またまた時を遡りまして、平成20年5月。
ミニアルバム『Pain』のレコ発自主企画outsider's carnivalのvol.3も無事に終わり、バンドといては恒例です。
CD出して、レコ発やったらツアーに回ってツアーファイナルをやる!
と言う流れ!
これも事務所と話し合って色々と決めていったのですが・・・
大阪行ったり、名古屋行ったりしたことがあったので最低そこは回りたいな!と言う事と!
最後のファイナルも企画が良かったんです。
で、わかった!色々と決めておきます!という流れだったので事務所に任せておいていたのです。
しかし実際に決まったとあがってきた案件は、
ほぼ都内ばかりの名ばかりの関東ツアー。
しかも東京以外は言っても、川崎1本とと柏2本だけですからね!
あとは新宿・吉祥寺・ 大塚・上野・恵比寿・代々木・新大久保・・・
ってなんだよ!!みたいに不満が募りました。
一番遠い所は自分たちでブッキングした木更津でした(笑)
しかもファイナルはなぜか相談なしにワンマンに決まっていてね。
この日程が決まっただけで相当事務所との関係が劣悪になりました(笑)
でも決まってしまったものはしょうがない!
やるしかないから全力でやらせていただいていたのですが、
事務所が適当に組んだのかよくわからないのですが、
ツアー中、ライブハウスに到着するとリハーサルをやるんだけど、またこの事務所お得意のアコースティックイベントとかに組み込まれてたりするんですね~(笑)
酷い時はライブハウスがアコースティックに特化しすぎてギターアンプないけど?
みたいなところもありました(笑)
でも頑張ってライブやりました(笑)
他にも事件は色々あったのですが多すぎてね、あぁ・・この事務所ダメなんだな~
って感じました(笑)
そして平成20年8月11日(月)
渋谷O-nestにてツアーファイナルワンマンライブ!!
ま、ここもまず月曜かよ!!
って日程決まった時に突っ込んだんです(笑)
とりあえずこの日に見に来てくれたたくさんのお客さんがいなかったらインディーズの音楽界に絶望してバンドはこの時解散してたかもしれません。
まさにファミリーにみんなの笑顔に救われ、まだ続けなきゃって心底思えた日でした。
そして、改めて自分たちの芯を信じて、自分たちでしっかり動いていこうと思い、事務所を辞めることをしっかり決意したのもこのライブがきっかけでした。
そんなワンマンのセットリストがこちら。
01.?(What)
02.Carnival
03.jap
04.Play boy
05.Let it go!
06.Ash
07.ピンクスパイダー
08.ブラフモンスター
09.未知なる道
10.ウスバカゲロウ
11.楽器隊セッションタイム
12.Pain
13.サスケ
14.My Last Angel
15.追憶
16.7 Sea
17.Fake
18.壁~KABE~
19.Revenger
アンコール1
1.sunset color
2.GOD JUNKIE
3.Gimmick
アンコール2
1.大和魂
アンコール4曲とかもはや短めのブッキングライブです(笑)
結果的にワンマンはやってよかったですね。
そしてきっちり事務所と決別が決定。
一瞬足が止まりましたが、しかし挫けず、5人で手を取ってまた仕切り直しで歩み始めることを誓いました。
で誓いついでに気晴らしも込めて、ワンマンのすぐ後に親睦会を込めたBBQ大会とか開催したりしてね(笑)
よし、これからもう1回ガンバロー!!ってな感じで気合注入しました。
そして、色々と動き始めたんですが、いきなりすごい事が決まりまして、前回Ra;INさんと対バンさせていただいた事は書きましたが、その流れでイベンターさんを通じてhide with spread beaverやGLAYなどのキーボードで活躍していたdieさんからまた一緒に何かやらない??
と声をかけてもらったんです!
うちがイベントを企画するという条件だったんですが、もうそりゃ張り切りますよね!!
話はとんとん拍子で進み再び偉大な方々、俺らの青春に影響を与えた方々と一緒のステージに立てることになりました!
