こんにちは。
我が家ではもうすぐ子どもたちの夏休みが始まります。
以前は宿題をさせるのが大変でしたが、年々自発的にやるようになりその点はよくなったのですが三食作るのが負担で。自分だけなら残り物で済ませられるのですがそういう訳にもいかず…
給食のありがたみをつくづく感じます。
以前のブログにも書きましたが、私は第1子が3歳になる頃第2子となるはずだった赤ちゃんを妊娠しました。
そろそろ第1子にきょうだいをと考えていた時期だったのですが、出産予定日が2月ととても寒い時期だったことと、早生まれになること、また第1子の入園準備と重なることからタイミングの悪い時に妊娠したなと思ってしまい、それを母につい愚痴ってしまいました。
母もそれに同調し、あれこれ心配事を口にしたので更にモヤモヤしてしまいました。
しかも第1子の出産間際、お腹の赤ちゃんの心拍に異常があるということで急遽帝王切開になってしまったので、第2子は経膣分娩がしたくその希望を叶える病院を探し妊婦健診に通うことになったのですが、自宅からまあまあ距離があり第1子を連れて行くのが億劫で、今回の妊娠を喜ぶという感覚がどんどん薄れてしまっていました。
また一人目の妊娠が分かったタイミングで当時勤めていた仕事の契約が終了。悪阻がひどかったこともあり夫からゆっくり妊婦さん生活を過ごしてはと言ってもらえ、専業主婦になったのですがとても退屈だったことから、今回は以前から興味があったライター見習の仕事を見つけ、妊婦さんOK&在宅で仕事ができるという話だったことから働くことにしたのでした。
その時に住んでいた地域の子育て情報誌の仕事だったのですが、とんでもなく破格の給料の割に仕事の量が多く、また主な仕事は広告掲載をお願いする企業さんに何十件もコンタクトを取り広告記事を書く事だったのですが、企業さんの中には費用対効果が悪いとか、連絡手段はfaxのみと電話口で怒鳴られたり散々な思いをしてかなりストレスフルでした。
それでも自分の書いた広告記事が雑誌に掲載された喜びが勝り、後で思い返せば仕事ではなく赤ちゃん優先の生活をすべきだったのではと後悔することに。
そんな慌ただしい妊婦生活を送る中ある日の健診時、お腹の赤ちゃんの成長が遅いと医師に言われ、早めに大学病院に行って検査を受けるようにと言われてしまい驚いたのですが、第1子の時心配な状況と言われながらも元気に産まれてきてくれたので、今回もきっと大丈夫と過信してしまいました。
しかし大学病院の医師からはお腹の赤ちゃんがこれ以上成長することは厳しいこと。また現状のまま妊娠を続けて出産できても、赤ちゃんが小さすぎて育てるのが困難な上、何かしらの障害を持つだろうという説明を受けました。
この時初めてショックを受け、安易に考え過ぎていた自分が嫌になりました。
その後もしばらく大学病院通いが続き、状態は好転することなくいつお腹の中の赤ちゃんの動きが止まってもおかしくないと言われてしまいました。
夫と両親にこの話を伝えると、第1子の事を両親に見てもらい少し実家でゆっくり過ごしてみてはということで帰ることにしました。
帰省翌日、気分転換にと父と第1子と私の3人でドライブに出かけたのですが、赤ちゃんが育たないということもショックでしたが、産まれてきても障害を抱え、育てるのが困難という言葉が頭から離れず、赤ちゃんも辛いだろうし私たち家族も特に第1子に迷惑がかかるかもしれないと考えてしまい、このままお腹の中で亡くなってしまった方がいいのかもしれないと思ったことを口にしてしまったのでした。
父からは気持ちは分からないわけではない。でもまだ決まったことではないのだからと諭され実家に戻ると、父から話を聞いた母がなんてことを言うんだ。まだ諦めるなと言われたのでした。
確かにそうなのです。でもどうしても希望を持つことができなくて。
その晩赤ちゃんに、お休みまた明日ねとつぶやき眠りにつくのでした。