こんにちは。

アクセスしていただきありがとうございます!

養育里親生活の様子を書き上げたら、里親以外の話題を不定期に書いて更新しようと思っていたのですが、読んでくださる方がたくさんいらっしゃることに気を良くしてしまい…すみません里親生活で体験したこと、思ったことを今日も書かせていただきます。

 

4年間の里親生活中、児童相談所から委託があった月の里親手当や養育費がこのくらい支給されますなどが書かれたお手紙をいただいていたのですが、年に数回オリックス財団さんが野球観戦と水族館、木下大サーカスさんがサーカスにご招待して下さるという応募案内&申込書が同封されていたことがありました。(委託されている里子ちゃんがいないと招待されません。委託のない今のような時には手紙もご招待もありません。)

どちらも児童養護施設等で生活している子どもさんをご招待ということなのですが、里親家庭も施設に該当するということで我が家もご招待していただけるとのことでした。しかも里子ちゃんと里親だけではなく実子達も招待していただけるというではないですか!

コロナ渦ということでしっかりとした感染対策がとられた中、その時委託されていた里子ちゃんの体調や成長に合わせ、野球観戦、水族館、サーカスにそれぞれ一回ずつ行かせていただきました。

里子ちゃん達はまだ乳児さんでしたが、いずれも目をキラキラ輝かせその場の雰囲気を楽しみ、ニコニコ笑顔をたくさん見せてくれました。記憶には残らないと思うのですが、感じたことは心に刻まれたと思います。

またその時の様子をたくさん写真に撮り、それぞれお別れの時にお渡ししました。

実子達や私たち夫婦にとっては、日頃里子ちゃんの養育を頑張っているご褒美だと思い、なんてありがたい機会をいただけたのだろうととても感激しました!!

もしかしたらこの様な機会は我が家が住む地域だけの話かもしれないので、お気を悪くさせてしまったら申し訳ございません。

 

私としては社会的養護を必要とする子どもさん達にお金や物を支援するというのも素晴らしいことだと思うのですが、オリックス財団さんや木下大サーカスさんの様に躍動感あふれるプロ野球選手たちのプレイや、大技を繰り広げるパフォーマーの姿、そして様々な生き物たちを間近で見て触れられる水族館の楽しさなど、「体験する」という素敵な形の支援もあるのだなと感心しました。

またこの体験を通してこういう職業もあるんだ。将来こういう職業に就きたいなという夢や希望を与える良いきっかけにもなるのではと考えると、それぞれご招待くださった方々の温かい思いが子どもさん達に伝わるといいなと思いました。

 

以上、里子ちゃんに素敵な「体験」を支援して下さる方々についての話でした。

お読みいただきありがとうございました。