さて、またまた時をさかのぼること、平成23年10月10日(月祝日)
場所は渋谷CYCLONE。
outsider's carnival yearの最終章!!
outsider's carnival vol.10~10th anniversary ver.final~
最初からやりたいことはこれでした。
10周年を祝うのに10月10日10バンドで派手に盛り上げたい!!
で、逆算すると、この年は4回やらないと!
って感じだったんです。
結果10バンドは時間的に物理的に難しくて実現できなかったんだけど、ついにやってきたぞ!
10月10日に10周年!
もう猛っちゃって猛っちゃってしょうがなったですね(笑)
立ち止まった事もあった。
もうステージに立ちたく無いと思った事もあった。
自分達のふがいなさに苛立った事。
死んだ方がマシだと思うくらい恥を掻いたりした。
去って行く仲間に涙を流した。
たくさんの夢を託された。
新しい出会いを喜んだ。
メンバー同士、たくさんケンカした。
何度も本気で抱き合った。
メンバーの喜びは自分の喜びで。
メンバーの悲しみは各自分の悲しみだった。
どんなに苦しい事があっても
帰る場所がある。
それがこのバンドだ。
そういう想いの集大成で開きました。
この回もdot itemによるオープニングアクトやっています!
ちなみにこの回のオープニングアクトは
再びK.O.様&P.E.P.E.によるアコースティック。
O.A.
アコースティック
1.BELOVED(GLAY)
2.sunset color
3.Dear...
後半の2曲は昔のdot itemのでバラード2曲をアコースティックバージョンで披露しました。
そしてこの日の本編のセトリがこちら
1.Revenger
2.ピンクスパイダー
3.Fake
4.Let it go!
5.delight
6.soldier
7.count down
en
1.carnival
2.ブラフモンスター
もう、この日はね!
何も言う事はありませんでした。
言葉では表しがたい。
伝えることが難しいって言うかね。
継続10年って半端じゃねーんだぞこの野郎!!!って感じですかね?(笑)
出演バンドはこちら!
・HUMAN SPIRITS
8回目の出演だったんですが!トラブルが相次ぎ出演できるのはボーカルだけになるという非常事態が2日前に発覚!(笑)
dotのメンバーが2日で必死に3曲覚え、バックバンドdot itemでのステージとなりました!どんな時もトラブルはついてきますね!(笑)
・P.ROCK
説明不要!7回目の出演!
・quadruplets
F.u.n.Kのお友達のバンドも祝福に駆け付けてくれました!ホントにありがとう!
・Film
2回目の出演!
練習スタジオ繋がりでここまで仲良くなるとはね!
・spin out jenny
こちらも説明不要!8回目の出演!頼れる先輩!
・ulma sound junction
3回目の出演!
今にしてみればこのバンドが1番説明不要ですよね!
最高すぎです!
素晴らしい仲間にも囲まれ、大成功を収め、10周年イベント最終章無事に完遂しました。
渋谷がホントに揺れましたね!!
そして追加公演的な形で12月にもvol.11を開催しました。
開催日時は平成23年12月27日(火)
vol.11とか言ってますが、そのうち5本はこの年にやってますね(笑)
場所は新宿Birth。
当時は新宿HOLIDAYという名前でした(後々ライブハウスの名前が変わりました)。
outsider's carnival yearの最終章は終わったんですが、
10月10日に祝いに来てくれた昔からお世話になってる関係者様から、
あまりに良いイベントだったので久々にうちの関係のライブハウスでイベントやろう!
お声掛けいただきましてね。
なので、言ってみれば思いがけぬ10周年記念のoutsider's carnival の追加公演みたいになりました(笑)
outsider's carnival vol.11
そんな流れだったもので、開催に当たる準備も少なく、急いで準備!
急いでブッキング!
告知!
とかもろもろ焦り気味でした(笑)
その前の4本は1年がかりでやってたもんだったのでね、思わず比べちゃうとかなり大変でした(笑)
で、4本と違ってオープニングアクトも準備できず・・・
しっかりバンドが揃ったのが唯一の救いでしたが、急だったのもあり10月10日に比べると明らかに見劣りしてしまう客入りのイベントになってしまいました。
ま、でも楽しかったんだけどね!
そしてこの日のセトリがこちら
1.jap
2.ピンクスパイダー
3.soldier
4.delight
5.Solitude
6.count down
en1.Fake
en2.ブラフモンスター
出演バンドはこちら!
・Film
3回目の出演!
練習スタジオ繋がりでここまで仲良くなるとはね!
この回はオープニングアクトが無かったのでガッツリトップ!
でも最高のライブをかましてくれました。
そしてただいま活動休止中でございます。
・フィリア
2回目の出演!
この日も熱いライブをブチかましてくれました!
・Back Shot Robarts
初出演!
今でも仲良しなBSR!
出会いはORGASM!
ここも活動休止になっちゃったね・・
・spin out jenny
こちらも説明不要!9回目の出演!頼れる先輩!
そして、今考えると、この日のライブがspin out jennyの最後のライブでした。
・ulma sound junction
4回目の出演!
ウルマ。ホントに最高な仲間です。
素晴らしい仲間にも囲まれ10周年イベントホントの最終章無事に完遂しました。
この年はホントにこの10周年で終わってしまったくらいの勢いだったのですが、1年間ずっとORGASMにも出続けました。
そして、10周年イベント連発させたのがきっかけ!
という訳ではないのですが(笑)
12月に痛ロードに続く大きなイベントに出させていただく事が決まりました。
痛ロードとは全く関係ないイベントですけどね。
場所はYOKOHAMA BAY HALL!!
客席1000人規模と言えばイースト、チッタ以来のデカ箱ですね!
外タレとかもよくライブやったりしています。
あ、ちなみにこのライブがDVDにもなっています。
【.item Live in YOKOHAMA BAY HALL】
のやつですね!
ちなみにDVDのCM映像がこちら!
気になる方はちらっと見てみてください!
ライブ自体はとっても楽しく、派手に盛り上がり、ライブDVDも出来、優秀なカメラマンさんとも出会う事が出来たり、良いことづくめだったのですが・・・
イベンターの野郎がね・・・
クソなやつでしてね(笑)
某有名会社の名を語る詐欺野郎みたいなやつだったので、.item流の決別で1回限りでのおさらばとなりました(笑)
さて、そんな山あり谷ありだった10年目の平成23年に発表した楽曲達をご紹介!
この年は2曲のみ。
◆count down
5月頃に出来た曲!
ストレートなロックナンバー!勢い重視・ノリ重視的な曲で後期の.itemとしては曲構成やアレンジなどとてもシンプルでした。
シンプルゆえに【Liberation】の中に入れるかどうかの選曲に落ちてしまったのかもしれません(笑)
◆Solitude
12月に出来た曲!
count downの後に間髪入れずに連続してライブで演奏すると言う目的で作った曲。
曲の中でアクセントやリズムの取り方がたくさん変わるのでゆったりと聞こえるかもしれませんが、BPM(曲の速さを決める数値)で現すと相当早いです(笑)
歌詞は一見読むと暗い歌詞ですが、この頃の作詞者某様が○ンピースにどっぷりハマっている時期でございまして、ニコ・○ビンをテーマに書いた内容となっています。
.itemとしてはかなり珍しい詞です(笑)
さぁ、そして迎える平成24年。
この年からガッツリORGASMと手を結び動いていく事なります。
まず、年始にサウンド改革講座的なものをやらせていただきました。
この前の年にずっと、そりゃもう1年間ずっとやった方がいい、やった方がいいと言われ続けてきたんですが、
頑なに『うちの音は10年色々考えてきてるんだからそんな数時間のチューニングや講義で大きく変わらないでしょ!?』って言う事で突っぱねてきました。
でも1年間言われ続けるもんだから、ちょっと受けてみようかと・・
有留ひろしの本気の根気勝ちですね。
もう、ホントあの手、この手でしつこかったから(笑)
でもそれだけ本気でブチ当たってもらってたんで、ホントに感謝しなくてはいけません。
そして、まぁ、受けてびっくり!!
世界のO氏にご教授いただいたのですが、音に関する悩み事がすべて解決しましたね!
内容は企業秘密だらけなので、多くは言えないですが、.itemが今まで軽視してたもの、些細な事、ホントにすべてナメてました。
いつだって音には向き合ってきて真剣であったんだけど、こんなところやあんなところにこんなヒントや緻密さが必要なんだとかなり突きつけられましたね。
この日を境に.itemのサウンドは劇的に進化しました。
本人たちも驚くくらいにここからのお客さんの反応や数もバチバチに増えました。
その後も惜しみなく良い音質を求めた結果数か月後からORGASMリーダー有留ひろしに『ORGASMでNo.1のサウンドだな!』
と言わしめる位になりましたからね!
長い年月とORGASMの融合が爆発した結果でしたね!
そして5月にはORGASM開催500回記念にも出演!
