしれません。
同じ学年でギターを持ってるやつが何十人いたことか(笑)

そんな中、当時から割と仲が良かった3人はK.O.を中心に5人組ビジュアル系コピーバンド(笑)『DESIRE』を結成しました。
GLAYやラルク、LUNA SEAやPierottoのコピーをしてはたまにライブをやるスタンスで活動開始!!

しかし、高校進学と共に集まる時間やお互いのスケジュールに不満を持ち始めK.O.とF.u.n.Kの仲違いにより解散。

K.O.は別のパンクバンド『selfish』のボーカルとして、P.E.P.E.とF.u.n.Kはまた別のビジュアル系ロックバンド『zion』を新たに結成して別々のバンドで活動を再開しました。


そして時は過ぎ・・平成13年の夏まっただ中の8月。
当時高校3年に成長した3人はそれぞれ別のバンドで全国高校生バンドバトルに参加。
音源審査、1次ライブオーディションを乗り越えそれぞれのバンドで決勝の舞台に!

賞金10万円!高校生にしたら大金でしたからね(笑)

そこで2つのバンドが運命の再開を果たすのです!!


「おぉ~~めっちゃ 久しぶりじゃないかぁ~~!」

てな感じで。

そしてお互いのライブを見て刺激を受け、仲違いだったはずのK.O.とF.u.n.Kは

「お前ベースうまくなったなぁ~、俺今のバンドのベースに不満があるんだよ~」

「いやいやお前こそ歌うまくなったわ~、てか俺も今のボーカルに不満があるんだよね~」

『じゃ遊びでバンドまたやってみるか!?』


これが.itemの始まりなんです!

見事に軽いノリです(笑)

最初はホントに遊びのつもりでしたからね。


この話を聞きつけたP.E.P.E.も即座に
「お前らやるんだったら絶対に俺も一緒にやりたいよ!!」
と参戦。

結局それぞれが自分たちのバンドをやめてきてしまったので、K.O.が見つけてきた初期のドラマーいさおを引き入れて10月についに.itemが動き出したのです・・・・。


ちなみに高校生バンドバトル、それぞれグランプリは取れなかったものの最優秀ボーカルはまさにK.O.様と言わんばかりに選出されています。


バンドって結成から初ライブまでってどれ位になるんでしょうかね?

よくわからないのですが、とにかく.itemの初ライブはだいぶ経って平成14年6月!


ちょっと遅いですよね。

この時のメンバー構成が


V. まっつん(現K.O.)
G. ぺぺ(現P.E.P.E.)
B. ふっく(現F.u.n.K)
D. いさお


でした。

しかし、当時は高校生。


信じられないとは思いますが、P.E.P.E.とF.u.n.Kは進学校に通っていましたので大学受験をすることになりました。


なもんで、結成して間もなく活動休止(笑)


1曲もオリジナル曲できてません(笑)


4か月後の3月から 活動再開。

P.E.P.E.は無事に受験合格しましたが、F.u.n.Kは落第、そして浪人することに(笑)

(ちなみにこの1年後同じく活動休止をしてF.u.n.Kも無事に受験合格するのですが、P.E.P.E.もF.u.n.Kも1年も通わずに中退します。のちにK.O.様は活動休止期間の無駄さについて怒る事件が起きたりもします 笑)


まぁ、しかし気を取り直して活動再開!!


4月に島村楽器の全国オーディション、5月にティーンズオーディション等のエントリーも決まりまして、島村のオーディションでは出演バンドさんからイベントのお誘いなどもありまして、6月に初のライブハウスでのライブも決まり意気込んでいました!!


6月のライブも決まり、デモ音源のレコーディングもして初の音源も完成!!



この頃は楽曲も3曲まで増えました。

初音源は.item初のオリジナル曲
ハードなナンバー
『大和魂』
泣きのバラード
『Dear..』
を収録。


この他に当時流行のミクスチャーロック、ラップを交えてキャッチーなメロディーを取り入れた4声のサビの
『You can't tell a lie』

オーディションたちは審査が2曲だったので平気だったのですが、ライブはさすがにもう少し曲がないと!ということでさぁこれからバシバシ曲を作って行こうというなか・・・・


ティーンズオーディションの前日の悲劇。


この頃から.itemって何かと逆境の壁が立ちふさがる運命だったのかもしれません。


次の日の為に弦やらスナッピーを買いにバイクの2人乗りで楽器屋に向かったF.u.n.Kといさお。


この途中で車との衝突事故を起こします。


F.u.n.Kは5~6メートル吹っ飛ばされ、いさおはバイクと車に挟まれ足から骨が飛び出るほどの複雑骨折。


もちろん救急車で運ばれました。


いさおはドラムを叩けるように完治するまで2年以上の重傷。

不幸中の幸いでF.u.n.Kは擦傷と打撲のみで済みました。


いさおはバンドに迷惑をかけたくないと既存の曲のドラムの打ち込みを作り、.itemを自主脱退。


迷走というか、途方に暮れるK.O.とP.E.P.E.。


若くて助かりました。


こんなところで立ち止まってらんねぇだろ!

