神戸元町通りの商店街の中に小さな映画館「元町映画館」があります。昔の東京で言うと武蔵野推理劇場より綺麗で池袋文芸座や大井武蔵野館 より小さく 恵比寿にあったスペース 50より大きい映画館といえばいいですかな。あまり ヒットしない 少数派の映画と言うか そういうのを公開しています。スクリーンが1つしかなくうっかり映画の途中で席を立つと画面に影が映ってしまうような感じのこじんまりとした映画館です。

今回見たのは旧ソ連の 映画 作家 アンドレイタルコフスキーの 1983年の映画 「ノスタルジア」です。今回 4 Kで 修復され画像が綺麗な映画になってますな。

物語のストーリーは モスクワから来た 詩人 アンドレイゴルチャコフ と通訳のエウ ジェニアがロシアの音楽家サスノフスキーの足取りを追って 旅をする話です。とパンフレットには書いてましたけど映像だけではさっぱりわからないです。登場人物が色々出てくるんですけど 狂言回しの役がいないので よくわからない場面がいっぱいあります。謎の登場人物も多い。昔から惑星ソラリスもストーカーも そんな感じの場面がいっぱいありました。
パンフレットには 崇高なる 黙示録的 映画 体験 とあります。映画の画面ではタルコフスキーの母に捧げる 映画だと字幕がありました。
博物館で絵画を見て 哲学的な思考をする 感じなんですかな。私の勉強不足 なんですが宗教的な意味合いがよく分かりません。イタリアにある聖母の温泉って何?その温泉にろうそくを立ててる意味って何でしょうかな?
壮大な 雨漏りのする家のシーンが印象に残りました。それでも私を含めて 8人ぐらい見に来てました。コアなファンっているんですよね 。私も含めて