度々持ち時間の長い50分ライブや60分ライブをやらせていただいたり、
毎月出演するORGASMもほぼほぼトリ、もしくはトリ前と言うイベントの中核を担う立ち位置にのし上がりました。
ORGASM以外の所の動きだとね・・・
まず、.itemは都内と横浜の鶴見以外のライブハウスではほとんどツアーや特別なイベント以外で出向かないバンドだったんです。
10年を過ぎ11年目で新たな試みを!そしてこのサウンドを武器に.itemはORGASMに毎月参戦は当然ながら、この年は都内に限らずいろんなとこに行ってみよう!と意気込んだ年でもありました。
って事で、色々と定期的に足を踏み出してみようとチャレンジした年でもありました。
色々とアポとってあーでもないこーでもないって言ってね。
結局行けたのは
新潟
柏
稲毛
木更津
位だったかな?
後は東京だけど23区内ではないと言う事で、立川もちょこちょこ行きましたね。
ある程度定期的に行けたのは新潟と柏だけだったな(笑)
この新潟・・・初めて行ったのは4月のことだったのでしたが、
以前に行った東北ツアーが3月で、青森で路面凍結にあい、.item号はツルツルに滑りまくると言う大変な目にあいました(笑)
その再来を避けるべく聴きこみもして、4月に決めたのに、なぜかまたもや路面凍結に鉢合わせる!
もうホントにあれね、ノーマルタイヤだと生きた心地がしないわけですよ・・・
ちょっとアクセル踏むとツル~~って・・・
もう思い出したくありませんね・・・
でも行く先々でかなりインパクトを残せたようで、色々とイベントに呼ばれるようになりました。
またまた大物さん達とやれるイベントなんかにもちょくちょく呼んでもらえたりね。
良い事も悪い事もたくさん色々と学べました。
この時にまた.itemは強くなりましたね。
後、この年で言えばそう!
しばらく変わらずに叩いてもらったマウント藤野ことじーふーさんが、他のバンドの海外ツアーに帯同することになりまして、2か月近くライブが出来ない日を送りそうになりました。
そんな時に限って良さそうなイベント振られたりするんですよね(笑)
てことで、.item史上7人目のドラム登場!
後輩バンドのFILMから440(よしおと読む)がサポートとして1か月半ほど助けてくれました。
この440と行った新潟もね、真夏なのにアクシデント発生でしたね。
夏だからツルツル路面凍結って事はなかったんですが・・・
帰りの高速でタイヤがバースト(笑)
バーン!!ってガタガタガタガタ!!
キュルルルルルルルルッ!!
マジでびっくりしましたね・・・
新潟には魔物が住んでるんだと思いました(笑)
でもこのバーストがきっかけで、秋ごろにも都内でなぜかライブの日に2回程パンクしましたね(笑)
そして秋と言えばこの年の9月に弦楽器隊の音に対する貪欲さが増長しておりまして、世界のO氏おすすめのカスタムチューンアップを3人とも施しました!
これでもさらに音がかなり良くなりましたね!
サウンドって追求すればするほど、どんどん貪欲になっていってしまって困っちゃうんです(笑)
あと7人目と言えば、最後に8人目のドラマーもいたりします。
スケジュールの都合でじーふーが出られなくなったライブにじーふーの弟子のドラマー!
岩崎氏
が1回限りで叩いてくれました!
.itemのドラムはほとんどの期間をM.T.かじーふーで構成されてたんだけど、8人ものドラマーがいたんだね。
皆ホントにありがとう!!
あ、ちなみに11月に行った新潟はようやく3度目の正直で・・・
何もアクシデントなく帰ってくることが出来ました(笑)
そして、この年の10月頃にORGASMのレーベルから来年アルバムを発売することが決定しました。
まだ内々的に決まっていたんだけど、ここからの約1年は新曲作り、プリプロだ~レコーディングだ~、撮影やら、ライブやら、全開で忙しい1年になっていきました。
そんな感じで次回は翌平成25年を中心にお送りしようと思います!
で、長かったけど、次回で最終話ですね。
あと少しだけお付き合いを!
続く・・・
またまた時を遡りまして、平成20年5月。
ミニアルバム『Pain』のレコ発自主企画outsider's carnivalのvol.3も無事に終わり、バンドといては恒例です。
CD出して、レコ発やったらツアーに回ってツアーファイナルをやる!
と言う流れ!
これも事務所と話し合って色々と決めていったのですが・・・
大阪行ったり、名古屋行ったりしたことがあったので最低そこは回りたいな!と言う事と!
最後のファイナルも企画が良かったんです。
で、わかった!色々と決めておきます!という流れだったので事務所に任せておいていたのです。
しかし実際に決まったとあがってきた案件は、
ほぼ都内ばかりの名ばかりの関東ツアー。
しかも東京以外は言っても、川崎1本とと柏2本だけですからね!
あとは新宿・吉祥寺・ 大塚・上野・恵比寿・代々木・新大久保・・・
ってなんだよ!!みたいに不満が募りました。
一番遠い所は自分たちでブッキングした木更津でした(笑)
しかもファイナルはなぜか相談なしにワンマンに決まっていてね。
この日程が決まっただけで相当事務所との関係が劣悪になりました(笑)
でも決まってしまったものはしょうがない!
やるしかないから全力でやらせていただいていたのですが、
事務所が適当に組んだのかよくわからないのですが、
ツアー中、ライブハウスに到着するとリハーサルをやるんだけど、またこの事務所お得意のアコースティックイベントとかに組み込まれてたりするんですね~(笑)
酷い時はライブハウスがアコースティックに特化しすぎてギターアンプないけど?
みたいなところもありました(笑)
でも頑張ってライブやりました(笑)
他にも事件は色々あったのですが多すぎてね、あぁ・・この事務所ダメなんだな~
って感じました(笑)
そして平成20年8月11日(月)
渋谷O-nestにてツアーファイナルワンマンライブ!!
ま、ここもまず月曜かよ!!
って日程決まった時に突っ込んだんです(笑)
とりあえずこの日に見に来てくれたたくさんのお客さんがいなかったらインディーズの音楽界に絶望してバンドはこの時解散してたかもしれません。
まさにファミリーにみんなの笑顔に救われ、まだ続けなきゃって心底思えた日でした。
そして、改めて自分たちの芯を信じて、自分たちでしっかり動いていこうと思い、事務所を辞めることをしっかり決意したのもこのライブがきっかけでした。
そんなワンマンのセットリストがこちら。
01.?(What)
02.Carnival
03.jap
04.Play boy
05.Let it go!
06.Ash
07.ピンクスパイダー
08.ブラフモンスター
09.未知なる道
10.ウスバカゲロウ
11.楽器隊セッションタイム
12.Pain
13.サスケ
14.My Last Angel
15.追憶
16.7 Sea
17.Fake
18.壁~KABE~
19.Revenger
アンコール1
1.sunset color
2.GOD JUNKIE
3.Gimmick
アンコール2
1.大和魂
アンコール4曲とかもはや短めのブッキングライブです(笑)
結果的にワンマンはやってよかったですね。
そしてきっちり事務所と決別が決定。
一瞬足が止まりましたが、しかし挫けず、5人で手を取ってまた仕切り直しで歩み始めることを誓いました。
で誓いついでに気晴らしも込めて、ワンマンのすぐ後に親睦会を込めたBBQ大会とか開催したりしてね(笑)
よし、これからもう1回ガンバロー!!ってな感じで気合注入しました。
そして、色々と動き始めたんですが、いきなりすごい事が決まりまして、前回Ra;INさんと対バンさせていただいた事は書きましたが、その流れでイベンターさんを通じてhide with spread beaverやGLAYなどのキーボードで活躍していたdieさんからまた一緒に何かやらない??
と声をかけてもらったんです!
うちがイベントを企画するという条件だったんですが、もうそりゃ張り切りますよね!!
話はとんとん拍子で進み再び偉大な方々、俺らの青春に影響を与えた方々と一緒のステージに立てることになりました!
開催日時は平成20年11月3日(月・祝)
場所はこのvol.4からしばらく渋谷CYCLONEでやらせていただくことになります。
hide with spread beaverの
ベーシストCHIROLYNさん
キーボードDIEさん
このお二方がユニットを組んでスペシャルオープニングアクトとして出演してくれたんですねぇ~
イベントタイトルもただの『vol.4』ではなくて『SPECIAL outsider's carnival』にしちゃいましたしね!
この日の一番のイベントはトリの.itemのアンコールで.itemとそのお二方でのコラボ演奏でした。
本物のピンクスパイダーに.itemを混ぜていただいた形。
いやぁ・・・すごかったです・・・
反響もとんでもなことになり渋谷CYCLONEがオープンからラストまでパンパンの状態に!
