浦島太郎は、亀を助けて竜宮城へ行きお土産に玉手箱を貰った。

故郷の海岸へ戻った時、もう何百年も月日が過ぎていた。

「仕方ないな。玉手箱でも開けるか。いやいや、なんか悪い事が起こるかも。」

太郎は躊躇した。

でも、中身を見たい好奇心が勝った。

「えーい!」思い切って蓋を取った。

中には紙が入っていた。

残念、はずれ!

「はは 笑。」太郎は笑うしかなかった。

「亀なんか助けるじゃなかった。」夕日に向かってひとり寂しくつぶやいた。

追伸

浦島太郎の話で、玉手箱を開けるとおじいさんになる話は一般的ですが、

鶴になる話もあるんです。怒って竜宮城に行くと乙姫は亀だったんですな。

そして幸せに二人は過ごしたそうです。「鶴は万年、亀は千年。」

なかなか洒落た終わり方でしょ。笑 昔の人は洒落が効いてますな。笑

それには私の話は及びません。笑

さらに追伸

鶴は万年、亀は千年は逆なような気がする。笑