今宵、桜が散っていく小川のほとり

君と歩きながら川に流れる桜花の流れるさまを見ている

「君は桜の花やな。俺は流れる川か。」

「どこまで流れていくんやろ。海までいくの?」

「最後は海やな。」

「わたしらの最後はどないなるんやろ?」

「そのときは川もないし花も海の藻屑で消えとるよ。」

「わたしが川やわ。あなたが花。」

「それでもかまわんよ。わがままな。笑」

「なるべくゆっくり流れて幸せな時間を永くするの。笑」

微笑むふたり

幸せそうなふたりは、春の宵を楽しむのだった。

来年もまた桜が咲きますように。



落花流水 

意味 散る花と流れ去る水のことで去りゆく春の事。

   転じて、人や物が落ちぶれることのたとえ。

   また、男女の気持ちが互いに通じ合う事のたとえ。

   水の流れのままに身を委ねたい落花を男に、落下を浮かべて

   流れたい水を女にたとえて、男に慕う気持ちがあれば女もその男を

   慕う情が生まれると意味にも用いられる。

   

   

漢検 四字熟語辞典 より

2年前ぐらいに漢検2級取りました。その参考書みたいなものです。笑