オープン前から並んでたお客さんが入りきれずにスタートが押すという事態も起きました(笑)
まさに伝説・・・
そしてそんなこの日のセトリがこちら
1. jap
2. ピンクスパイダー
3. ブラフモンスター
4. 追憶
5. Anser for…
6. Fake
7. Revenger
en1. GOD JUNKEY
en2. ピンクスパイダー(スペシャルバージョン)
そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!
・金閣VS銀閣
この日の為だけのスペシャルユニット!!
DIEさんCHIROLYNさん達で作られたバンド!!
マジ超かっこよかったです!!
この日だけと言っておきながら、このメンバーが楽しかったようでその後何回かライブやってましたね(笑)
全てにおいて学ばせていただきました。
・HUMAN SPIRITS
4回連続の出演ですね!
outsider's carnivalを長らく支えてくれる兄貴分バンド。
文句なしの鉄板バンド。
男の熱さ、強さ、優しさ、たくましさ。
メッセージが心まで届いた、我らが兄貴!
・u-ra-nus
この開催年に運命的に出会った後輩バンド。
青森から夢見てメンバー全員で上京してきた気合の入ったバンド!
まぁそんな彼らも解散しちゃうんですがね・・・
激しいサウンド!美しい高音、その中に光るシャウト!色々な視線からの歌詞でたくさんの人を魅了した、 可愛い弟達!
そんなバンドでした。
・spin out jenny
魂に響く声、忘れられないギターリフ、心を揺らすベース、激しいドラミング!
そして何より会場を虜にしたMC!
もう.itemの師匠です!
outsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
この回で2回目の出演。
超ハイレベルなステージ!
バンドとして、やらなければならないことを全て完遂しきってさらにあのオリジナリティ!!
メンバー一同大ファンです。
はい、そんな感じで!!
プロがいると周りのレベルも高くなる。
どのバンドも素晴らしいライブでした。
皆パンパンの会場に飲まれることなく、逆にそれを力に変えた、プラスがプラスを呼ぶハイクオリティな1日となったのでした。
ちなみに高校の頃からのベースヒーローと対峙できたF.u.n.Kは打ち上げでのCHIROLYNさんとの会話の影響でこの後しばらくモンハンにハマるという裏話なんかあったりなかったり(笑)
しかし、dieさんCHIROLYNさんの漢気や気遣いが素晴らし過ぎてね・・・
こういうかっこいいバンドマンになりたい!
と心底思いました。
この回は一緒にピンクスパイダーを演奏させてもらったのですが、個人的に今でも忘れない打ち上げでのdieさんの言葉
『リハーサルで俺らにビビッてたでしょ?(笑)ギターの音とかがめっちゃビビってたよ(笑)
でも本番のお前の音と立ち振る舞いヤバかったな!押されて負けるかと思ったよ(笑)』
自信につながりました!
そんなvol.4も無事に終了。
ついに平成21年に突入いたします。
と、その前に平成20年に発表した楽曲達をご紹介!
◆ブラフモンスター
こちらこの年に発表したミニアルバム『Pain』にも、新たなアルバム『Liberation』にも録り直しで収録されています。dot itemの看板ナンバー!
japに続き、世への・・・というか明らかにマスコミ批判の曲ですね(笑)
時事ネタ満載ですが、楽曲自体はのりやすい16ビートから8ビートに変わるdot流王道構成(笑)
カモン!カモン!の曲です(笑)
◆My Last Angel
dotのバラードと言うと大抵失恋の曲ばかり。
たまには前向きな幸せになる歌もあっていいんじゃない?と言う事で出来た曲!
あ、ちなみに曲調は全然バラードじゃないですよ?
ガッツガツのロックナンバー!
あ、これもdot流王道の16ビートからの8ビートナンバー!
ロックな曲で愛を語るのも良いじゃない??って曲です。
◆Answer for...
ミドルテンポでゴリゴリのリフなどをふんだんに使ったプログレチックなハードなナンバー。
時事ネタを入れない世への不条理を問う歌詞になっております。
全体的に暗めの曲調ではあるんだけど、歌詞がさらに暗黒へのどす黒い世界につれって行ってくれます(笑)
この曲のギターソロはアームやスクラッチ、フィードバックとか変な技巧満載で作ってあったので意味不明なソロだったかもしれません(笑)
さ、そんな曲達もありつつ、平成21年を迎えます。
バンド史上最大の苦難だったかもしれません。
年が開けてから仲良いバンドだった後輩のu-ra-nusと一緒に3月に東北ツアーに回ることが決まっていました。
が・・
平成21年2月5日(木)
メンバー全員にM.T.からの脱退表明メールが来ました。
わかりやすく書くと、
『体力的、精神的、年齢的に限界を感じ、これ以上は皆と同じ情熱を持って活動を続けていくことが困難であると判断し、このたびバンドを脱退することを決意しました。』
平成20年と言う年は事務所と絡んだり、大御所と派手なイベントをやらせてもらっても、音楽で食う事の壁の高さをまざまざと痛感させられた年でもあった事が情熱の衰退に結びついてしまったのだと思います。
全員愕然としました。
常々、5人のうち誰かが欠けたら.itemは続けていけないだろ!と言ってきたからです。
足掛け8年一緒に歩んできました。
高校から一緒だったP.E.P.E.とF.u.n.Kは10年。
振り向けばいつもM.T.が笑顔でドラムを叩いていて、俺らのリズムを支えてくれていました。
『解散』
必然とこの二文字が頭に巡りました。
一緒に歩んできたからM.T.の気持ちが手に取るようにわかってしまう。
しかし、ちゃんとしたメンバー交代なんてしたことなかったから、この先の存続させることがどうなるのか見当もつきません。
完全に心は一度折れました。
でも続ける決断に至ったのは、
自分たちが全力を出し切れてないと言う事や、
各個人.itemがなくなった自分を全く想像できなかったからだと思います。
最も大切なドラマーであり、それ以前に大切な、大切な友人でありました。
M.T.が居ない.itemは.itemでは無い。
「俺はお前らの背中見てれば調子も機嫌もわかる」
そんな事をよく言っていたM.T.が辞める。
辛くないわけがないです。
各自が自分を押し殺し、決まっていた2月16日(月)渋谷CYCLONEのライブでM.T.ラストライブをやることにしました。
東北ツアーもあったので、M.T.からは決まってるライブは代わりのドラムが見つからなかったら俺が叩くよと言ってくれていたんですが、
脱退騒動で混乱していたり、
変にマジメだったり、
てとこがあるでしょ?
『辞める奴と一緒にツアーなんて回ってくんなよ!』って思われるだろ!って言うひねくれた考え(笑)
だから、ツアーはなんとしても新しいドラムを決めそいつと一緒に回る!と言う決意をしてしまいました 。
見切って発表して後に引けない形にしてしまうんですね~。
うちのバンドっていつもそうなんです(笑)
良い事も悪い事も、早く伝えたくてしょうがない性分です。
この早々の決断がこの後の辛い年月の始まりとなります。
とりあえず正式なメンバーとしてのM.T.とのライブは2月16日で終わりました。
イベントでもなんでもないただのド平日のライブだったので、ツアーファイナルで違った花道を作る予定にしました。
そんなM.T.のラストライブのセットリストは初めてM.T.がセトリを決めた日でもありました。
1.壁~KABE~
2.play boy
3.Let it go!
4.ブラフモンスター
5.What did you say!?
6.大和魂
7.jap
最後のM.T.のブログより
『バラードはやらないと心に決めてました。
確かにバラードも名曲ぞろいです。
でも、僕にとっての.itemは、
「自らに対して立ちはだかる何者かに真っ向から喧嘩を売る」バンドです。
人であったり、社会であったり、運命であったり、自分自身であったり。
(中略)
これで、僕のM.T.としてのステージは終了です。
色んなところに行ったなぁ・・・
楽しかったよ。
辛かったし、苦しかった。だから楽しかった。
うまく言えないけど、充実していた、ってことなんだろうな。
本当に有難う。』
ここからしばらくdot itemの苦悩の期間が続きます。
が、とりあえず後任ドラムより先にM.T.のラストステージの自主企画について書かせてください。
開催日時は平成21年4月24日(金)
場所はまた渋谷CYCLONE。
このvol.5ちょっと変則的になっていまして(前回もやや変則でしたが)
まずこのイベントはu-ra-nusと言うめちゃくちゃ可愛がっていた後輩バンドと一緒に回った東北ツアーのファイナルで一応名目上は共同企画でしたね。
だからこうだ!
