フォーク界の自由人「高田渡」さんは、

ボロボロの身体になりながらも酒を呑み続け、

2005年に天国へ旅立ちました。享年56歳。

 

 序 章 自衛隊に入ろう

 第1章 貧乏なんて怖くはない

 第2章 初めてのレコードからかれこれ三十年

 第3章 普通の人々の生活を歌に

 第4章 旅のおもしろさはなんといっても人と街

 第5章 文化鯖が好き

 第6章 「街の記録写真家」

 第7章 今日も僕は「いせや」で焼酎を飲む

 

最後の最後に「バタンと死ねたら最高」と言い残して、

本当にほぼその通りになったそうです。

 

4月6日にジェイムス・テイラーさんのライヴに参戦し、

東京ガーデンシアターが入る商業施設内にあった広大な無印良品で、

この本を見つけて、その場で買って来ました。

無印で本を買ったのは初めてです。

 

放浪しているようなしていないような、

酔っているような素面のような、

真面目なような不真面目なような・・・。

形容の仕方は多々ありますが、どこからどう切っても

「高田渡」「高田渡」であることを実感しました。

 

【2024年5月20日 読了】