9月21日の木曜日神戸三宮の キノシネマで故今敏監督の「パーフェクトブルー」を見てきました。特別料金で この映画は 均一 1600円です。
割引は一切なしですな。制作会社のマッドハウスが 50周年でまたこの映画の公開から25周年 だそうです。
話の設定が1997年頃ですからインターネットが流行り出した頃ですかね。私もその頃マックのパフォーマー 6210のパソコンを持ってました。
通称ネスケ と呼ばれるネットスケープのブラウザでインターネットにつないでたような記憶があります。これがよくフリーズして動かないこと。話がすごい 脱線してますよね。軌道修正します。(作中にもインターネットへ繋げる ネスケが出てきたりします。妙に懐かしかったですな。)
あらすじはアイドルグループのチャムを脱退し 女優へ転身したアイドルの霧越未麻(きりごえ みま)の周辺で次々と起こる殺人事件。(必ずアイスピックで目をつぶされて殺される、 まるでヒッチコックの鳥の映画のように)
犯人はサイコなストーカーなのか あるいは自分なのか それとも?現実と妄想が交差する話です。現実と妄想が曖昧になっているので強いて言えば ウルトラ Q の 「悪魔っ子」のような感じですかな?
宮部みゆき著の「パーフェクトブルー」ではなく関西の深夜ローカルラジオ 番組サイキック 青年団の竹内義和 氏 の原作の方です。(よって R 15指定の映画です。)
作画で気になったのは 未麻のマネージャー 日高 ルミの目の位置が離れすぎていて ヒラメみたいな顔になってたことですかな。デフォルメしすぎ のような気が…。



キノシネマは神戸国際会館の11階にあります。
(神戸国際松竹 の閉館後 キノシネマになりました。)
この映画館は スクリーン1、 スクリーン2、スクリーン3 、スクリーン4とありスクリーン1の120席で映画が上映されてましたな。
この映画館 床がフラットな状態なんですよ。
(普通の映画館は前の席から後ろの席に行くほど 段差が高くなって階段状になっていくんです。)
前から2列目の席を選んでしまったので席からスクリーンを見上げるような感じになってしまいました。お金持ちの友達の家で大スクリーンのテレビを見てるようでした。
座席の肘掛けのところに飲み物を置く場所がありますよね。 そこがなんとプラスチックではなく 木でできているんですよ。大変 珍しいです。細かいところにお金がかかっている映画館でした。
追伸
映画館の窓口で入場券を買うとき
「すいませんプロジェクトブルー 1枚ください。」
「パーフェクトブルー ですね?」
「そうそう パーフェクトブルーです。」
もうちょっとで 宇宙人も出てくるハメに、さらに話しがややこしくなるだろうがと 自分にツッコミを入れてしまいました。笑