<2023年7月15日16時11分>
外出先からどうにか戻って来て自宅に入ると、
浸水を心配した妻が、絨毯を外し、
本棚の一番下のアルバム類などを
ソファの上に上げていました。
キャビネットの下の段の引き出しも2階に上げ、
フローリングの上に残るのはストーブに接続した床暖装置です。
玄関ドアの前にも浸水防止の思いで、
古くなった雛壇の段組用部品を横にして置いていました。
2階に上がって外を見ると、
ジワジワと水位が上がってきていることが分かります。
先ほどより少し上がって、向かいのグラウンドのブロック塀は
1段目がほぼ見えなくなっていました。
それでもこの時点では、横断歩道のラインが見えており、
冠水した水はいくらか澄んでいました。
これが次第にどす黒い汚水に徐々に変わっていくことになります。
よくよく見ていると、水の流れがあることが分かります。
手前右奥から、前方の幼稚園の建物の方へと流れがあり、
つまり向こう側(西側)の方がより低いことが想像できました。
町内のゴミ集積所の半分くらいまで水が上がって来ました。
先ほどまで見えていた玄関の1段目が見えなくなりました。
ここまで約1時間ですが、水が更に濁り、
水位も徐々に上がって行きました。