.item&u-ra-nus共同企画 東北ツアーファイナル
~brotherhood~
outsider's carnivalの番外編って感じですね。
先に話しちゃうとM.T.のちゃんとした脱退ライブもしてなかった。
だからこの頃のドラムY.u.n.Aと.itemのステージを半々で叩いてもらってM.T.の最後の花道を作ろうというのが実は本来の目的だったりしました(笑)
いや、でも、流れ的には
東北ツアーが決まる
↓
M.T.が脱退表明
て感じだから、初めの目的はやっぱりツアーファイナルだったのかな??(笑)
なんかさよならM.T.のイメージが強すぎっちゃってね(笑)
だから.itemのこの日のライブはドラマー交代の簡易的な2ステージ制。
そしてそんなこの日のセトリがこちら
1. Pain
2. ブラフモンスター
3. Revenger
~M.T.タイム突入~
4. My Last Angel
5. Carnival
6. jap
en1. 大和魂
そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!
・P.ROCK
3回目の出演。
何があっても俺らを支えてくれ、イベントを支えていただきます。
後輩である俺らのステージを毎回全力で盛り上げてくれる熱い兄貴たちですね!
・spin out jenny
こちらも3回目の出演!
魂に響く声、忘れられないギターリフ、心を揺らすベース、激しいドラミング!
outsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
この日もバンドとの先輩としてたくさんの言葉で励ましていただきました。
・ANIMA
唯一u-ra-nusが呼んできたバンド。
初めて絡んだのが、ちょっとしんみり重い空気だったこのイベントだったにもかかわらず、すごくバカ騒ぎして楽しく絡んでくれました!!
・HUMAN SPIRITS
5回連続の出演ですね!
男の熱さ、強さ、優しさ、たくましさ。
メッセージが心まで届いた、我らが兄貴!
この日も笑顔で俺らの背中を押してくれました。
・u-ra-nus
共同開催の後輩バンド。
もっとずっと一緒に歩んでいけると思っていましたが、このイベントに出てもらえるのはこの日で最後でした。
この1年後に解散してしまいます。
絡んだのはわずかに2年足らずでしたが、たくさん絡んでホントにお互い濃い2年を過ごさしてもらいました。
共同企画と言いつつもほぼ.itemに投げっぱなし状態でしたので、打ち上げで少し説教も入りつつ(笑)も、イベント自体は終始M.T.の事を語るようなバンドばかりでね・・
ある意味.itemとしては節目のイベントでした。
と言う事でこの日8年に渡りともに歩んだ2代目ドラマーM.T.の ラストライブとなるのでした。
続く・・・
さて、またまた時を遡りまして、平成19年11月24日。
ピンポイントですが昨日の続きって事で、2度目の自主企画!
~outsider' carnival vol.2~
なのです!
2回目は恵比寿LIVE GATE TOKYOというライブハウスでやらせていただきました!
この頃の.itemはイノセントミュージックという会社にお世話になっており、この会社お抱えのライブハウス!みたいなとこでした。
お抱えと言うよりはここのライブハウスのイベントが当時半分くらいはイノセントが使ってるみたいな、ブッキングしやすいライブハウスだったわけです。
だからここのライブハウスでは当時結構ライブやってましたね!
昨日もか書きましたが、このイノセントの方々に.itemが主催イベントやったらどうなんの?
みたいなところから始まりました。
CD作ったらレコ発企画やるでしょ?だからそのイメージで!!
みたいな感じです。
あ、この書き方良くないな(笑)
無理やりやらされた感が出てますね(笑)
決してそうではありません!
よし!!俺らの最強のイベントかましてやんぜ!!見てろ!!
と気合入ってましたのでご安心を!!(笑)
そんな最強出演者たちがこちら!
・ジェニュイン
前回に引き続きの出演。
この間に解散だ!とかごたごたしてたこのバンド、見事に奇跡の復活を遂げて出てくれました!
・over ride
実はフリーペーパーも方々にお世話になっていた時の同志たち。
キャッチーなメロディにアグレッシブな楽曲と、女性ボーカルも絡められる多才なバンド!
最終的にはここも解散してしまいますが、良いバンドだったなぁ・・
・spin out jenny
ご存知の方も多いのではないでしょうか!?
この時が初参戦!
そしてoutsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
超ハイレベルなステージ!
軽妙なトーク!
バンドとして、やらなければならないことを全て完遂しきってさらにあのオリジナリティ!!
メンバー一同大ファンです。
・HUMAN SPIRITS
前回に引き続きの出演で、outsider's carnivalを長らく支えてくれる兄貴分バンド。
魂の塊、生命の煌き、心に響くステージ。
この兄貴たちがいたから.itemは強くなれました。
・C.P.C
千葉発のラウドロックバンド!
ツインボーカルのラップ&メロディとラウドでファンキーなビート、ヘヴィなロックサウンドのギター・・まぁうちが好きなる要素たっぷり詰まったバンドです(笑)
第一印象はお互い悪かったのが功を奏して仲が良くなるというあのパターンのやつです(笑)
「食われるんじゃないか!?」と思うほどの圧巻のライブを見せてくれました!
ここもほどなくして解散・・
はい、そんな感じで大盛り上がりしましたこのイベント!!
盛り上がりすぎて押しに押しまくった噂のあの日でございます(笑)
終電が無い人たくさんいました~って日ね(笑)
この日も調べたらセトリが出てきましたので載せちゃいます!!
1.Carnival
2.ピンクスパイダー
3.Let it go!
4.追憶
5.play boy
6.GOD JUNKIE
7.Revenger
en1.大和魂
結果押しまくりトラブルはありましたが、大いに.itemのイベントの素晴らしさを伝えられた日になりました。
そして平成19年12月。
当初のCITTA'でのライブが渋谷BOXXになりました。
比べちゃうと小さくなりますが、なんにせよ名の通ったでっかいとこで演るって言うのは気分がいいもんですね。
控え室もたくさんあるし(笑)
この日のイベントはこの年のレーベルイベントの集大成イベント!
だったようで、いくつかの渋谷のライブハウスも押さえて数か所で開催し、フェスのような形にしておりました。
で、メイン会場がBOXX!
そしてトリがなんとdot item!
一気に駆け上がりましたね(笑)
そしてこの日の大トリ持ち時間は60分ステージ!
新曲や、珍しくメドレー作ったり、この日限定スペシャルバージョンのアレンジを入れた曲を演奏したり、盛りだくさんのセトリでした!
1.jap
2.ピンクスパイダー
3.壁~KABE~
4.新曲(Pain)
5.ROLLING
6.Revenger ~long ver~
7.未知なる道
8.Carnival
9.メドレー・GOD JANKIE~FAKE
10.大和魂
リベンジャーはK.O.様発案の一体感上げ上げなバージョン。
メドレーは、練習の時にちょくちょくやってたお遊びを発展させてみた感じ。
この日は少し早いクリスマスプレゼントも用意してまして、実はこの年の3月に2曲だけレコーディングしてたんですが、作ってたら、すぐに事務所と接触。
なんかドタドタのまま忘れ去られてしまったのを、ここぞとばかりの来てくれた皆さんに配る無料配布音源にしました!
そんな無料配布音源は100枚限定
2曲収録
・Carnival
・Let it go!
これも配布終わってもうありませんのであしからず!
そんな告知もあって会場はパンパン!!
なんにせよ、1曲目のjapが始まったときの皆さんの歓声!!
カッカッカッカッ
デレレデレレデレレデレレデレレ~♪
うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
↑こんな感じ(笑)
あれは 結構忘れられないですね(笑)
この日は時間が押せ押せで、終了後は速攻で片付けやんなきゃならなかったので来てくれた皆さんと一切しゃべれなかったのと、ホール撤収自体も迫ってたので、半ば皆さんを追い出す形になってしまったのが唯一の心残りでした。
そしてそのことについいて、事務所と大喧嘩!
と言うか一方的なクレーム!!
ま、俺ら出演者も着替えすらできなくて、外で着替えさせられたりしましたからね!
そりゃ怒りますよね!
そしたら、ここで意外な展開。
ミニアルバムを作ることは決まっていましたが、今日のロングのライブがあまりにもよかったから、2月にCITTAでライブやりましょう!!
ってな話に!
いや、おい!
嬉しいけど、急だな!!(笑)
みたいな感じでしたが、とりあえず、喜びましたね!!
で、年が明けて平成20年1月。
レコーディングや収録曲の事などの話も進めながら、CITTAに向けた準備も!
と言うか話が進むにつれて、CITTAでもdot itemが60分ステージでトリだと言うんです。
え?
と、そこで怪しい雰囲気。
何かのイベントに押し込んでもらえたのだとばかり思っていたのですが、ふたを開けると事務所のイベントをただただCITTAでやると言うだけ。
おいおい!
1200人もキャパのある会場で。
どれだけの集客を見込んでいるのか??
と言う不安もありましたが(この不安は的中する 笑)、とりあえず決まったものはやるしかないのでね・・・
1月に1本渋谷のクロールで60分ライブをやらせてもらい、いざ臨んだ、
平成20年2月22日(金)!!
dot itemはEASTに続き、CLUB CITTAにも出ました!
なんにせよ有名アーティスト御用達の有名ライブハウス!
テンション上がらないわけないでしょ!
