昨夜呑み終えたのは、岡山県真庭市、

辻本店の純米生原酒「菩提酛 にごり酒」でした。

 

店頭では「数量限定酒」のコーナーにあったもの。

 

「御前酒」と記されたラベルは、

同市の曹洞宗毎来寺の住職である「岩垣正道」師の版画。

 

男性と女性が対になっている古代風の版画です。

 

原料米;岡山県産雄町100%、

精米歩合;65%、アルコール度数;16度、

杜氏;辻麻衣子(備中杜氏)。

御前酒で酒造りを支えた先代の原田巧杜氏が

室町時代の菩提酛を現代に復活させ、

それに改良を重ねて独自のスタイルへと変化させたとのこと。

ささにごりで濃厚な甘みを感じ、

同時に懐かしくも古さも感じるような吞み口でした。