<2023年12月27日>
福島県桑折町の街歩きで訪れた「旧伊達郡役所」。
その隣にも立派な2階建ての建物があります。
あとで調べてみると「種徳(しゅとく)美術館」という施設で、
その昔桑折町長や福島信金理事長などを歴任した
「角田林兵衛」さんという方の所蔵品や寄贈品が展示されているとのこと。
ただ3年前の福島県沖地震で損傷し、たぶん今頃(2024年8月)は
解体工事が始まっているものと思われます。
中へ入ると、レトロなドレスが並んでいました。
桑折町のイベント等で使われるもののようです。
そして一角にあったのが「三元車」という謎の自転車。
何と「日本最古の自転車」でした。
大きいほうが後輪、前輪は小さいのが2つ付いている三輪車です。
サドルは木製で、ハンドルは取っ手のようなものが両側にあり、
ペダルを踏んで後輪を回し、両手で前輪で操作して方向を決める方式。
「日本最古」にしては、そこらへんにほっぽっている感がありました。
「種徳美術館」前には「俳聖 松尾芭蕉」の像がありました。
江戸を発って奥州街道を北上し、追分の街のここから、
羽州街道方面へ向かったものと思われ、
「奥の細道」の起点ともいえます。
「種徳美術館」前から「旧伊達郡役所」を見上げます。
帰りは桑折駅から一旦逆方向の南へ向かって福島駅へ。
ここで乗り換えましたが、ホーム上では山形新幹線「つばさ」と
東北新幹線「やまびこ」の接続に遭遇しました。
いつも利用している秋田新幹線「こまち」は
盛岡駅で「はやぶさ」に接続しますが、
山形新幹線の接続シーンを見るのは珍しく、見入ってしまいました。
福島駅から東北新幹線で仙台駅へ向かいました。
仙台駅で乗り換えです。