ミケランジェロ、ボッチチェリ、ダ・ヴィンチ、
ラファエロ、ヴェロッキオ、ドナテルロ…etc.
全盛期のフィレンツェには有名な芸術家が
キラ星の如く現れます。
プロローグの「黄金時代」は、
「政治的危機」~「新しい芸術の誕生」
~「フィレンツェ芸術の栄光」~「芸術とユマニスム」
そしてエピローグは「フィレンツェ芸術の挫折」まで。
15世紀に黄金時代を迎えるフィレンツェ美術が
世紀を跨いで衰退して行く過程を、
数多くの芸術家の詳しいエピソードと共に追っています。
よくぞここまで調べ上げたものだと感心しつつ、
9年前に歩き廻ったフィレンツェの街の空気を思い出しながら
読み終えました。
【2024年11月18日 読了】