こんにちは。

連休中皆さんはお出かけされましたか?ゆっくりお家でお過ごしになりましたか?

わが家は2日間をゆっくり過ごし、1日は暑さそっちのけで遊びに行ってきました。

というのも、8月からパートに出ることになり、私にとっての遊び納めと実子達にとってはせっかくの夏休みなのに母が不在になるため予め罪滅ぼし的な感じです。

親子共に満足したので心置きなく⁉働けます。

ただ残念なのは…パートに出るということはこの先乳児さんを預かることができなくなるということです。しかも幼児さんやそれ以上の年齢の里子ちゃんだったとしても、保育所や幼稚園、小学校に通っているという条件じゃないと受け入れられなくなるのがとても心苦しいです。

パートに出ようと考える隙がないくらい里親への委託を増やして欲しいですし、委託がない時の過ごし方についての良い策を行政に検討していただきたいものです。

 

さて、私にとってパートに出る前のもう一つのお楽しみがあります。

それは特別養子縁組で新しい親御さんの元に送り出した4人目の里子ちゃん親子が近々遊びに来てくれることです‼

縁組が成立し親子になったので、これからは4人目里子ちゃんをAちゃん、新しい親御さんをAちゃんのお父さん、お母さん(Aちゃんのご両親)と書かせていただきます。

コロナ渦の間も度々機会を作って交流があったのですが、昨年は第1子の受験、第3子の反抗期、多忙すぎる夫問題、8人目の里子ちゃんのお世話による心身の疲労、またAちゃんは保育園に通い出したしたのですが、会う約束をしても体調不良で会えなかったり等があり丸一年Aちゃん親子にお会いできずだったのです。

それがやっと会えることに‼

会えない間もAちゃんのお母さんは連絡を下さって、Aちゃんの保育園やお家での様子を教えていただき、えーこんなことができるようになったんだ、こんなことでお母さんが困ってるんだなということがわかり、でも着実に親子として安定した家庭生活が送れているのだというが伝わって来て安堵と嬉しさを感じていました。

Aちゃんのケースに限らずなのですが、特別養子縁組が成立するまでの間(養親となる方が養子となる子どもを6か月以上監護して、その状況を考慮して家庭裁判所が縁組の成立を決定することになっている)は、児童相談所の方などがAちゃんのお家に家庭訪問に行き、AちゃんやAちゃんのご両親に困りごとや心配事がないか寄り添いがあるそうなのですが、縁組が成立するとその訪問がなくなるそうなのです。

里親支援の方曰く、もしAちゃんのご両親が縁組成立後も児童相談所の方にしばらく家庭訪問に来て欲しいと要望すれば家庭訪問を続けるそうなのですが、果たしてそのアナウンスが児相からあったのかないのかそれも定かではないのと、児童相談所の職員さんは転勤など人事異動があるため、一つのケースを長く見守るというのがないということで、もし私が嫌でなければAさん親子の寄り添いを続けてはどうかという話がありました。

私としてはAちゃん親子が必要としてくださるなら全力で力になりたいと思っているのと、Aちゃんのライフストーリーワーク(自身の生い立ちや家族との関係を整理し、過去・現在・未来をつないで前向きに生きて行けるよう支援する取り組み)に向けてこれもまた必要であれば協力したいと考えています。

またAちゃんのケースに限らず特別養子縁組の送り出し後の交流は、乳児院さんや児童養護施設さんでは難しく、里親委託だからこそできることと思うからです。(あくまで養親さんが希望すればの話です。私たち里親が求めるのは違うと思っています。)

因みに、今までの里子ちゃんそれぞれのお別れ時に写真や動画のデータをSDカードに保存しお渡ししているのですが、それはあくまでその里子ちゃん本人が写ったもののみです(児童相談所の方からの要望でそのようにしています)。

私たち家族と一緒に写っている写真や、暮らしぶりがわかる動画は全部我が家で保存しています。

いつかもし我が家にいた時の様子を知りたいと尋ねてくれる里子ちゃんがいたら、その時は一緒に話をしながら見たいなと夢見ています。