開催日時は平成20年11月3日(月・祝)
場所はこのvol.4からしばらく渋谷CYCLONEでやらせていただくことになります。
hide with spread beaverの
ベーシストCHIROLYNさん
キーボードDIEさん
このお二方がユニットを組んでスペシャルオープニングアクトとして出演してくれたんですねぇ~
イベントタイトルもただの『vol.4』ではなくて『SPECIAL outsider's carnival』にしちゃいましたしね!
この日の一番のイベントはトリの.itemのアンコールで.itemとそのお二方でのコラボ演奏でした。
本物のピンクスパイダーに.itemを混ぜていただいた形。
いやぁ・・・すごかったです・・・
反響もとんでもなことになり渋谷CYCLONEがオープンからラストまでパンパンの状態に!
オープン前から並んでたお客さんが入りきれずにスタートが押すという事態も起きました(笑)
まさに伝説・・・
そしてそんなこの日のセトリがこちら
1. jap
2. ピンクスパイダー
3. ブラフモンスター
4. 追憶
5. Anser for…
6. Fake
7. Revenger
en1. GOD JUNKEY
en2. ピンクスパイダー(スペシャルバージョン)
そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!
・金閣VS銀閣
この日の為だけのスペシャルユニット!!
DIEさんCHIROLYNさん達で作られたバンド!!
マジ超かっこよかったです!!
この日だけと言っておきながら、このメンバーが楽しかったようでその後何回かライブやってましたね(笑)
全てにおいて学ばせていただきました。
・HUMAN SPIRITS
4回連続の出演ですね!
outsider's carnivalを長らく支えてくれる兄貴分バンド。
文句なしの鉄板バンド。
男の熱さ、強さ、優しさ、たくましさ。
メッセージが心まで届いた、我らが兄貴!
・u-ra-nus
この開催年に運命的に出会った後輩バンド。
青森から夢見てメンバー全員で上京してきた気合の入ったバンド!
まぁそんな彼らも解散しちゃうんですがね・・・
激しいサウンド!美しい高音、その中に光るシャウト!色々な視線からの歌詞でたくさんの人を魅了した、 可愛い弟達!
そんなバンドでした。
・spin out jenny
魂に響く声、忘れられないギターリフ、心を揺らすベース、激しいドラミング!
そして何より会場を虜にしたMC!
もう.itemの師匠です!
outsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
この回で2回目の出演。
超ハイレベルなステージ!
バンドとして、やらなければならないことを全て完遂しきってさらにあのオリジナリティ!!
メンバー一同大ファンです。
はい、そんな感じで!!
プロがいると周りのレベルも高くなる。
どのバンドも素晴らしいライブでした。
皆パンパンの会場に飲まれることなく、逆にそれを力に変えた、プラスがプラスを呼ぶハイクオリティな1日となったのでした。
ちなみに高校の頃からのベースヒーローと対峙できたF.u.n.Kは打ち上げでのCHIROLYNさんとの会話の影響でこの後しばらくモンハンにハマるという裏話なんかあったりなかったり(笑)
しかし、dieさんCHIROLYNさんの漢気や気遣いが素晴らし過ぎてね・・・
こういうかっこいいバンドマンになりたい!
と心底思いました。
この回は一緒にピンクスパイダーを演奏させてもらったのですが、個人的に今でも忘れない打ち上げでのdieさんの言葉
『リハーサルで俺らにビビッてたでしょ?(笑)ギターの音とかがめっちゃビビってたよ(笑)
でも本番のお前の音と立ち振る舞いヤバかったな!押されて負けるかと思ったよ(笑)』
自信につながりました!
そんなvol.4も無事に終了。
ついに平成21年に突入いたします。
と、その前に平成20年に発表した楽曲達をご紹介!
◆ブラフモンスター
こちらこの年に発表したミニアルバム『Pain』にも、新たなアルバム『Liberation』にも録り直しで収録されています。dot itemの看板ナンバー!
japに続き、世への・・・というか明らかにマスコミ批判の曲ですね(笑)
時事ネタ満載ですが、楽曲自体はのりやすい16ビートから8ビートに変わるdot流王道構成(笑)
カモン!カモン!の曲です(笑)
◆My Last Angel
dotのバラードと言うと大抵失恋の曲ばかり。
たまには前向きな幸せになる歌もあっていいんじゃない?と言う事で出来た曲!
