じゅんじゅんは、中国大連市の公立高校で日本語を教えております。

大半の学生は英語を選択するのですが、一部の学生は日本語を選択。

現在、大学入試の際に「英語選択しか認めません」って大学があるため、ロシア語や日本語など選択肢が狭まる少数言語選択者は全国的に減少傾向。

数年前まで各学年の平均1割(約50人)程度の日本語選択者がいたうちのガッコも、こないだ卒業した3年生までは50人でしたが、新3年生13人、新2年生2年生21人、新1年生21という状況。

大連の場合日系企業が多く、就職のために日本語を学習する大学生や社会人は多いです。

そんな背景&中等教育で日本語クラスが消滅することを危惧した日本の団体の支援→それを受け入れた教育局のバックアップもあり、中学校で第二外国語として開講するガッコも出てきました。

じゅんじゅんがガッコ以外でお手伝いしてる教科書作りや研修会は、そういう活動の一環です。

しかし、それが高校での日本語選択者増加に結び付くにはもう少し時間がかかりそうです。


そんな環境で日本語を選んだ、ごくごく一部の学生たちが、じゅんじゅんの教え子。

9月に3年生になった子らは、13人で特に少ない学年。

でも、少ないからこそ愛着わくし、何より任期2年まるごといっしょに過ごす学生たち。

日本から来た友人や協力隊の友人が驚くほど、ずば抜けてレベル高いUさん。

いつも、こそっとC-POPデータ入りUSBメモリ(解説お手紙付き(^^ゞ)を渡してくれるBくん。

個性溢れる生徒たち。未来の801ちゃん ?未来のオタリーマン ?みたいな子も多いですが、受験に不利という逆風にも負けず「日本語好き」って選択してる子らを見ると、改めてアニメやドラマ、音楽の影響ってすごいなと感心します。

単に「英語苦手で日本語にしました」って子もいますが…。そういう子は悲しいかな日本語も苦手だったりします(泣)。


ともかく、そんな13人で迎える新学期。

・・・と思ったら、3人増えて16人になりました


1人は、こないだまで3年生だった浪人生。

去年も、他のガッコ卒業の浪人生が3年生に加わってましたが、今回のYくんは6月まで前・3年生クラスにいた卒業生。日本じゃ留年じゃなく浪人で、卒業したガッコに戻って勉強ってケース、一般的じゃないですよね?


んでもって、あと2人は市内の別のガッコの生徒とのこと。


じゅん「別の学校って…うちの学校に変わった(=転校)ということですか?」


同僚T「いいえ。学籍は○○校のままで、授業だけこの学校で受けます。」


じゅん「じゃ、卒業した後、学歴も○○校という記録ですか?」


同僚T「はい。そうです」


じゅん「へぇえええ~。日本では、聞いたコトありません」


同僚T「お金を払ったらできます」


金かいっ。∑(-x-;)


…入学の時点で、実力入学=8割、カネコネ入学=2割のガッコと赴任前に聞いてましたが。

よそのガッコに籍置いたまま編入なんて裏技も使えるんだと、また新たな発見…。


そんなこんなで始まった3年生との授業ですが、嬉しいコトもありました。

赴任時も、昨年度も、3年生の授業は週1回、受験対策の作文授業のみでした。1&2年生は会話クラスを担当しますが、「3年生→受験体勢→外人教師の会話授業は不要」…って同僚&学校の判断なんだと思います。

今年度ももちろんそのつもりでしたが、


同僚T「生徒たちが森田先生が週に1回じゃ少ないと言ってるので、週2回でいいですか?」


と…。


もちろん、いいさー(°∀°)b


「いいさー」ってレベルじゃなく、1年半関わってきた生徒たちが「じゅんじゅんの授業=必要」って言ってくれたのは、めちゃ嬉しかったっす。

そう、外国人との会話クラスが無駄どころか、総合的な能力伸ばすことにつながるって、分かってる子は分かってる泣


とはいえ、ここは受験校。

3年生は教科書とっとと終わらせて、受験対策問題集ざんまいの日々に突入します。


同僚T「3ヶ月ぐらいで教科書の『会話』部分を終わらせてください。その後はやっぱり週に1回『作文』だけで」


妥協案ってやつでしょうか…。

確かに、生徒の受験結果が自分の評価に結び付く同僚から見たら、こちらは受験本番(来年6月)を待たずに帰国してしまう外国人に過ぎないので、強く反論はできません。


16人と教室で過ごせる貴重な時間を大切にしたいと思いますキラキラキラキラ