ガメラ60周年の記念としてガメラ対バルゴンも4 K デジタル修復版としてBS にて放送されました。
1966年の大映の作品で白黒ではなく カラー 作品です。大怪獣ガメラ の続編ですな。
火星行きの ロケットで宇宙に飛ばされたガメラが隕石の衝突によりロケットが破壊され宇宙から地球に戻ってくるんです。その話はひとまず置いといて、悪党がニューギニアで現地の人が入ってはいけないという 虹の谷に入り 大きなオパールの宝石を盗み出して船で日本に帰ろうとするのですが 実はそれは オパールではなく バルゴンの卵で到着した神戸港で孵化。暴れ回りながら 大阪を目指し地球に戻ってきたガメラと対戦する話ですな。ガメラシリーズの中で一番人間ドラマが面白かったですな。しかも子供のキャストが珍しく このガメラ 映画では出てきません。
主演の 本郷功次郎氏や江波杏子さんが演技が良くて普通のドラマを見てるみたいです。
大人が怪獣映画を見るとどうしても人間ドラマに、感情が入ってしまいますね。
しかしながらテレビで放送すると CM が入るんですよね。それが 画面展開が切れてしまうというか、また前半は津波情報が流れ 画面に日本地図が出ていました。映画も見づらい けれども 津波情報も小さく出るので それも 見づらいです。
ここからは ネタバレです。
夜のシーンでバルゴンに神戸のポートタワーが破壊されるですけど なんかとっても細い ポートタワー です。また怪獣のシーンは夜のシーンが多いのでちょっと見づらいですな。
私が注目したのは5000カラットのダイヤモンド。ニューギニアの原住民のお姫様(江波杏子さん)が怪獣の対策本部にて「バルゴンは 水に弱く溶けて死んでしまうので我が部族はキラキラ光る ダイヤモンドで誘導してバルゴンを退治してきました。このダイヤモンドを使って琵琶湖に誘導して沈めましょう」とみたいなことを言って5000カラットのダイヤモンドを出すシーンがあるのですが多分 飛行機で ニューギニアから日本まで来たはず?(本郷功次郎 氏が肩に担いでいた パンナムのバッグから推察)どうやって 税関を抜けてきたのか不思議です。
現実世界で一番大きなのは 1905年 南アフリカで発見された原石カノナン3106カラット(621.2g) 現在の価格に合わすと 2600億円。
私はさすがに持ち込めないだろうと 推察します。また原石である そのダイヤモンドがカットして加工されてたりするのですけど?
バルゴンは琵琶湖に沈み 紫色に溶け出して 溶解していきました。琵琶湖は関西に住んでないとわからないと思いますけど 関西の水道水の水源 なんですよ。よって しばらくは水道水が使えない状態になったと考えられます。その方が 実は大問題だったりして。