<2024年3月9日>
投宿していたベルギー北西部、ブルージュの街で朝の散歩。
当てずっぽうに小路を抜けて来たら、
「これぞブルージュ」と言わんばかりの街並みが現れました。
細い道路沿いに、三角形の屋根裏部屋付きの2階建てが
綺麗に並んだ「中世の街並み」がそのまま残っていました。
12~13世紀にかけて西ヨーロッパ随一の貿易港だった街は、
その後衰退したものの、街並みはそのまま残されて来ました。
繫栄の時代のまま時が止まったようなこの街を、
詩人で作家のローデンバックは「死都ブルージュ」と表現しました。
ホテルの手前から右に入る小路には門があります。
「PRO PATRIA」という文字と紋章が刻まれた門です。
ここも車より自転車優先の道路。
左は「マルクト広場」、右にホテルがあります。
ちょうどグルリ!と一周回って来たことになります。