<2024年11月6日>

早朝5時40分頃にホテルを出て、

ブラブラしながら空いている店を見つけて朝定食を食べ、

ホテルへ戻る道は気の向くままに小路を曲がって行きました。

「本郷2-16」あたりを歩いていたのは、それでも6時前です。

 

立派な洋風の建物が見えて来ました。

 

「濟生學舎」発祥の地とあります。

【1876年(明治9年)4月9日に、本郷元町一丁目66番地に

 長谷川泰によって開校された。】とのこと。

 

正面は古い洋館風ですが、その後ろはビルです。

 

明治時代は「順天堂醫院本館」だったようです。

1906年(明治39年)に古い建物を建て替えて、

ルネッサンス様式と日本建築を融合させた建物に変わったとのこと。

 

2013年(平成25年)に、ファサード(正面意匠)を再現して

建て直されたものでした。

 

道理で新しく綺麗です。

 

学是は「仁」、理念は「不断前進」、学風は「三無主義」というのが

「順天堂発展の願い」でした。

ちなみに「三無主義」は、出身校、国籍、性別に差別がないこと、

ですので、現下のジェンダーレス、分断の時代の問題を

先取りしていたとも言えます。