暴風に見舞われながらも、新学期開始から一週間経ちました。

新校舎にも徐々になれ、職員室、日本語教室、印刷室、トイレ、食堂は迷わず行けるようになりました(;´▽`A``


生徒たちも、やっと一箇所で全学年勉強できるようになり嬉しいだろうな~と思って、授業中に聞いてみました。

1年生クラスにて。


じゅん「2年生と3年生が戻ってきましたね。嬉しいですか?」(^-^)


生徒「いいえ!」


じゅん「えっ???」Σ(・ω・ノ)ノ!


ほとんどの生徒による、思い切り元気な否定の返事にびっくり。


「トイレが混んでいます」

「廊下にたくさん人がいて不便(歩きにくい)です」

「グラウンドも混んでいます」


…って、おいおいヽ(;´Д`)ノ

今の1年生たちは、今年の9月に入学。半分ほど出来上がった、2&3年生不在の新校舎で勉強してました。

だから、校舎のボロイ時も、他のガッコで間借りしてた様子も知らず。グラウンドもこれまで半年間、一年生だけで使ってたわけで。

気持ちは分からんでもないけど、2&3年生は一年間も別のガッコに通ってたんだしさぁ。理解して「おかえりなさい」の温かい気持ちで迎えてあげてよぅ(;´ω`)

勉強勉強で部活もないガッコなので、学年を超えた接点ってあまりないように見えます。だから、そういう考えになっちゃうのかにゃ~。


2年生クラスで「新しい学校に戻ってきて嬉しいですか」って聞いたら、ここでも少ないものの「いいえ」の返答あり。

聞くと、「自分のクラスが4階になったから、上るのが大変です」って(TωT)

確かに、旧校舎は2階建て。日本統治下時代に立てられた古い造りでしたが、新校舎の教室棟は5階建て。

でもでも、現在は他のガッコも4~5階立てがほとんどだし、がんばって歩こうよぅ(´Д`;)


さすがに、受験が迫ってる3年生クラスは新校舎が快適だろうと思いきや、これまた「いいえ」の少数派あり。

「まだ、あちこち工事中だから」って。ま、これは時にうるさいので理解できますが。



全部のクラスで聞いてて、思ったより不満も多くて意外でした。

みんな1人っこちゃんのはずだし、家庭での生活は自分の要求が通りやすいため、共同生活は不満が出やすいのかしらんなどと考えました。


ちなみに大連でも農村部に行けば、一人っ子政策じゃないエリアもあります。

現在作ってる、大連の中学校用の新しい日本語教科書の中で「クラスメイトがみんな一人っ子と聞いて、日本人の転校生は驚く」ってエピソードを入れるのは不自然かどうか現場の先生方に聞き取りしたところ、農村部の先生の意見を参考にし、無くなりました。


日本語・日本について教える中で、「日本人はこうだ」っていうステレオタイプを植えつけるのではなく、彼らと同じ1人の生身の人間として「森田先生はこうです」って感じてもらえるよう接しています。

なので、私も“中国の子=みんな一人っ子”ではないし、一人っ子でもキビシイお家もあればあるだろうし、って多面的にとらえなきゃですね。

全員とどっぷり深く付き合うのは難しいですが、「学生たち」じゃなく「○○さん」「△△さん」ってできる限り1人1人を心に刻もう。


なーんて思った水曜の午後でした゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