モニターの返りは抜群だし、
自分の音が気持ちよく広がる感じがわかるし、
空気多いし、とてもやりやすかった!
控え室が多く、広いのもGOOD!
ホントに俺ら、控室にうるさいね、てか俺?(笑)
で、結局この日のイベントがなんと信じられない事に、事務所所属のアコースティックアーティスト4組にトリがdot itemという訳のわからないイベントになっていました(笑)
あの広い空間にパイプ椅子がザーーッと並んでてね(笑)
なんでやねん!!
って思いきっり突っ込みたくなりましたが、もうやるしかありませんので、残念ながらパンパンには出来ませんでしたが、ガッツリやらせていただいたのでした!
元々ロックよりもポップなアーティストに長けた事務所ではあったんだけど、ここまでやられるとただの嫌がらせにしか感じませんでした(笑)
で、この日のセトリがこんな感じ!
1.Pain
2.ピンクスパイダー
3.jap
4.Let it go!
5.追憶
6.play boy
7.新曲(ブラフモンスター)
8.Revenge
9.Ash
10.Carnival
11.GOD JUNKIE
12.大和魂
思う事は沢山ありながらも何とか無事にCITTAのライブも終了!
とりあえず、リリースするミニアルバムに向けたレコーディング頑張ろう!
と言う事になりました!!
そして平成20年3月はニューミニアルバムのレコーディングやらジャケ撮影やらアー写撮影に宣伝用のトレーラー作りと色々と地下引きこもり作業を延々といていました。
当時、なぜかジャケ写は弾丸日帰りツアーでアイルランドまで撮りに言ってきたと嘘ついてましたな(笑)
パスポートすら持っていない集団が良く言ったもんだ(笑)
それはさておき、このミニアルバムが今でも販売しております
『Pain』
でございます。
で、このレコ発が『outsider's carnival vol.3』なのでございます!
しかし、このレコ発をやらせいただく前のレコーディング中にあるお話が来たのです。
俺らが勝手にカバーさせてもらっていたhide with spread beaverさんのピンクスパイダー。
これのアレンジがすごくいい!!
と、とあるイベンターさんにお褒めの言葉をいただき、
なんと、hide with spread beaverやGLAYなどで活躍していたdieさんや、X japanのPATAさんが在籍しているRa;INさんと一緒にライブしませんか??
とオファーをいただいたのです!!
そんなの出ないわけないですよね!!
てなわけで、ニューミニアルバムも急ピッチで制作!!
正式にはレコ発の平成20年の5月3日に発売だったのですが、Ra;INさんと対バンすると言う事で、一緒にやらせていただく木更津で4月26日にライブ限定先行販売させていただく事になりました!
レコーディング明けのCITTA以来のライブがこんなイベントだなんてまさに夢のようでしたね。
この日はもちろん大御所の方のライブと言う事で、お客さんもたくさんいらして下さったのですが、
なんとdot itemはトリ前に配置させていただきまして!
嬉しい事でした。
そして、イベンターさんから『dieさんにピンクスパイダーの演奏許可と挨拶してきなよ!』
と言う事で、恐る恐る楽屋に出向きご挨拶。
お前ノックしろよ!とドアの前でなすりつけあう場面も(笑)
しかし、気さくに話していただき、あっさり『良いよー!!じゃ後でしっかり聞くよ!』と言って頂きましてね。
めちゃくちゃ良い人達でした!
もちろんライブも圧巻でした!
そして、本番にはステージ袖から真剣にうちを聞いてくれていて、そして何よりお客さんに温かく認めてもらえました。
直接、かっこいいね!とも言われたのが今でも忘れられません。
この日のセトリは
1.jap
2.ピンクスパイ ダー
3.Pain
4.ブラフモンスター
5.Revenger
ピンクスパイダー大合唱は今でもかなり痛烈な思い出として残っています。
そして打ち上げ。
まさかガキの頃TVの中でしか観れなかった憧れの人達と対バンして、まさか一緒に酒を飲めるなんて思いもしませんでしたよ。
打ち上げでは終始正座してました(嘘 笑)
沢山お話もさせていただいたりね、
バンドとは何かとか言う事から、
趣味の話やくだらない話まで最高に楽しい時間でしたね!
数日後のスタジオでは、練習以外の時間はほぼこの日の話しかしてなかったですからね(笑)
そして間髪あけずに平成20年5月3日。
ミニアルバム『Pain』の発売日!!
そして自主企画outsider's carnivalのvol.3開催日でした!
レコ発ですね!
vol.2がCDを出した時のレコ発イベントを想定して開催したイベントなら・・・
もちろんここはCD発売のレコ発イベントで間違いありませんね!!
そうこれは今でもあります『Pain』のレコ発企画でございました!!
このイベントを皮切りにツアー回ってファイナルでワンマンやって・・・
ていう流れになっていくのですが、またあとで書くとして、
会場も前回と同じく恵比寿LIVE GATE TOKYO。
満を持して制作したCDのレコ発企画でしたのでね!!
気合が入らないわけないですよね!!
この日は・・・そうだ、お客さんのPainの大合唱とか今でも忘れられないですね・・・
鳥肌もんでした。
この日も間違いなく盛り上がりました。
まぁこの日が盛り上がらなかったら問題ですよね(笑)
そしてそんなこの日のセトリがこちら
1. Pain
2. ピンクスパイダー
3. ブラフモンスター
4. 追憶
5. Carnival
6. jap
7. Revenger
en1. 壁~kabe~
en2. 大和魂
ん~~~まさにレコ発らしいセトリですね(笑)
そりゃそうか(笑)
そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!
・P.ROCK
vol.1に引き続きの出演。
何回も出演してくれたバンドは今後この部分が弱くなってしまう傾向にあるということに気づきました(笑)
しかしこの後このバンドにもしばらくこのイベントを支えていただきます。
後輩である俺らのステージを毎回全力で盛り上げてくれる熱い兄貴たちですね!
・the Lucy
HUMAN SPIRITS経由で知り合った後輩バンド。
年下にも関わらず演奏もお上手で、やりたいことが明確に見えたホントに年下かよっていうロックなバンドでした(笑)
いつからか疎遠になっちゃったけど今でも元気にしてるのかなぁ・・・?
・Burst Out Laughing
ここも後輩バンド。
鶴見で出会った可愛い可愛い後輩バンドです。
結構ポップな音楽だったんですが、何が良かったって、.itemを尊敬し過ぎていたこと(笑)
もうそりゃ可愛くて仕方がなかったです(笑)
まぁそんな彼らも解散しちゃうんですがね・・・
・HUMAN SPIRITS
3回連続の出演ですね!
outsider's carnivalを長らく支えてくれる兄貴分バンド。
文句なしの鉄板バンド。
命そのものを音にしたバンドっていうのが彼らを表す一番良い表現かなって思います。
はい、そんな感じで!!
.itemのレコ発は先輩2バンドに俺達の成長を見てもらい、後輩2バンドに継承していく…
そんな企画だった気がします。
そしてこのあとツアーが始まるわけですが・・・
続く・・・
さて、またまた時を遡りまして、平成18年。
激動の1年であった事は前回までで配信しましたが、この年は何気に夏に初めての野外ライブを経験した年でもありました。
場所が稲毛海岸でのライブイベントだったんですが、タイムテーブルは決まっておらず当日のくじ引きだったんです
昼位から夕方にかけてのイベントだったんですが、野外ですからね!!
夏ですからね!!
全員スーツのうちのバンドとしましては是が非でも日が落ちてくる夕方が良かったんですが、もちろん炎天下真っ只中の真っ昼間!!
13時くらいのクジを引きます(笑)
あいかわらず、持ってますよね(笑)
控室にはエアコンがあるよ!
っていうようなことはなく、ライブ始まる前から汗ダラダラ(汗)
はじまる前からグッタリ気味(笑)
そして、本番!!
なんて日差しが似合わないバンドなんだ!!って事はさておき(笑)
見ているだけでも暑くなりそうなステージも、気合で乗り切るステージ!!
ツルツル滑りやすいステージでね・・・・
革靴のK.O.様がハイキックで派手にマジゴケするなどのハプニングありでしたが(笑)すごく楽しんでましたね!!
ライブ後はあまりの暑さに耐えきれず、ライブ後は稲毛の海がすごく近かったので、しばらくメンバー皆で仲良く海水浴したりしてました(笑)
平成18年は主につらい事ばかりでしたが、こんな楽しいエピソードも あったんだよ~的な感じで書かせていただきました。
そして平成19年に入りましょう!!
この年は間違いなく.itemとして変化の1年となるのですが、まずは順に追っていきましょう。
この年の1月。
年内最初のライブがなんとあのO-EASTでした!
2回目の出演って事でね!
もう慣れたもんです(笑)
とか言いながらも前回同様に
楽屋広い!!
個別!!
VIP!!
ってはしゃいでました(笑)
でねやっぱりデカイ箱は気持ちがいいもんです!!
