HAT 神戸の109シネマ にて 15時05分からの 「室町無頼」を見てきました。
応仁の乱の前の荒廃した世の中で無頼が暴れ回る映画です。なかなか 最近 時代劇の映画がないので貴重な映画でした。殺陣が見事なこと。どうやってカメラで撮ったか分からないですな。
そこは お見事でした。久々の東映の時代劇でした。
ここからは ネタバレです。
前半の物語の展開がだるいこと。
また ウエスタン調の音楽が 映像とマッチしてないような気がします。なんか 軽い感じがする。日本の古風な音楽の方が映像に重みが出ると思うのですけどね。
少々気になったのは才蔵のセリフがたまに 関西弁のアクセントになったりするので、あーこれは関西が舞台 なんだと認識しまうのです。よって京都が舞台なのにみんな 関西弁じゃないのはおかしい。リアリティにかけるような気がします。
もし この時代劇に全盛期の三船敏郎や仲代達也がいたらもっと重みが出たんでしょう な。
また ナレーションがないので 物語の背景や 細かい部分がよくわかりません。兵衛と骨皮の過去のいきさつやまた最後の謎 、 反乱が終わって室町幕府が出した特例は何だったんですかな?