<2023年10月22日午前8時38分>
豪雨災害から足掛けちょうど「100日目」。
汚水に浸かった自宅1階の全面リフォームを決断し、
一時的にワンルームアパートに引っ越ししてからは、
78日目になって、いよいよ自宅に戻る日が来ました。
「再引っ越し」作業を始める前に、自宅周辺を見回ると、
あちこちで解体作業が始まっていました。
ここのお宅は、数年前から空き家になっていました。
床上浸水になった空き家が放置されるのは不安があります。
雑菌繁殖、動植物の棲家、カビの繁殖などの不安が募りましたが、
持ち主が解体を決断してくれてホッ!としました。
道路の一番奥にあった家がいつの間にかなくなっています。
この角地もかなり水が上がった場所で、
ここにも空き家がありましたが、すっかり更地になっていました。
グラウンドの隣のお宅は、解体作業の真っ最中でした。
ここの住人は、自宅を捨ててマンションへ引っ越しました。
重機が入って解体作業を始めようとしています。
変形地で作業はやりにくそうでした。
豪雨で被災した家屋は、市内だけでも5000棟レベルの数になり、
全国ニュースではとっくに忘れられた状態でしたが、
現地では着々と「過疎化」が進行していました。