もちろん甲状腺癌になって良かったなんて、本当は思ってません。
でも、なってしまったものは仕方ないので、結果的にプラスになった事をあげてみようと思いました。
先ず第一に
夫が以前よりは協力的になったこと。
私の入院中、やりなれない掃除や洗濯(全自動洗濯機の使い方さえ知らず)台所仕事、庭木の水遣り(ホースの付け外しに難儀したらしい)ゴミ出しetc…それだけでも疲れ果てていたらしいのに、私が入院中の七夕前後は連日の猛暑日で、面会に来る夫の方が病人のようにへたばってました。
だから、余計私の有り難みが分かったようです。v(^_^v)♪
今まで力仕事は私の領分みたいな風潮があったけど流石に退院後は重い物を持つと傷口がヒリヒリするので、力仕事は夫に任せる事に…
近頃は今までになく「ワシが持つよ」と言ってくれるのようになったので、勝手な時だけ頼むようにしています。
第二に
いかに我が家が快適かということに改めての感謝
私の入っていた病院は、四人部屋にトイレが一つ、病室を出て直ぐの所にも身障者用と個室が各一あって、普通なら困らない状態でしょうが、何せ病人さんばかり
下痢の人、便秘の人、術前浣腸の人etc…
タイミング悪いと、急を要する人、長い人に譲るしかない。
私は家以外では落ち着いて用足し出来ないので、当然(?)便秘でした。
看護士さんが土日は外来病棟のトイレ貸し切りで使えるよ!と教えてくれたので、ちょっとは安心だったけど…
あーやっぱり我が家のトイレ、落ち着くわー(*^_^*)
行きたい時に行ける有難さ
そうそう、四人部屋のトイレでイヤだったのは、用足し後必ずトイレットペーパーの端を三角に折る人が居たけど、あれって汚ない手で折ってるかもしれないから、ホテルとかのお掃除完了後だけにして頂きたいわ(;^_^A
我が家では
夜中にバリバリお煎餅を食べる人もなく、ほぼ毎食後、ゲーゲー苦しそうにもどす人もなく、昼夜周りに気遣う事なく大声で携帯で話す人もなく、イヤホンつけてる意味なく大声でテレビと話す人もなく
夜も静かな我が家 (*^_^*)
普通の毎日がこんなにも平和で有難いのだと改めて気付かせてくれました。
そして
癌友達が出来たこと
甲状腺の掲示板で出会った“戦友”
それに「実は私、甲状腺癌で入院していました」と明かすと
「私はね…」と、それほど親しくなかった人がご自分の、又はご家族の病歴など話される内に親しくなるという不思議
「お互い、元気で頑張りましょう!無理したらアカンよ!お大事にね」と優しい眼差しを頂ける有難さ。
何かを失えば必ず何か得るものもあります。
私の甲状腺は、お陀仏して何処かへおさらばしちゃったけど、それと引き換えに色々大事なものに気付かせてもらいました。
わたしの甲状腺さん、ご冥福お祈りしてます。m(_ _)m
これからの私を見守っててね!
この前、長男が30歳になり、私達夫婦は31回目の結婚記念日を無事に(?)迎えることが出来ました。
来週結婚相手を連れて挨拶に来るそうです。
残りの人生は、健康で穏やかに暮らしたいです。