動き回れるし、今でこそ、メンバー同士よく見合って、ステージの上での衝突や接触事故などは少なくなりましたが、昔はホントに多くて多くて(笑)
皆全然まわり見てなかったんだと思います(笑)
で、ぶつかると痛いからだんだんと周りに気を使い始めるっていうか周りを見始める(笑)
で、この1200キャパのこのO-EASTでもぶつかってましたからね(笑)
あ、でもその原因はきっとこのライブでK.O.様以外が皆ワイヤレスになった事も原因の一つかなと。
そうそう、この頃から.itemは皆ワイヤレスになりました。
せっかくの広いステージ動き回りたいし、小さい所でもシールド(楽器とアンプを繋ぐケーブル)も絡まなくて済むしね!ワンマンとか長いステージもやることがあったらどんどんワイヤレスのが良いしね!
ってことで皆一斉に奮発してワイヤレス導入しました!
で、自由に動き回れるこ とが楽し過ぎてはしゃいだんだと思います(笑)
で、ぶつかる(笑)
アホデスネ(笑)
でもこのワイヤレス導入が早速功を奏して、3月にツーマンライブをやることが決定しました。
当時の鶴見でお互い凌ぎを削りつつ高め合っていたバンドジェットモグラと言うバンドと。
タイトル名もその名も
~ジェットモグラ VS .item~
同世代の仲間。
ポップなバンドだったんだけど、なんかやたらライバル関係にありまして(笑)
揉めたり、揉めたり、もめたり(笑)
でも心では実力を認め合うそんなバンドでした
つかね、ジェットモグラのね、ボーカルギターがね、一言多いと言うか、悪ふざけが過ぎる奴と言うか、でもチキンだったり、それで揉めるの(笑)
良い奴なのは重々知ってるんだけどね(笑)
何かと揉めるの(笑)
ま、最終的にいつも仲直りするんだけどね。
いつもお互いのライブを見て、『やっぱりお前ら最高だわ!』とか言ったりしてね(笑)
まぁツーマンもO.Aありーのでそれはそれは盛り上がりました!!
そして、平成19年4月。
デカ箱、ツーマンと順調にこの年のスタートを切っていくこの頃、ちょこちょこと色んな会社や事務所・レーベル等から接触をされるようになっていました。
フリーペーパーの時の関わり合いが自分たちでは納得いかない事が多かったので、慎重に騙されないように、かつ自分たちをしっかり評価してくれて、考えや方向性に共感できること、してくれることを重視していました。
まぁ、あれですよ。
ワガママバンドってやつですね(笑)
その中でも何かと意見や考え方等合致することが多かったイノセントミュージックとしばらく一緒にやっていくこととなりました!
新人育成枠に入ることになりまして、色々とバックアップしていただく形になったのです!
この頃の音源『jap』だけで判断されていた部分があったので、ライブを重ねるごとに社内の評価はアップ。
もめ事もやたら多いバンドですから、担当者が一般社員だったのが3か月後にはチーフに、年末には専務に、年明けからは社長もミーティングに加わってくると言う(VIPなのか問題児バンドなのかはさておき)対応(笑)
とりあえず社内の夏のイベント!
あの川崎CLUB CITTAでのライブ出場権をかけたイベントへの推薦に入ったのです!
出るバンドは会社一押しのバンドで決定したいが、下剋上出来たら面白いじゃない!
て言うのとその一押しバンドに成長を促すための開催だったようです。
まぁ、関わって3か月足らずで来たこの話。
バンド内で盛り上がらないわけないじゃない!!
ってなわけで、4バンド出演のイベント
『E-1 champions league』(EはEntertainmentのEだって言ってました。)
ルールがこんな感じ。
・4バンドがまず20分のライブを演奏。
・1回戦
代表者に万歩計をつけてどれだけ動き回っているのか、どれだけエンタメしているかを競う。
・時間オーバーは減点
・歩数の多い上位2バンドが決勝進出
・決勝
2バンドが1曲ずつ演奏をしてどれだけ会場が盛り上がるかを審査員査定。
・もちろん動員数も加点
・優勝者は最後に10分の祝勝ステージを披露
・閉幕
こんな感じ。
なんだこのルール?
って感じでしたが、まぁとにかく動員を!!
スタジオでは万歩計を取り入れた練習なんかもしました(笑)
意外とマジメでしょ?(笑)
スタジオで歩数の多いやつを当日に起用しよう!ってね(笑)
スタジオではF.u.n.KとP.E.P.E.が良い勝負で首位争いをしていましたが当日はコーラスもあるし、すべてはF.u.n.Kに託すことにしました。
ま、てかうちのバンドはこれに関しちゃ負けないでしょ!?
って余裕の見解でしたが(笑)
そんなこんなで当日を迎えるメンバー一同。
まぁこのなかば出来レースではないかと疑心を帯びながらも、
下剋上!?もともと俺らのが上回っていることを証明するだけだろ?
という意気込みでいよいよイベントが始まります・・・
詳しく書くと8月24日。
まずは1回戦開始!!
皆試行錯誤に動いていました!
ガツガツ!!と!!
この時の20分のセトリがこちら!
1.Carnival
2.ピンクスパイダー
3.GOD JUNKIE
4.大和魂
動きまくれること重視のセトリです。
どのバンドもすごく頑張っていましたが、うちのF.u.n.Kには敵いませんでした(笑)
ピンクスパイダーが終わった時点で万歩計をちら見した本人がP.E.P.E.に一言
『もう1600歩!これ確実に行ったべ!!』
ってね(笑)
ちなみにどのバンドも1500歩にすら届いていません。
でもそこからバテたF.u.n.Kは数を伸ばせず、結局2400歩くらいだったんですが(笑)
まぁ、そんなことはなんのその!
ダントツ首位で1回戦を通過!!
予想通りですね!
そして決勝戦の1曲勝負!
どれだけ盛り上がれるか!
盛り上がれんのか!!?
ここで.itemが取った曲は・・・・
まさかの
追憶
客席はどんな盛り上がる曲を持ってくるんだろうと、ワクワクしていたたくさんの顔がサーーッとビックリし、そしてすぐさま聞き入る体制に入ってくれました。
そして演奏が終わった瞬間・・・
拍手の嵐!!
そして
『このままじゃ物足りないぞ!!』
『そうだそうだ!!』
『ド―――ット!!ド―――ット!』
『このままじゃ暴れたりないぞー!!』
野次とも取れない声援の嵐(笑)
これ、作戦成功なんです(笑)
K.O.様案で考えたもう1ステージ見たいと思わせるためにはこれしかないだろうと。
的中過ぎて気持ち良くてね(笑)
これで負けたら、あからさまに出来レース。
そんな空気を作り出してしまいました(笑)
そして結果発表の時間・・・
シーンとした空気の中
『優勝者は・・・・・・
ドットアイテム!!』
ウォォォ―――!!!
やったー!!
歓喜の嵐!!
嬉しかったですね!!
でもね。ここで裏話。
俺らも実際にドキドキしてたんですが、入れ替わり立ち代わりするから、ステージのセッティングとかあるじゃない?
スタッフのオッチャンがつい口を滑らせて、『セッティングそのままで大丈夫みたいだよ!!』って(笑)
そう。フライング(笑)
そんな事もありましたが、無事に優勝!!
決勝では
1.Revenger
2.jap
を演奏して、満を持して優勝の雄たけびを上げたのです。
歓喜の優勝に胸躍る.item!
いや、ホントに嬉しかった!!
優勝して、川崎でのチッタでのライブも決まり、所属事務所の1番手のバンドをも圧倒し。
そりゃ気分は良いですよね(笑)
来てくれたファミリー達、来れなくてもメッセージをくれたたくさんの人達に最大の感謝をしましたね!
そして、久々の歓喜にメンバーも盛り上がり、
『今日打ち上げなくていつ打ち上げる!!』
って事で、打ち上げ開催を決定したのでした!
知っての通り.itemは機材たくさん!!
車でのライブハウス通いなので、メンバー皆で機材を片付けてから地元で思いっきり運転気にせずに打ちあがろうと言う事になりました。
その帰り道・・・
事件は起きました(笑)
早く打ち上げたいメンバー一同は帰り道を急ぎ、K.O.様の裏道運転を駆使していました。
そして今で言うゲリラ豪雨が降って参りました。
『うわぁ・・・マジか!いきなりすごい勢いだな!』
とか話してたんです。
そしてとある道に差し掛かると、大きな水たまりが出来ていました。
気にせず車で突っ込んだところ、すごい深い水たまりになっていまして、マフラーから水が逆流!!
車の中心部に水が入ったようで、エンジン停止!!
でかい水たまりの中で突如動かなくなる.item号『Black Devil』
いや、すごかったです。
後日聞いたのですがその道は真中がへっこんだ谷の様な道になっていました。
そこに排水溝が詰まっていたことが重なり、ゲリラ雷雨で大きな水たまりを作っていたのでした!!