あ、ちなみに曲調は全然バラードじゃないですよ?
ガッツガツのロックナンバー!
あ、これもdot流王道の16ビートからの8ビートナンバー!
ロックな曲で愛を語るのも良いじゃない??って曲です。
◆Answer for...
ミドルテンポでゴリゴリのリフなどをふんだんに使ったプログレチックなハードなナンバー。
時事ネタを入れない世への不条理を問う歌詞になっております。
全体的に暗めの曲調ではあるんだけど、歌詞がさらに暗黒へのどす黒い世界につれって行ってくれます(笑)
この曲のギターソロはアームやスクラッチ、フィードバックとか変な技巧満載で作ってあったので意味不明なソロだったかもしれません(笑)
さ、そんな曲達もありつつ、平成21年を迎えます。
バンド史上最大の苦難だったかもしれません。
年が開けてから仲良いバンドだった後輩のu-ra-nusと一緒に3月に東北ツアーに回ることが決まっていました。
が・・
平成21年2月5日(木)
メンバー全員にM.T.からの脱退表明メールが来ました。
わかりやすく書くと、
『体力的、精神的、年齢的に限界を感じ、これ以上は皆と同じ情熱を持って活動を続けていくことが困難であると判断し、このたびバンドを脱退することを決意しました。』
平成20年と言う年は事務所と絡んだり、大御所と派手なイベントをやらせてもらっても、音楽で食う事の壁の高さをまざまざと痛感させられた年でもあった事が情熱の衰退に結びついてしまったのだと思います。
全員愕然としました。
常々、5人のうち誰かが欠けたら.itemは続けていけないだろ!と言ってきたからです。
足掛け8年一緒に歩んできました。
高校から一緒だったP.E.P.E.とF.u.n.Kは10年。
振り向けばいつもM.T.が笑顔でドラムを叩いていて、俺らのリズムを支えてくれていました。
『解散』
必然とこの二文字が頭に巡りました。
一緒に歩んできたからM.T.の気持ちが手に取るようにわかってしまう。
しかし、ちゃんとしたメンバー交代なんてしたことなかったから、この先の存続させることがどうなるのか見当もつきません。
完全に心は一度折れました。
でも続ける決断に至ったのは、
自分たちが全力を出し切れてないと言う事や、
各個人.itemがなくなった自分を全く想像できなかったからだと思います。
最も大切なドラマーであり、それ以前に大切な、大切な友人でありました。
M.T.が居ない.itemは.itemでは無い。
「俺はお前らの背中見てれば調子も機嫌もわかる」
そんな事をよく言っていたM.T.が辞める。
辛くないわけがないです。
各自が自分を押し殺し、決まっていた2月16日(月)渋谷CYCLONEのライブでM.T.ラストライブをやることにしました。
東北ツアーもあったので、M.T.からは決まってるライブは代わりのドラムが見つからなかったら俺が叩くよと言ってくれていたんですが、
脱退騒動で混乱していたり、
変にマジメだったり、
てとこがあるでしょ?
『辞める奴と一緒にツアーなんて回ってくんなよ!』って思われるだろ!って言うひねくれた考え(笑)
だから、ツアーはなんとしても新しいドラムを決めそいつと一緒に回る!と言う決意をしてしまいました 。
見切って発表して後に引けない形にしてしまうんですね~。
うちのバンドっていつもそうなんです(笑)
良い事も悪い事も、早く伝えたくてしょうがない性分です。
この早々の決断がこの後の辛い年月の始まりとなります。
とりあえず正式なメンバーとしてのM.T.とのライブは2月16日で終わりました。
イベントでもなんでもないただのド平日のライブだったので、ツアーファイナルで違った花道を作る予定にしました。
そんなM.T.のラストライブのセットリストは初めてM.T.がセトリを決めた日でもありました。
1.壁~KABE~
2.play boy
3.Let it go!
