コンテスト王様が言いました。 「一番大きな絵を描いた村には褒美を与える!」 村々にこの話は伝わり村の単位で絵は描かれました。 「隣村は山を越えて絵を描いてるのか。よしうちの村はもっと大きな絵を描くぞ。」 ある村は砂漠に。ある村は山に。 そして史上最大の落書きコンテストの王様の審査がはじまりました。 「何を描いてるのかわからん。みんな失格じゃ。」 そして何千年後人類がようやく飛行機と言うものを発明し 何が描かれているかわかるようになったのです。