止まった車で無言のメンバー・・・
『やっぱうちのバンドって良い事あると何かあるよなぁ・・・』
とボソッとK.O.様。
雨自体は車が止まって10分位でやんだので、取りあえず降りてみたら水たまりが深い事!深い事!
ゆうに膝上までありました。
軽く川みたいになってました(苦笑)
ライブで優勝した2時間後とは思えないメンバーの深刻っぷり。
まず、どうやって帰ろう・・・そして車は直るのか・・・打ち上げどころ じゃない・・・・
ってね。
しばらくしてJAFが来まして、事情を説明。
一生懸命手ほどきをしてもらいましたが、復活せず・・・
牽引しかないかなと話をしてるとこに一人の作業員がもう1回だけやってみましょう!!
と最後の試み。
メンバー皆で神に祈る姿勢を取りながら・・・
奇跡が起きました・・・
キュルルッルッルッルッル・・・ブウゥゥゥーーーン!!!
『かかったーーーーー!!!!!』
皆でハイタッチ!!
抱き合い!
そして入り乱れる(笑)
この時の喜びっぷりは、優勝決まった瞬間よりテンション高かったと思います(笑)
さっきまでの深刻モードはどこへやら(笑)
『おし!!!打ち上げ行こう!! 』
(笑)
単純なメンバーばかりで良かったね!!ってお話でした(笑)
そんなこんなで歓喜の優勝を果たした.item。
この優勝を機に事務所との関わり合いを深くしていくこととなるのですが、よくあることでいろんな話が二転三転!
優勝する前までは・・・
・優勝したら年末に川崎チッタでのイベント出場権獲得!
・年明けから始まる新人を売り込むプロジェクトに参加する!
・そのためにシングルをレコーディングする!
みたいな感じだったんです。
でもそれがいつの間にか
・年末のイベントは渋谷BOXXでのイベントに
・プロジェクトを外れ単体での売り込みに
・シングルではなくミニアルバムをレコーディングする!
と言うような形に変わっていきました。
今でも真意はわかりませんが、そんな流れになったのです!!
そして下準備として、10月にライブPV撮影をします。(しかしカッコ悪すぎてお蔵入りになりました 笑)
ちなみに撮った曲は『ROLLING』と言う曲。
映像もかっこ良くなかったんですが、それを指摘したら、
『曲自体もいまいちじゃない??』
と言われカチンときたメンバー一同(笑)
この曲も同時にお蔵入りでした(笑)
あ、てことで、この年に出来た曲達をプレイバックしましょうか!
まずは
・GOD JUNKIE
この曲は.itemの中では珍しく途中で合いの手を散々煽りまくるという事だけを目的として造られた曲(笑)
スピード感あふれるパワーコードナンバー!
ダブルギターソロを採用していましたが、今となってはあれがカッコよかったのかは・・・?(笑)
・追憶
アルバム『Liberation』にも収録しました。
.item史上、最長の失恋バラードナンバー。
ほぼ4つのコードのループだけで作ったリズム命のスローバラード。
7分越えの超大作です。
・ROLLING
ハードなイントロからいかにもロック!と言うリフから入る王道ロックナンバー!
事務所の一言のせいでお蔵入りになったのでライブでは5~6回しかやってない気がしますが、曲最後のK.O.様の叫びの『神よ!』は鳥肌もんだったと思うんですけどね~
サビが弱かったのかな?
・Pain
この年最後のBOXXでのイベントで披露した新曲。
ミニアルバム『Pain』のタイトルナンバーでもありますこの曲。
.item史上最大に悲壮で悲痛な心情を歌ったミドルテンポのこの曲。
心が痛い時に共感を呼ぶ歌詞です。
この年も良い曲が産まれてますね!
で、『レコーディングをやったらレコ発するでしょ?本番前に1回.itemの企画がどんなものか観てみたいな!』
と言う流れに!
さぁここで、やって参りました!
2度目の自主企画!
~outsider' carnival vol.2~
なのです!
続く・・・
.itemは静かに結成の狼煙をあげました。
当時の
K.O.
P.E.P.E.
F.u.n.K
それぞれ18歳。
K.O.は17歳だったかな?
そもそもこの3人はみんな同じ中学校に通っていました。
P.E.P.E.とF.u.n.Kに至っては小、中、高と一緒なんです。
さかのぼる事さらに平成9年。当時の3人は中学2年生!!(笑)
当時学年で空前のバンド&楽器ブームが起こりました。
この時は日本全体でそういう流れだったかもしれません。
同じ学年でギターを持ってるやつが何十人いたことか(笑)
そんな中、当時から割と仲が良かった3人はK.O.を中心に5人組ビジュアル系コピーバンド(笑)『DESIRE』を結成しました。
GLAYやラルク、LUNA SEAやPierottoのコピーをしてはたまにライブをやるスタンスで活動開始!!
しかし、高校進学と共に集まる時間やお互いのスケジュールに不満を持ち始めK.O.とF.u.n.Kの仲違いにより解散。
K.O.は別のパンクバンド『selfish』のボーカルとして、P.E.P.E.とF.u.n.Kはまた別のビジュアル系ロックバンド『zion』を新たに結成して別々のバンドで活動を再開しました。
そして時は過ぎ・・平成13年の夏まっただ中の8月。
当時高校3年に成長した3人はそれぞれ別のバンドで全国高校生バンドバトルに参加。
音源審査、1次ライブオーディションを乗り越えそれぞれのバンドで決勝の舞台に!
賞金10万円!高校生にしたら大金でしたからね(笑)
そこで2つのバンドが運命の再開を果たすのです!!
「おぉ~~めっちゃ 久しぶりじゃないかぁ~~!」
てな感じで。
そしてお互いのライブを見て刺激を受け、仲違いだったはずのK.O.とF.u.n.Kは
「お前ベースうまくなったなぁ~、俺今のバンドのベースに不満があるんだよ~」
「いやいやお前こそ歌うまくなったわ~、てか俺も今のボーカルに不満があるんだよね~」
『じゃ遊びでバンドまたやってみるか!?』
これが.itemの始まりなんです!
見事に軽いノリです(笑)
最初はホントに遊びのつもりでしたからね。
この話を聞きつけたP.E.P.E.も即座に
「お前らやるんだったら絶対に俺も一緒にやりたいよ!!」
と参戦。
結局それぞれが自分たちのバンドをやめてきてしまったので、K.O.が見つけてきた初期のドラマーいさおを引き入れて10月についに.itemが動き出したのです・・・・。
ちなみに高校生バンドバトル、それぞれグランプリは取れなかったものの最優秀ボーカルはまさにK.O.様と言わんばかりに選出されています。
バンドって結成から初ライブまでってどれ位になるんでしょうかね?
よくわからないのですが、とにかく.itemの初ライブはだいぶ経って平成14年6月!
ちょっと遅いですよね。
この時のメンバー構成が
V. まっつん(現K.O.)
G. ぺぺ(現P.E.P.E.)
B. ふっく(現F.u.n.K)
D. いさお
でした。
しかし、当時は高校生。
信じられないとは思いますが、P.E.P.E.とF.u.n.Kは進学校に通っていましたので大学受験をすることになりました。
なもんで、結成して間もなく活動休止(笑)
1曲もオリジナル曲できてません(笑)
4か月後の3月から 活動再開。
P.E.P.E.は無事に受験合格しましたが、F.u.n.Kは落第、そして浪人することに(笑)
(ちなみにこの1年後同じく活動休止をしてF.u.n.Kも無事に受験合格するのですが、P.E.P.E.もF.u.n.Kも1年も通わずに中退します。のちにK.O.様は活動休止期間の無駄さについて怒る事件が起きたりもします 笑)
まぁ、しかし気を取り直して活動再開!!
4月に島村楽器の全国オーディション、5月にティーンズオーディション等のエントリーも決まりまして、島村のオーディションでは出演バンドさんからイベントのお誘いなどもありまして、6月に初のライブハウスでのライブも決まり意気込んでいました!!
6月のライブも決まり、デモ音源のレコーディングもして初の音源も完成!!
この頃は楽曲も3曲まで増えました。
初音源は.item初のオリジナル曲
ハードなナンバー
『大和魂』
泣きのバラード
『Dear..』
を収録。
この他に当時流行のミクスチャーロック、ラップを交えてキャッチーなメロディーを取り入れた4声のサビの
『You can't tell a lie』
オーディションたちは審査が2曲だったので平気だったのですが、ライブはさすがにもう少し曲がないと!ということでさぁこれからバシバシ曲を作って行こうというなか・・・・
ティーンズオーディションの前日の悲劇。
この頃から.itemって何かと逆境の壁が立ちふさがる運命だったのかもしれません。
次の日の為に弦やらスナッピーを買いにバイクの2人乗りで楽器屋に向かったF.u.n.Kといさお。
この途中で車との衝突事故を起こします。
F.u.n.Kは5~6メートル吹っ飛ばされ、いさおはバイクと車に挟まれ足から骨が飛び出るほどの複雑骨折。
もちろん救急車で運ばれました。
いさおはドラムを叩けるように完治するまで2年以上の重傷。
不幸中の幸いでF.u.n.Kは擦傷と打撲のみで済みました。
いさおはバンドに迷惑をかけたくないと既存の曲のドラムの打ち込みを作り、.itemを自主脱退。
迷走というか、途方に暮れるK.O.とP.E.P.E.。
若くて助かりました。
こんなところで立ち止まってらんねぇだろ!
