こんにちは。

秋とはいえ日中はまだ日差しが強く気温も高い日が多いですが、朝晩少し過ごしやすくなったと感じる日が増えてきました。

また果物大好きな私としては店頭に並ぶ色とりどりの果物を見て、お財布と相談しながらですが小さな秋を堪能しています。

 

さてさて10人目の里子ちゃんとの生活から間もなくして、以前お預かりしていた7人目の里子ちゃんが我が家に来てくれました。

理由は現在暮らしている里親さんがレスパイトを取得されたからです。

昨年行われた里親支援のイベントでお会いしてから1年近くぶりの再会、家族皆大興奮でした。

久しぶりの対面、すっかり私たちの事を忘れてしまっているのは勿論のことですが、里母さんにべったりでなかなか離れようとせず。実子達がぬいぐるみ誘導作戦等気をそらせてくれているうちにようやく部屋の中に入ってくれました。

最初は硬い表情でしたが実子達が優しく声掛けをしながらおもちゃで遊んでいるうちに表情が緩み、結局一度も泣かずに一日遊んで過ごしてくれました。

この様子から実子達が里親家族として色々な年齢、性別の里子ちゃん達と関わることで小さい子どもさんとの接し方が上手になり、優しさもアップしているのが感じられ親としては感無量でした。

また我が家で暮らしている時(生後数日から約7か月間)から成長がゆっくりさんであることや、正直喜怒哀楽の表情が少し乏しいと感じ色々心配でしたが、素敵な笑顔いっぱいの幼児さんに成長していて嬉しくて嬉しくて‼

しかも里子ちゃんのペースでできることが沢山増えていて、ここまで成長したのは本人の頑張りもですが現里親さんが愛情をいっぱい注いでくださったからなんだろうなと感じることができとても感激しました。

楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまい、里母さんが迎えに来たのですがしばらく実子達との遊びに夢中になっていて、「そろそろ帰ろうか」の声でようやく里母さんにしっかりハグ。にっこりスマイルで帰っていきました。

その様子を見て愛着形成がしっかりできているんだなとうるッとしてしまいました。

というのも、この里子ちゃんは実親さんが家庭引き取り希望ということで、我が家にいた時も現在も実親さんとの面会交流が続いているのですが…

お聞きしたところ最近は面会交流を実親さん都合でキャンセルとなることが増えてきたそうなのです。

あくまでも私の里親経験から思うことなのですが、、、、、、

どんな事情があるにせよ一時保護となった場合、保護から早い段階で家庭引き取りに向け実親さんが行動を起こすケースはちゃんと引き取りになるのですが、口では引き取りたいと実親さんが言っているのに児童相談所が求める行動を一向に起こさないケースはのらりくらりと時間だけが経過してしまい、あの里子ちゃんその後どうなりましたかと尋ねると里親さん宅でまだ生活しているということが多々あるのです。

この事から、実親さんの言う家庭引き取りしたいという言葉は鵜吞みにはできないと思ってしまうのです。

多分7人目の里子ちゃんも家庭引き取りは事実上の棚上げで、どのタイミングで動き出すのか、長期戦になってしまうのだろうなと勝手に想像してしまっています。

実親さんに振り回される里子ちゃん、里親さん、そして児童相談所の職員の方々を思うとやり切れない気持ちでいっぱいです。

この様なケース棚上げでいいのでしょうか?

何か解決策はないのでしょうか?