赤ペン!赤ペンがどんどんなくなっていく~!
3年生の授業は、来週まで。その後はXデー=受験日に備えて自主登校。来週までは、可能な範囲で中国人教師のコマも一緒に教室に入り質問受付。
私の授業は「作文」、週一つ課題を出してたけど、もっと書きたいというリクエストする子もいたので課題は多めに渡して、最低一つは宿題として提出させてる。文系もいれば、理系もいるから。限られた時間内でどこに重きを置くか、生徒それぞれ。
提出された作文に模擬テスト回答用紙が加わり、一人週2~3の作文×46人分。
テーマは「男女共同参画社会についてのアンケート結果」や「上海・広東の外資系企業で働く会社員の外国語レベルと給与」などのグラフを見て書いたり、「気候と人間の生活の関係」や「食生活の変化」などに関する会話文を見て書いたりという内容。
初めて生徒たちの作文を見たとき、四社択一問題の正解率に比べて、初歩的なミスが多いのに驚いた。が、決して同僚たちの能力が低いわけではない。テーマの難しさに加え、作文独特の言い回し、接続詞の選び方、ネイティブじゃなければ添削するのは難しいだろう。
職員室で添削してると正直「作文酔い」しそうな時もある。が、早朝~夜遅くまでがむばってる彼らのことを思うと赤ペンすり減らして読む読む読む・・・。彼らと出会って1ヶ月だけど、少しのアドバイスでどんどん本当に上手になって、赤ペンほとんど使わないでいい生徒もいる。感動して、元気になって、再び読む読む読む・・・。ざら紙でもすべりがいいマイ赤ペン、三菱さん、ありがとう★
配属校ではそんな感じなので、1~2年生の授業のためのバス移動も気分転換になってるこの頃。
朝、出勤し、4時間目の1年生「会話」授業に移動し、ほのぼのと1時間。通常、この後昼食をとり再び配属校へ。
今日は、会議がありました。大連教育学院(小~高校の先生の教育機関)にて、市内の高校日本語教師が集まる会議に参加。
大連市内の中学高校の日本語教師(中国人)は約100人。今日集まったのは、これまで食事も含めて何度かお会いしているY先生(現場ではなく教育学院常駐「先生の先生」的ポジション)、我が校同僚2人のうちの1人G先生、その他10人の高校日本語教師(中国人)と私(日本人)。Y先生が促してくれ、最初にじゅんじゅん自己紹介(日本語)させてもらったが、当然、会議は中国語で進む。
内容は、4月に行われたスピーチコンテストについて&間近に迫る大学受験対策について。1人の先生が全員に向かって発言している時は「こんなこと話してるのかなー」ってなんとなく分かるんだけど、先生同士2~3人が速く熱く話すと、もうサッパリ(´_`。)
受験用模擬テストの問題で中国人教師も悩む問題の解説とか、そういうのを日本語でやって一応「座ってるだけ」を脱したけど。中国語使って説明できたら、もっといいんだろうなぁ。うぅ。
改めて、日本語教師以外の職種の隊員のみんなを尊敬いたしました。
日本語話せる人は周りにいなくて、現地の言葉で、自分の専門を指導したり、モノを作ったり、問題点について同僚や上司と語ったり、企画を発表したり…。本当にすごいよ、みんな。
「日本語教師なんて簡単でしょ?」とか言われると「それは違う!」と言えるプライドを持って仕事してるけど、協力隊の多くの職種の中で見た場合、やはり他の職種のみんなと比べて「言葉の壁」は薄いと思う。だけど、壁を壁とさえ思わず前向きに取り組んでる仲間たちがいる。誇りであり、励みです。
今日のところは「市内に日本人教師がいますよ」的なPRが目的だったので問題ないけど、会議の内容を後で同僚に訳してもらわなくてもいいようにならねば。月1ペースらしいので、徐々に徐々に。
「今日の会議はよかったです。特に先生に会えたことが」と私に挨拶して去る先生もいた。優しい(T_T)
「協力隊を私の学校でも受け入れたいと思ったらどのようにすればいいですか」と相談してくる先生もいた。
うむ、「座ってるだけ」と思わず「参加することに意義がある」と思えました。
教室や学校の職員室と同じ、私がそこにいること自体が活動の一環。
でも、いるだけで終わっちゃいけないよね。
来週からY先生は市内の学校の日本語クラスを巡回見学予定。「先生も授業のない時だったら一緒に来てもらえますか」と。3年生の授業が一段落したら、積極的に同行しようと思う。
8月には、(財)国際文化フォーラム 主催で小学校教師向け研修&中高校教師向け研修が大連で開催される。開催地として、これを滞りなく実行することがY先生の現在の大きな任務。そして、私もできる限り手伝いたいと思ってる。
英語だけでなく全ての科目の中でマイナー科目の日本語。ですが「初等日本語教育に関しては全国一」であることを目標とし、大連市教育局のバックアップもあり、これまで以上に中国人日本語教師のみなさんもプライド持って、熱く仕事しているらしい。そんな様子は会議でもよく伝わった。
赴任前、配属校の授業以外の活動について、「日本語専門家でもない私に何ができるんだろう」と思ってた。
でも、そんな未熟な私でも、必要としてもらえるなら、役立ちたい。
中国語が聞き取れなくても、そんな気持ちになる会議でした。