こんにちは。

お陰様で13人目の里子ちゃんの一時保護委託を終えることができました。

途中何度もイライラを募らせてしまい、ブログで吐き出してしまいたかったのですが委託途中で書いてしまうと感情的になりすぎてしまう心配があり、解除になるまで何とか耐えました。

と、さも任務を完遂したように書いていますが…

実は…解除の日直前で第3子と私が感染症に罹患。

里子ちゃんとは中途半端な形でお別れになってしまったこと、また急遽委託先を確保していただかなければならなくなり、児童相談所の方や里親支援の方にご迷惑をおかけしてしまいました。

言い訳になりますが数週間の委託だったのですが、我が家初の発達特性の凸凹がいっぱいある子どもさん。本当にハードな日々でした。

 

10月はちょこちょこ一時保護やレスパイト依頼が入っていたので、11月初めの連休は日帰り温泉にでも行ってゆっくり出来たらいいなと思っていたその日の夕方、里親支援の方からの電話がありました。急ぎ委託先を確保したいというが電話口からも伝わって来て、聞けばその日のうちに数人の委託先を確保しなければならないとのこと。雰囲気的にここで我が家が断ってしまうのは申し訳ないなと感じました。

その時点で分かっていた情報は3歳の子どもさんであること、性別、現在一時保護所にいること、到着が夜になること、入所当初は他の入所児童さんとトラブルがあったりしたが最近は落ち着いていること、アレルギーはないこと、数週間程度の委託になる見込みという程度。

その情報を聞きながら何か大事なことを忘れていないかと心に引っ掛かりがありましたが、依頼を受けることにし早速お布団を敷いたり、歯ブラシを買いに行ったりと慌ただしく受け入れ準備に取り掛かりました。

夫にはLINEで事情を伝えると了解と即返信が。慣れたもので頼もしい限り。

実子達は部活や習い事に出掛けていた時間帯だったので、帰宅後どんな反応をするのか想像していた時第3子との約束を思い出したのです。

11月は第3子の誕生月。

第3子から自分の誕生日は家族だけで過ごしたいから、一時保護とか予定を入れないでねと言われていたことを。

あーーーーー。しまった。

案の定帰宅した第3子に今夜これから里子ちゃんが来ると伝えると、見る見るうちに悲しそうな表情になり、「お母さん約束したよね、なんで預かるって言っちゃったの。」と質問しながらイライラがどんどん募っていく様子。

そのうち第2子も帰宅し、今回の委託の話をすると少しむっとした様子。

第2子は最近短期間の委託が続き、お別れが辛いと話していたのを思い出しました。

またまた自分のやりたい、やらねばという気持ちを優先させたばかりに実子達の気持ちを置き去りにしていしまったなと。

夕食を食べながら実子達には謝罪し、今回お預かりし無事送り出せたら第2子の誕生日をゆっくりやろうねと伝え、何とか許しを得られ一緒に里子ちゃんの到着を待ちました。

そして我が家に来た13人目の里子ちゃんは…語彙が少ない上発音不明瞭、自分の名前は言えず人差し指を自分の鼻に充て、大人は皆先生と呼び、それ以外の人に呼び掛ける時は「おい」と呼ぶ3歳児さん。

救いは理解力はある、という子どもさんだったのです。

児童相談所の方曰く、児童保護所では理解力があり指示が通る子どもさんで、入所当初は言葉が上手く出てこないので、児童同士でおもちゃの取り合いなどトラブルはあったけれどもとのこと。

説明を聞いている間、夫が里子ちゃんのお相手をしていてその様子をちらちら見ていましたが、人見知りする様子もなく話しかけに応えようとしているのですが、何を言っているのかわかりづらく、しかも同じ単語ばかり話す様子に傍から見ていた実子達の不穏な表情。

この委託は一体どんなものになるのか不安な気持ちになっていったのでした。