とがむしゃらになったもんです。
次の日のオーディションは満身創痍のf.u.n.K込みの3人で打ち込みドラムで参加。
もちろん1次審査落ちしました(笑)
そのまま、6月のライブも3人で挑むことに。
3曲じゃさすがにやばいということで、3人で出来るアコースティックでいけるポップバラード、
『僕を愛してくれたすべての人へ』
を夜な夜な作曲。
イメージはMR.BIGの『To Be With You』だった気がするなぁ・・・確か・・・
こうして.itemの初ライブは無事(?)西荻窪ターニングにて迎え、
さぁこれからどうすっか~と終えました。
前途多難バンドの幕開けです!!
ドラマーを失った若かりし10代の.item。
早急にドラムを探し始めました!
そこに白羽の矢が立ったのが!!
元P.E.P.E.とF.u.n.Kがいたバンドzionのドラマー!
2人の先輩にあたるまーてぃーです!
いつの時代も巧みなドラマーと言うものは人員がたりていないのでしょう。
この頃のまーてぃーも色んな所から引っ張りだこ。
サポートも含め7バンドほど掛け持ちしていました。
そんな彼を本気で口説きにいき、何とあろうことか掛け持ちの7バンドをすべてやめて.itemに加入することにこじつけたのでございます!!
どんな手を使ったのか??
音楽の持つ力はすごいのだ!とでも言っておきましょう(笑)
そんなこんなでようやくバンド体制も整い、本格的に活動を始めていきました!!
今は無き市川CLUB GIOや四谷Four Valleyなどを中心に精力的に活動をしつつガンガン曲も作り、
新たな曲も3曲出来ました!
超シンプルかつ超攻撃的な歌詞とメロディで織りなす
『Gimmick』
この後長らく当時の.itemを代表する曲となったザ・ミクスチャーロック!
『壁~kabe~』
ヘビィなリフとキメで今の.itemの根源的な曲
『PRIDE』
など勢い重視の若さゆえのライブをこなしていきます。
お客さんもたくさんついていきました。
しかし・・・.itemを見に来たと言ったらチケット代無料と言う意味不明なライブをしてました(笑)
アホですね(笑)
ちなみにこの頃の.itemはスーツも着ていません。
皆が思うがままの恰好なので統一感とかゼロでしたね(笑)
MCとかも今とは違くみんながしゃべりたい放題でまぁ今考えるとひどいもんでした(笑)
そして・・・平成14年10月。
F.u.n.Kの浪人2度目のお受験のために再び活動停止期間に入っていくのでした・・・
しかし今回は影でK.O.(この頃はまっつんからステージネームを変え光となっています)、P.E.P.E.、まーてぃーの3人でスタジオに入り練習!!
そして曲作りなどを精力的に行っておりました!
F.u.n.K抜きで出来た曲もありましてね!
スカイラインGT-RのCMにバッチリだと(当時のK.O.様絶賛)言う刺激的なメロディーと王道ハードロックな演奏を武器とした
『ウスバカゲロウ』
がそうでした!
そして平成15年3月8日!
無事にF.u.n.Kのお受験も終わり(無事に合格!)活動再開のライブをティーンズイベントで出会った仲間『シェリー』と言うバンドの企画ライブにお呼ばれしまして鶴見CLUB TOP'Sにて復活ライブを敢行しました!!
この鶴見と言う場所、創世記の.itemを語るうえで欠かせない場所となるのです。
ここで出会ったたくさんのバンド仲間や、音楽関係者、
そして大野遼太郎と言うブッキングマネージャー。
この人がいなかったら今の.itemはあり得ませんでしたからね!
そして何を隠そうM.K.との出会いもこの鶴見。
色々とあった鶴見ですが、そんな細かい所ばかり書いていると終わらなくなってしまう可能性が大ですので(笑)
とにかく、この日から丸4年半くらいは.itemはこのライブハウスをホームとして活動していくこととなるのです。
月に1回は必ず、多いときは 3回くらい出ていました。
もちろん他のライブハウスでも色んな所でライブをやりまくってましてけどね!
曲も増えました。
Dear...と対をなすもう1曲のバラード
『未知なる道』
超ハードなメタル寄りのスピードナンバー!
『ZERO』
この頃の.itemのライブの始まりのテーマ曲。勢いのみを重視した
『?(what)』
など着実に成長していきました。
ちなみにこの頃の鉄板セトリと言えば
1.?(what)
2.Gimmick
3.壁~KABE~
4.Dear..(もしくは未知なる道)
5.ZERO
6.You can't tell a lie
7.大和魂
みたいな感じでした!
あ、ちなみに?(what)は1:30、Gimmickは2:20位しかない短い曲でした(笑)
懐かしい(笑)
ちなみにこの頃は無料ライブはやめて一律1000円ライブとしていました。
ま、今演奏レベルを考えると妥当なことをしていたのかもね(笑)
あとね、バンドと言うことに対しての喧嘩が半端なかった時期でした。
ライブやりゃぁ1日1回誰かと誰かが喧嘩してましたからね。
スタジオは仲良かったけど(笑)
そして増えた曲に対して必然的にレコーディングが始まるのです。
そして平成15年6月。
ひょんな事から.itemはとてもローカルでしたがラジオ番組の生放送のゲストに出演させていただくことになりました。
狭い現場だったので2人で来てって事だったので、代表してK.O.様とP.E.P.E.の2人で向かいました。
2日連続での出演で、1日目は売れない芸人さんの番組。
2日目はあの人なんだったんだろ?(笑)
三味線弾くおじさん?(笑)と売れないグラビアアイドルでやっている番組。
売れない売れない失礼ですね(笑)
当時の.itemのライブはね、今と違って、服装も自由気まま。
ライブ構成とか全然考えていなくて、持ち時間も守らないし、MCはフロント3人がコントか漫談かの如く話しまく っていました。
お笑いやりながら真面目な曲をやるという何とも不思議なライブをしていました。
でもそんな破天荒だったからこそなのか、1日目の芸人さんとの番組はまぁ盛り上がりました!!
楽しかったしね!
で、打って変わって2日目のおじさんの堅苦しい番組には、タジタジしていました(笑)
まぁ今考えるとなんでこんな番組のゲストだったんだろうか?と思いますが、一応バンドのゲストと言う事だったのでもちろん曲も流させていただきました。
リアルタイムでリスナーからFAXで曲の感想が来たりしてウオ――!!ってなってました(笑)
この時に流したのがデモ音源からの『大和魂』と『Dear...』かと思いきや、もうデモ音源が無かったので、ライ ブのライン録りの音の悪い『大和魂』と『Dear...』でした。
生放送を一応録音して、聞いたのですが、とにかくせっかく曲が流れてんのに音が悪い!!
これはまたこういうチャンスがあった時の為に、しっかりレコーディングをしておくべきだ!!
そうだ!そうだ!
と言うことで、持ち曲も10曲ほどになっていたので・・・
平成15年9月!!
2回目のレコーディングを敢行いたしました!
まぁ、皆まだ下手くそでしたから苦労しました。
そして完成した.item初のミニアルバムの完成でございます!
タイトル『first step』
収録曲
1. 壁~KABE~
2. ZERO
3. ウスバカゲロウ
4. 未知なる道
5. Gimmick
6. 大和魂
今はもう完売御礼となっていますこのミニアルバム。
当時は満を持して出しましたこのアルバム。
そして周りの評価もなかなか良かったのですが・・
まぁ今聞くと酷いです(笑)
きっと皆お世辞だったんだろうな(笑)
演奏はもちろんのこと、歌も今よりもずっと下手ですしね。
特にもうギターが酷いです(笑)
もうとにかく勢い重視!
今聞くと勢いもあるのか?と疑問を持ってしまったりもしないこともないですが(笑)
で、このアルバムを作ったのをきっかけにライブ本数がガクンと増えていきます。
鶴見を中心に新たなライブハウス、メチャクチャな本数やったりもしてましたね~~
とにかくライブ本数をこなす!
てね。
ちなみに・・・このアルバムでのラジオオファーは結局ありませんでした(笑)
そのかわりと言っちゃなんですが、メディア進出??
あるところからひょんなオファーが!!
・・・続く