<2023年7月20日午前7時10分>

発災から足掛け6日目の朝、自宅近くの様子を見に行きました。

畳を出しているお宅があります。

ここは高齢のご夫婦のお宅ですので、

誰かが手伝ってくれたものと思われます。

 

道路にはまだうっすらと泥が残っていました。

それより何より、「街全体が臭い」のが気になります。

内水氾濫で汚水に一晩中浸かっていると、

水が引いた後でも家の中に悪臭が漂っていましたが、

「そこらじゅう全部」同じ臭いでした。

 

とりあえずビニール袋に入れて外に出しているお宅もありました。

下手にゴミを出すと、カラスの餌食になることもありますので、

何でもいいから外へ出せばいいというものではありません。

 

意味不明だったのは「ポストも封鎖」されていたこと。

ポスト自体は浸水しておらず、何故ガムテープを貼って、

投函できないようにしたのかは、理解できませんでした。

 

夕方になって、外が賑やかになったと思ったら、

水没した車のレッカー移動の真っ最中でした。

 

専用のレッカー車が来て、タイヤに何か噛ませて、

ワイヤーで一気に引っ張り上げます。

近所の若い娘さんの愛車だったまだ新しいEV車が、

こうしてオシャカになりました。

 

この日にFacebookを見ていて知ったのが、

近隣市町村ではもっと酷い被害が出ており、

手を貸してくれる人が殆どいないとのこと。

そこへボランティアに入るという知人から、

「誰かタオルはないか?」という呼びかけでした。

お陰様で、我が家は多くの友人知人からタオルの差し入れを頂き、

まだ大量に残っていましたので、いくらかでもお役に立てればと、

知人にごっそり寄付しました。