こんにちは。

前回の更新から約1か月経ちましたが、この間一時保護やレスパイトで様々な里子ちゃんをお預かりしていました。

そして現在も13人目の里子ちゃんをお預かりしている状況でして…

私にとってブログを書くことは里親生活についての情報発信をしたいという意味もあるのですが、里親生活の振り返りや息抜きという面もありそれができずの日々が続き

ようやく今日は時間を作ってブログを書いていきます。

 

12人目の里子ちゃんとのお別れ後少し喪失感を引きずっていました。

強烈なインパクトを残した里子ちゃん。小さな手にできた吸いダコが忘れられず、あの子はその後どんな生活をしているのだろう、元気で過ごしているのだろうかと。

そうこうしているうちに事前にお願いされていたレスパイトの依頼で9人目と7人目の里子ちゃんが我が家へ。

7人目の里子ちゃんは成長がゆっくりな幼児さんですが、自分の事はある程度できますし、語彙は少ないですが意思表示がはっきりしていて、何より我が家に来ることを楽しみにしてくれているのがとても嬉しくあっという間に時間が過ぎてしまいます。

しかし9人目の里子ちゃんはまだ乳児さん。数日間の預かり期間とはいえ離乳食の準備をしたり、ハイハイや伝い歩きで家の中を動き回れるよう部屋の中をある程度片づけたり事前の準備も必要になってきます。

しかも今回は預かり2日目から発熱症状が見られ食欲が徐々になくなり、突発性発疹を疑う状態に。慣れないおばちゃんの家で過ごし心細くなったのも重なったようで、もうすぐ里親さんが迎えに来るという頃にはぐずぐず状態に。

かわいそうだなと思いながらお世話を頑張っていましたが、迎えに来た里親さんを見てニッコリ笑顔の里子ちゃん。即抱っこされてご機嫌になっていました。

その様子を見てこちらは思わず苦笑い。

改めてこの子にはこの里親さんが大事な存在になっているんだなと思いました。

そんな少々疲れたな、週末はゆっくりしたいなと思っていた矢先、12人目の里子ちゃんの委託依頼の連絡が。

 

12人目の里子ちゃんは幼児さんで軽度の知的障害があるとのこと。実母さんが急遽入院することになり、数日間一時保護で我が家で預かってもらえないかとのことでした。

実母さんの状況はかなりしんどいようで、実父さんもその看病と育児と両方頑張て来たそうなのですが限界を迎える前にということで今回の依頼に繋がったそうです。

その話を聞き家族に確認することなく、是非引き受けさせてくださいと答えてしまいました。

私が里親になりたいと思ったきっかけの一つでもある、困った時はお互い様。自分だっていつ何があるかわからない。そんな時頼っていいんだと思える実子達の預かり先があって欲しいと思い始めた里親。断るなんてとんでもない。

緊急の一時保護だったので、実子達は帰宅してから驚きの表情。

え、何で相談もなく里子ちゃんがもう家にいるのと。

しかも幼児さんの中でも体格がいい方で、第3子としてはわがまま言ったり大丈夫なのと心配な様子。

しかも知的障害があるとは、どういうこと?

一通り説明し、私もどんな子どもさんなんだろうと様子を見ていたのですが、本当に知的障害があるのだろうかと思ってしまうくらい受け答えがしっかりでき、一人遊びが上手で、大きな声を出すでもなく、大人しく過ごしているのです。

勿論突然知らないおばちゃんの家に連れてこられ、よそ行きモードなのかもしれませんが取り乱すこともなく。食事も好き嫌いすることなく食べてくれました。

お風呂も嫌がらずに入ってくれ、拍子抜けしてしまうくらい淡々と一日目を過ごせたのでした。