大連のじゅんじゅんの部屋には、現在テレビがありません。

赴任直後、買おうかどうか迷っていたのだけど、その後ADSLが繋がったので欲しい気持ちが薄れてしまって1ヶ月経過。

昨年まで3年間地元で一人暮らししていた部屋も、テレビ置いてませんでした。その後、NTC(二本松訓練所)で「テレビ見られるのは食堂で食事する時のみ」という環境だったので、さらにテレビなし生活に抵抗なくなりました。NTCでは新聞っ子。現在は、ニュースはネットでチェックし、音楽聴きたい時はPCに保存してる曲やweb radio、映画はDVD、とPCに依存している生活です。


昨日は、秋田県の痛ましい事件についてネット上でも、大きく報道されていました。画面にモザイクかかっていた「参考人」が、本名・顔出しで「容疑者」として逮捕されるまで、刻々と更新。「容疑者」になると同時に待ってましたと言わんばかりに、「近所の女性」とのみ書かれていた「参考人」について、事細かく記述。今後詳しい動機など解明され、また報道されていくのでしょう。

今年2月に滋賀県で園児の母親が、自分の子の友人を殺害した事件を思い出しました。私は、当時NTCで訓練中。その日は、所外活動として老人ホームで1日過ごしていました。レクリエーションルームのテレビは事件を報じていましたが、お年寄りたちは話題にするわけでもなく、お茶を飲んだりうたた寝したり。画面を見ているのか見ていないのか分からないお年寄りの頭越しに、掃除しながら午後のワイドショーを覗き見ていました。


昨晩、全国的に大きく報じられていたであろう秋田の事件と同じぐらい、私にとっては衝撃的なニュースが目に入りました。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060605k0000m040070000c.html

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060604/20060604_046.shtml  

高校時代、私が毎日通学に使っていた、JRのローカル路線での事故。

大連に来て毎日高校生たちとふれあいながら、自分の高校時代を思い出すことも多いこの頃。小さなことで笑ったり、放課後いつまでも友達としゃべったり。

少年たちも、同じように毎日を笑って過ごし、いつもと同じように列車に乗ったことでしょう。彼らは何を思って「ふざけて屋根に上がった」のでしょうか。日曜日に友人との外出で、いつもの通学電車とは違う、高揚した気分になったのでしょうか。ご家族を思うと胸が痛みます。

一晩明けて、今日は奈良女児殺害事件の論告求刑についての報道が目立ちました。この事件も、本当に強い憤りを感じる事件でした。被告には死刑が求刑され、早ければ8月にも判決が言い渡される見通しとのこと。

どんどん新しいニュースが飛び込み、数時間前のニュースもすぐにどこかに埋もれてしまう。

PC画面を通してのニュースは、新聞より速く、テレビほどうるさくない。

しかし、その分現実感に欠けている気もしてしまう。それとも、現実と思いたくないニュースが多すぎるのでしょうか。

幼稚園児であれ、高校生であれ、高齢者であれ、事件であれ、事故であれ、人一人の命は重い。

画面の前で、いつも以上に、命の重みを考えた1日でした。