中国の中高校の職員室は、日本みたいに先生ぜんぶが大きな部屋に集合ではなく、一般的に教科ごとに分かれてます。
私を入れても3人という細々とした日本語は、メジャーな英語ともども「外語教研室」に属しております。
現在、となりに座ってるのは
「センセイ」
と日本語で声かけてくれる英語のセンセイ。
そんな彼女が、昨日新聞を指差しながら、
「これ、本当?」(中国語)
って話しかけてきました。見ると、NOVA経営破たんの記事。NOVA外国人教師の故郷、英語圏の国々だけじゃなく、中国でも報じられております。
私自身はNOVAでは学んだことも働いたこともございません。
英語は中1スタートだから世間一般と同じ…というか、ちびっこ英会話や小学校の英語教育が普及してる現代っこと比べたら遅咲きですね。
大学生の時はESCに入部するも途中退部。その後「授業料が安い」という理由で佐賀駅前の英会話学校に通い始めました。この時夢にも思わなかったのですが、後にその学校の社員となりました(笑)☆
中~大学(教養)までネイティブ教師に縁がなく、そこで初めてまともに「生☆英会話」初体験。あ、第二外国語のドイツ語はネイティブ講師にめぐまれましたが、毎週固まってました(^^ゞ
英会話レッスンで最初に入ったクラスは、毎週授業冒頭に「What's new?」って聞く先生だったので、自宅からチャリをこぎこぎ回答ネタを考えながら通っておりました。
「レッスン増やすお金はないけどもうちょっと話す機会を増やさねば」と、当時佐賀にオープンしたばかりの某英会話学校でチラシ配りのバイトもやってました。
全国ネットの学校だったので時給も佐賀にしてはとてもよかったのさ。安い授業料の学校に通い、高い時給のとこでバイトし、ついでにネイティブ講師とお友達になり無料フリートークもしとりました。
田舎育ちだったし、大学はさ~ら~に田舎「S・A・G・A佐賀~」だったので、「外人さん」におっかなびっくりなへなちょこでございました。「外人さん」じゃなく、ホームシックになる人もいれば陽気な人もいて「自分と同じようなフツーのおにいちゃんおねえちゃんなんだ」と、「彼らがこうしてはるばる日本で暮らしてるなら、私がその逆になるのもアリじゃないか」と、外国人も外国もぐぐぐっと身近に感じさせてくれたのは、ネイティブ講師たちでした。
安い授業料のとこは、佐賀ローカルと思ってたら大学卒業&帰省時に本社北Qと知り、英国行きの前は1か月短期集中で通いました。
帰国後ちょうどそのガッコからちびっ子英会話講師の求人が出てた、これもご縁。生徒として「授業料安い」と喜んでましたが、社員として「給料安い」はもちろん喜べませんでした(笑)。でも、少なくとも私にとっては良心的なとこでした。
曜日ごとに決まったパートナー・ネイティブ講師と、レッスン会場(主に幼稚園)に通う生活。生徒募集や授業参観など、向いてる人、そうじゃない人、協力的な人、そうじゃない人…いろいろいまいした。
2年やって、1年ソウルで日本語教師やって、出戻ってまた2年。
最初の2年は「いいよな~、ネイティブはラクチンで」なんて思ってましたが、自分が日本語ネイティブ講師を経験して「ラクチンなだけじゃないのね~」と悟り、出戻った後の2年のほうがネイティブ講師にやさしくなったと思います(笑)。
今はまたネイティブとして異国におります。ガッコの授業だけじゃなく、講師として教師研修に参加することもあります。中学校の中国人日本語教師、特に第二外国語として教えてる教師は日本語以外の専任教科とかけもちもいたりして、上級レベルクラスもいれば初級レベルもいます。
下手っぴなりに英語教えてた時期があるので、若手の先生や年配でも初級の先生とか親近感わいたりします。
こんな感じで20歳頃から、生徒として、ノンネィティブ講師として、ネィティブ講師として、日本で、外国で、いろいろな角度で日本語含めて外国語や外国語に関する学校・教師にご縁があります。最初に未知の扉をノックする気にさせてくれたのは、やはり学生時代に接した英会話学校の外国人講師たち。
それだけに、NOVA経営破たんは他人事に思えませんでした。
同業他社として「ワーホリ滞在者も講師してるらしい」とか「チケット買わせたらあとは来ても来なくてもいいような扱いらしい」と耳にしたこともあれば、「NOVAうさぎはちょっとかわいいやん…」とついつい街でティッシュをもらったりしたこともありました。なんにしろ、日本各地で生活苦に陥ってる一般外国人教師には罪はないわけで。
今日のニュースだと、「支援企業と合意」だそうですね。NOVA再建じゃなく経営譲渡という流れになるのでしょうか。簡単に一件落着ってわけにはいかないと思いますが、異国で不安定な生活を強いられることになった外国人たちのこと、レッスンチケット抱えたままの生徒たちのこと、とにかく早く解決してほしいと願います。
じゅんじゅんも、異国で生活する外国人教師。
無事に終わろうとする今日に感謝しつつ、明日もどすこいっすo(^-^)o