無事委託初日を終え、翌日は慌てたように起きた9人目の里子ちゃん。
聞けば朝6時に起きると言ってたのだけど、今は何時なの?と。
今は朝の8時過ぎだと答えると、驚いた様子。
今日は休日だし、ゆっくり起きても大丈夫なんだよと伝えると何とも微妙な表情。
その時見た表情に少し引っ掛かりがありましたが、それ以上深追いしませんでした。
後に迎えに来た里親さんとの会話で里子ちゃんの表情の訳について考えさせられることに…
朝食に里子ちゃんが好きと言っていた鮭を出したのですが、一口食べただけで終了。野菜が好きと話していましたがミニトマトや少量のキュウリ以外の野菜はほとんど食べませんでした。ご飯やスープは美味しいと喜んで完食。ベーコン、ウインナーなどの加工品や卵料理は食べてくれましたが、それ以外のおかずは好きという割に食が進まず。
事前情報で好き嫌いがころころ変わると聞いていたので大して驚きませんでしたが、毎日暮らす里親さんだったら少々考え物かなと思いました。
また前日の食事中から気になっていた咀嚼音、食べ物を口に入れたままお喋りをするなど、普段実子に注意しているのに里子ちゃんへは注意しなかったことから第3子は不満に思い、また不快に思ったようでどんどん機嫌が悪くなっていきました。
朝食を終え里子ちゃんは動物に興味があるとのことで、動物園に行くことにしていたので、出掛けてしまえば第3子の気分も変わるかと思いきや…
行きの車中は里子ちゃんと第3子がドラえもんが好きとのことで動画を見せながら移動したのですが、第3子曰く里子ちゃんがドリンクホルダーに足を乗せ壊してしまったとか、鼻をほじって鼻くそを車中にポイッとした等告げ口の大連発。
動物園に到着してからはあからさまに里子ちゃんを拒否し、帰りの車中はふてくされていました。
幸い帰宅するまで里子ちゃんは第3子の様子に気付いていない様子でしたが(夫と二人、第3子の代わりにたくさん話しかけたり、どちらかが隣を歩くよう気を付けていた為かと。)、帰宅してから第3子が一緒に遊んでくれないどころか側にも寄り付かないので、里子ちゃんは一人黙々と遊びその姿がさみしそうに見えました。
たまりかねた夫が第3子と話をして、多少気持ちを切り替えられたようでしたが精神的にまだまだ幼い第3子。自分だって食事のマナーが良いとはいえず、食事のマナー以外の点でも様々なことについて、人の振り見て我が振り直せという状況だというのに。
たった数日間の委託とはいえ、親が里子ちゃんと第3子に対して求めることが違っても仕方ないと考えられず、度々空気感を悪くしてしまうのには困ってしまいました。
それを見ていた第1,2子は何とか里子ちゃんに楽しい思い出を残してもらおうと、部活やバイトの時間を削ってお世話を手伝ってくれたお陰で最終日を迎えられましたが、里子ちゃんが帰った後、第3子は里子ちゃんとして家に来て欲しいのは乳児さんや先日遊びに来たAちゃん位の子だと言ったのです。
第3子は小学校高学年で、お友達のきょうだい(幼児さんや小学校1年生位)と仲良く遊べている様子やお世話が上手だと感じていましたが、一緒に暮らし生活するとなると別問題だということ。そしてこの子がお世話したいなと思える里子ちゃんの年齢の上限が見えたと感じました。
いつも以上に粗削りな文章で申し訳ございません。そろそろ自分時間は終了で家事タイムに入ります。
この続きは後日書かせてください。