とがむしゃらになったもんです。




次の日のオーディションは満身創痍のf.u.n.K込みの3人で打ち込みドラムで参加。


もちろん1次審査落ちしました(笑)


そのまま、6月のライブも3人で挑むことに。


3曲じゃさすがにやばいということで、3人で出来るアコースティックでいけるポップバラード、
『僕を愛してくれたすべての人へ』
を夜な夜な作曲。

イメージはMR.BIGの『To Be With You』だった気がするなぁ・・・確か・・・



こうして.itemの初ライブは無事(?)西荻窪ターニングにて迎え、

さぁこれからどうすっか~と終えました。


前途多難バンドの幕開けです!!



ドラマーを失った若かりし10代の.item。


早急にドラムを探し始めました!


そこに白羽の矢が立ったのが!!


元P.E.P.E.とF.u.n.Kがいたバンドzionのドラマー!

2人の先輩にあたるまーてぃーです!


いつの時代も巧みなドラマーと言うものは人員がたりていないのでしょう。


この頃のまーてぃーも色んな所から引っ張りだこ。


サポートも含め7バンドほど掛け持ちしていました。


そんな彼を本気で口説きにいき、何とあろうことか掛け持ちの7バンドをすべてやめて.itemに加入することにこじつけたのでございます!!


どんな手を使ったのか??

音楽の持つ力はすごいのだ!とでも言っておきましょう(笑)


そんなこんなでようやくバンド体制も整い、本格的に活動を始めていきました!!


今は無き市川CLUB GIOや四谷Four Valleyなどを中心に精力的に活動をしつつガンガン曲も作り、


新たな曲も3曲出来ました!


超シンプルかつ超攻撃的な歌詞とメロディで織りなす
『Gimmick』

この後長らく当時の.itemを代表する曲となったザ・ミクスチャーロック!
『壁~kabe~』

ヘビィなリフとキメで今の.itemの根源的な曲
『PRIDE』

など勢い重視の若さゆえのライブをこなしていきます。


お客さんもたくさんついていきました。


しかし・・・.itemを見に来たと言ったらチケット代無料と言う意味不明なライブをしてました(笑)


アホですね(笑)


ちなみにこの頃の.itemはスーツも着ていません。


皆が思うがままの恰好なので統一感とかゼロでしたね(笑)


MCとかも今とは違くみんながしゃべりたい放題でまぁ今考えるとひどいもんでした(笑)


そして・・・平成14年10月。


F.u.n.Kの浪人2度目のお受験のために再び活動停止期間に入っていくのでした・・・


しかし今回は影でK.O.(この頃はまっつんからステージネームを変え光となっています)、P.E.P.E.、まーてぃーの3人でスタジオに入り練習!!

そして曲作りなどを精力的に行っておりました!

F.u.n.K抜きで出来た曲もありましてね!


スカイラインGT-RのCMにバッチリだと(当時のK.O.様絶賛)言う刺激的なメロディーと王道ハードロックな演奏を武器とした
『ウスバカゲロウ』


がそうでした!


そして平成15年3月8日!

無事にF.u.n.Kのお受験も終わり(無事に合格!)活動再開のライブをティーンズイベントで出会った仲間『シェリー』と言うバンドの企画ライブにお呼ばれしまして鶴見CLUB TOP'Sにて復活ライブを敢行しました!!


この鶴見と言う場所、創世記の.itemを語るうえで欠かせない場所となるのです。


ここで出会ったたくさんのバンド仲間や、音楽関係者、

そして大野遼太郎と言うブッキングマネージャー。


この人がいなかったら今の.itemはあり得ませんでしたからね!


