<5月9日>
青森県立美術館で開かれていた「フランク・ロイド・ライト展」。
10時27分に入場して、お昼まで90分ほどもあれば十分だろう…、
という気持ちはまもなく見事に打ち砕かれました。
1番の部屋から番号順に鑑賞して行く順路でしたが、
何しろ内容が濃くて、作品一つ一つにかなりの時間がかかりました。
撮影は禁止で、唯一「5番」の部屋だけが撮影可でした。
「ユーソニアン住宅」の展示室で、
ここまでで30分以上が過ぎていました。
妻と二人、実物の椅子とテーブルに座って、設計図を見ていました。
本物のうち一部を再現した形です。
実物大の存在感は、また格別でした。
彼の手をクローズアップした写真もありました。
「らせん状建築」というのも手掛けたようです。
ひとつひとつ、もっとゆっくり見る時間を取ってくれば良かった…と、
後ろ髪引かれつつ、先を急ぐしかありませんでした。