4.ブラフモンスター
5.What did you say!?
6.大和魂
7.jap
最後のM.T.のブログより
『バラードはやらないと心に決めてました。
確かにバラードも名曲ぞろいです。
でも、僕にとっての.itemは、
「自らに対して立ちはだかる何者かに真っ向から喧嘩を売る」バンドです。
人であったり、社会であったり、運命であったり、自分自身であったり。
(中略)
これで、僕のM.T.としてのステージは終了です。
色んなところに行ったなぁ・・・
楽しかったよ。
辛かったし、苦しかった。だから楽しかった。
うまく言えないけど、充実していた、ってことなんだろうな。
本当に有難う。』
ここからしばらくdot itemの苦悩の期間が続きます。
が、とりあえず後任ドラムより先にM.T.のラストステージの自主企画について書かせてください。
開催日時は平成21年4月24日(金)
場所はまた渋谷CYCLONE。
このvol.5ちょっと変則的になっていまして(前回もやや変則でしたが)
まずこのイベントはu-ra-nusと言うめちゃくちゃ可愛がっていた後輩バンドと一緒に回った東北ツアーのファイナルで一応名目上は共同企画でしたね。
だからこうだ!
.item&u-ra-nus共同企画 東北ツアーファイナル
~brotherhood~
outsider's carnivalの番外編って感じですね。
先に話しちゃうとM.T.のちゃんとした脱退ライブもしてなかった。
だからこの頃のドラムY.u.n.Aと.itemのステージを半々で叩いてもらってM.T.の最後の花道を作ろうというのが実は本来の目的だったりしました(笑)
いや、でも、流れ的には
東北ツアーが決まる
↓
M.T.が脱退表明
て感じだから、初めの目的はやっぱりツアーファイナルだったのかな??(笑)
なんかさよならM.T.のイメージが強すぎっちゃってね(笑)
だから.itemのこの日のライブはドラマー交代の簡易的な2ステージ制。
そしてそんなこの日のセトリがこちら
1. Pain
2. ブラフモンスター
3. Revenger
~M.T.タイム突入~
4. My Last Angel
5. Carnival
6. jap
en1. 大和魂
そしてそんな日に出演してくれたバンドたちがこちら!
・P.ROCK
3回目の出演。
何があっても俺らを支えてくれ、イベントを支えていただきます。
後輩である俺らのステージを毎回全力で盛り上げてくれる熱い兄貴たちですね!
・spin out jenny
こちらも3回目の出演!
魂に響く声、忘れられないギターリフ、心を揺らすベース、激しいドラミング!
outsider's carnival最多出演回数を誇るバンド!
この日もバンドとの先輩としてたくさんの言葉で励ましていただきました。
・ANIMA
唯一u-ra-nusが呼んできたバンド。
初めて絡んだのが、ちょっとしんみり重い空気だったこのイベントだったにもかかわらず、すごくバカ騒ぎして楽しく絡んでくれました!!
・HUMAN SPIRITS
5回連続の出演ですね!
男の熱さ、強さ、優しさ、たくましさ。
メッセージが心まで届いた、我らが兄貴!
この日も笑顔で俺らの背中を押してくれました。
・u-ra-nus
共同開催の後輩バンド。
もっとずっと一緒に歩んでいけると思っていましたが、このイベントに出てもらえるのはこの日で最後でした。
この1年後に解散してしまいます。
絡んだのはわずかに2年足らずでしたが、たくさん絡んでホントにお互い濃い2年を過ごさしてもらいました。
共同企画と言いつつもほぼ.itemに投げっぱなし状態でしたので、打ち上げで少し説教も入りつつ(笑)も、イベント自体は終始M.T.の事を語るようなバンドばかりでね・・
ある意味.itemとしては節目のイベントでした。
と言う事でこの日8年に渡りともに歩んだ2代目ドラマーM.T.の ラストライブとなるのでした。
続く・・・