昨日、大連日本語研究会というのに初参加しました。

大連在住の日本人日本語教師の情報交換や懇親を目的として、2000年10月に発足した会とのこと。夏季冬季の長期休暇時期を除き月に1回、年8回の勉強会を実施しているそうです。

ジェトロが実施している「BJT日本語テスト についての勉強会が昨日のテーマ。よく知られてる日本語能力試験 を英検に例えるなら、BJTはTOEICってとこでしょうか。1~4級とか合格不合格とかではなく、0~800点のスコア判定試験です。

国内外で受験可能ですが、中国は香港以外は去年初めて大連で実施されました。試験実施受入に対する市の協力もかなり強かったようです。このへんでもやはり大連の日本向きの政策が伺えます。

さておき、BJTはビジネス内容をふんだんにとりくみ、日本企業で働く外国人の日本語レベルの測定や日本企業に就職を目指す外国人の能力証明として、在大連日本企業に認知されつつあります。

そんなわけで高校で教えるじゅんじゅんには直接関係あるテーマではありませんでしたが、先輩隊員にも会を紹介されてたし、前職 ではジェトロさんにお世話になったこともあったし、試験にも興味を抱きつつ参加いたしました。


今回の参加メンバーは、25名前後。市内の民間日本語学校や大学、専門学校、企業などで教えている方が主なようでした。偶然お隣に座った方が元JOCV(青年海外協力隊。もう覚えた?)、中国・武漢で日本語教師してて、現在は大連ソフトウェアパーク (IT産業地区)の大学で教壇に立っているという方でした。う~む、世の中狭いです。

他にも、いずれ訪問したと思っていた日中友好大連人材育成センターの日本語専門家の方にも会えました。同センターは、ODAによる無償資金協力により建設され、今年4月落成式が行われました。ビジネス人材育成のためのセンターです。お会いした先生は、JICAから派遣された専門家チームのお一人。社会人相手と高校生相手という違いはありますが、JICAつながり&お互い4月に来たばかりということで、今後いろいろ協力し合えたらと思ってます。

研究会は発足から6年目で、初期メンバー&浅いメンバー、または世代間、などなど端から見てギャップがあるように見えないこともなかったのですが、先輩隊員にアドバイス受けながら来年度(9月~)の関わり方を模索したいと思います。


今日は、午前中に3年生の作文指導&2年生49人の聴解クラスを終え、午後は大連教育学院へ。先日に続き、2度目の訪問。まずは、Y先生に先日 ごちそうになったお礼をm(_ _)m

教育学院は初等教育(小~高校)の先生のための教育研究機関なので、日本語に限らず全ての科目の研究室があります。日本語に関しては国際文化フォーラム の支援により「日本語教育学習研究センター」が置かれており、日本語教材等もあるので、今日は授業の参考のためにもじっくりいろいろ拝見させてもらいました。配属先の学校が工事中で、前任者が残してくれた教材等が「どこにいったか分からない」(T_T)という状況。自宅から歩いて来られるこのセンターは私の第二の職員室として非常にお世話になりそうです(^O^)


大連市政府は「日本語人材基地」や「ソフトウェア産業輸出基地」を掲げてて、先に述べた日中友好人材育成センターの建設も、BJTテストの大陸初実施地となったのも、大連市のこのような政策によるところが大きいと思われます。

そして、ビジネス面と異なり在大連日本人駐在員のニュースにはなりませんが、初等教育での日本語学習も市の教育分野において今年度重点項目にされています。幼年期からの日本語人材育成が進められようとしています。


赴任からちょうど1ヶ月。

配属校のこと、任地・大連のこと、大連の日本語教育のこと、概要が見えてきました。

やはり紙で読むのと、実際歩いて人と話して考えるのは違いますね。

2ヶ月目もぼちぼち頑張ります。