そして何を隠そうM.K.との出会いもこの鶴見。


色々とあった鶴見ですが、そんな細かい所ばかり書いていると終わらなくなってしまう可能性が大ですので(笑)


とにかく、この日から丸4年半くらいは.itemはこのライブハウスをホームとして活動していくこととなるのです。


月に1回は必ず、多いときは 3回くらい出ていました。


もちろん他のライブハウスでも色んな所でライブをやりまくってましてけどね!


曲も増えました。


Dear...と対をなすもう1曲のバラード
『未知なる道』

超ハードなメタル寄りのスピードナンバー!
『ZERO』

この頃の.itemのライブの始まりのテーマ曲。勢いのみを重視した
『?(what)』


など着実に成長していきました。


ちなみにこの頃の鉄板セトリと言えば


1.?(what)
2.Gimmick
3.壁~KABE~
4.Dear..(もしくは未知なる道)
5.ZERO
6.You can't tell a lie
7.大和魂


みたいな感じでした!

あ、ちなみに?(what)は1:30、Gimmickは2:20位しかない短い曲でした(笑)


懐かしい(笑)


ちなみにこの頃は無料ライブはやめて一律1000円ライブとしていました。

ま、今演奏レベルを考えると妥当なことをしていたのかもね(笑)


あとね、バンドと言うことに対しての喧嘩が半端なかった時期でした。


ライブやりゃぁ1日1回誰かと誰かが喧嘩してましたからね。


スタジオは仲良かったけど(笑)


そして増えた曲に対して必然的にレコーディングが始まるのです。


そして平成15年6月。


ひょんな事から.itemはとてもローカルでしたがラジオ番組の生放送のゲストに出演させていただくことになりました。


狭い現場だったので2人で来てって事だったので、代表してK.O.様とP.E.P.E.の2人で向かいました。

2日連続での出演で、1日目は売れない芸人さんの番組。

2日目はあの人なんだったんだろ?(笑)
三味線弾くおじさん?(笑)と売れないグラビアアイドルでやっている番組。


売れない売れない失礼ですね(笑)


当時の.itemのライブはね、今と違って、服装も自由気まま。
ライブ構成とか全然考えていなくて、持ち時間も守らないし、MCはフロント3人がコントか漫談かの如く話しまく っていました。

お笑いやりながら真面目な曲をやるという何とも不思議なライブをしていました。


でもそんな破天荒だったからこそなのか、1日目の芸人さんとの番組はまぁ盛り上がりました!!


楽しかったしね!

で、打って変わって2日目のおじさんの堅苦しい番組には、タジタジしていました(笑)


まぁ今考えるとなんでこんな番組のゲストだったんだろうか?と思いますが、一応バンドのゲストと言う事だったのでもちろん曲も流させていただきました。


リアルタイムでリスナーからFAXで曲の感想が来たりしてウオ――!!ってなってました(笑)


この時に流したのがデモ音源からの『大和魂』と『Dear...』かと思いきや、もうデモ音源が無かったので、ライ ブのライン録りの音の悪い『大和魂』と『Dear...』でした。


生放送を一応録音して、聞いたのですが、とにかくせっかく曲が流れてんのに音が悪い!!


これはまたこういうチャンスがあった時の為に、しっかりレコーディングをしておくべきだ!!


そうだ!そうだ!


と言うことで、持ち曲も10曲ほどになっていたので・・・

平成15年9月!!

2回目のレコーディングを敢行いたしました!


まぁ、皆まだ下手くそでしたから苦労しました。


そして完成した.item初のミニアルバムの完成でございます!


タイトル『first step』

収録曲
1. 壁~KABE~
2. ZERO
3. ウスバカゲロウ
4. 未知なる道
5. Gimmick
6. 大和魂


今はもう完売御礼となっていますこのミニアルバム。

当時は満を持して出しましたこのアルバム。



そして周りの評価もなかなか良かったのですが・・


まぁ今聞くと酷いです(笑)


きっと皆お世辞だったんだろうな(笑)


演奏はもちろんのこと、歌も今よりもずっと下手ですしね。


特にもうギターが酷いです(笑)


もうとにかく勢い重視!


今聞くと勢いもあるのか?と疑問を持ってしまったりもしないこともないですが(笑)



で、このアルバムを作ったのをきっかけにライブ本数がガクンと増えていきます。


鶴見を中心に新たなライブハウス、メチャクチャな本数やったりもしてましたね~~


とにかくライブ本数をこなす!



てね。


ちなみに・・・このアルバムでのラジオオファーは結局ありませんでした(笑)


そのかわりと言っちゃなんですが、メディア進出??

あるところからひょんなオファーが!!


・・・続く