大連市では、5月25日~31日まで「第17回大連賞槐会」(日本語:大連アカシア祭り/英語:Dalian Acacia Flower Festival)が開催されています。

歴史的な話を少ししますと、大連は19世紀末に帝政ロシアの租借地だったため、街には重厚な欧風建築物が残っています。1904年の日露戦争後は日本の租借地となりましたが、その美しさから日本軍もロシアが造った街並みをそのまま残し、アカシア並木の美しさから「アカシアの大連」として知られました。


当時に比べるとアカシアの木も減ったそうですが、観光客誘致のためにも「アカシアの大連」はPRされ、毎年アカシアの花が咲くこの時期に「アカシア祭り」が行われています。公式パンフによると「アカシアを通じて友好を深め、観光業の発展を促進する」ことを目的としたイベントだそうです。実際には、今年のアカシアの花はピークを過ぎた頃なのですが、市内のあちこちでいろんなイベントが催され、にぎやかです。


じゅんじゅんも今日ぶらりと「中外文化交流演出」と題されたイベントに行ってきました。日本・ロシアを中心に世界各地から参加した団体が、大連駅近くの屋外ステージで芸能を披露しておりました。13:00~17:00と長いので、一部だけ見学。ちょうど、日本からのいくつかの団体がステージに。岩手・盛岡からの「さんさ踊り」、東京・深川からの「かっぽれ」、日本に住んでても九州人じゅんじゅんには縁遠い地域なので新鮮。結構な数の観客がいましたが、ステージのみなさまは堂々と踊っておりました。


そういえば、在大連セレブなご夫妻のお宅に以前お邪魔した際「日本のような祭りが大連にはない」と言ってたなぁ…。日本で1年研修していたご主人は「地域のお祭りに参加したけど本当に楽しかった」と、懐かしそうに語ってました。参加した佐賀「唐津くんち」の山車(だし)のミニチュアが、素敵なリビングのガラスケースに飾られてました。

じゅんじゅん「でも『アカシア祭り』有名ですよね?」

ご夫妻「あれは、外からの観光客を呼ぶためのもので、日本の『お祭り』のような自分たちが楽しむ『祭り』じゃないから

なるほど。日本語で「アカシア『祭り』」と称されてるけど、おみこし担いで「わっしょいわっしょい」とか、浴衣や法被着て盆踊りっていう「祭り」ではない。

九州で言えば、山車系は「博多山笠」や「唐津くんち」、パレード系なら「博多どんたく」や…我が街・北九州「わっしょい百万夏祭り」 も入れちゃっていい?!要は、その街に住んでる住民参加型のお祭りですよね。日本には、多分「街の数だけ」って程じゃないけど、その地域その地域にいろんなお祭りがあるよね。

大きなお祭りじゃなくても、盆踊りとか花火大会とか。浴衣着て日常と違う気分になれるよね。夏生まれなじゅんじゅんは、そんな季節が大好き♪


日本人が思う以上に、そういうお祭りは外国人にとって魅力的なようです。地元いる時、知り合った韓国人も、中国人も、英国人も、お祭りや花火大会の際に浴衣を着るのをすごく喜んでた。

一応、民族衣装だから、韓国人の友人に「勧めて嫌がられたらやめよう」と思いながら「着てみます?」って提案したら、むしろ「着てみたかった」と言われたり。そんなことがあると、誇っちゃうよね、伝統芸能も民族衣装も。

これまで海外に出たことある人も、今どこかに出ている人も、みんなそうだと思うけど、異国に出るとその国もよさと共に日本のよさも再発見しますよね。私が地元・北九(キタキュー)好きなのも、これまで外に出る機会があったから。もちろん、最初から「地元ラブ!」だったら外には出てないだろうけど、外に出てこそ分かるよさってのもあるわけで。


ステージ上で「かっぽ~れ、かっぽ~れ♪」って舞うおば・・・お姉さんたち見ながら、日本のお祭りのよさ再発見のじゅんじゅんでした★日本から大連にお越しのみなさま、お疲れ様でしたm(_ _)m