先月「ベネルクス」諸国を廻って来ました。

海外のテレビ番組はチャンネル別にジャンルが決まっており、

一日中類似した番組を流しているのが普通です。

見る側は、局を選ぶのではなく、

ジャンル別にチャンネルを選ぶ仕組み。数も多い。

 

一方日本はといえば、一応民間と公共に分かれてはいますが、

少なくともニュースは取り扱い内容が重複し、

ときにはどのチャンネルを回しても同じ内容を扱っていることが

普通にあります。世界で流れているニュースとは違うことも…。

 

 序 章 日本人はなぜ世界のニュースを知らないのか

 第1章 世界の「政治」を日本人は何も知らない

 第2章 世界の「常識」を日本人は何も知らない

 第3章 世界の「社会状況」を日本人は何も知らない

 第4章 世界の「最新情報」を日本人は何も知らない

 第5章 世界の「教養」を日本人は何も知らない

 第6章 世界の「国民性」を日本人は何も知らない

 終 章 世界の重大ニュースを知る方法

 

「何も知らない」と言い切るには少々無理があって、

「ほとんど知らない」の方がまだ合っているような気もしますが

本の標題としてはインパクトの強い方がいいのかも知れません。

 

ベネルクスでは主にユーロ・ニュースを見ていましたが、

緊迫するウクライナやガザの問題が殆どで、

芸能ネタやスポーツネタは別チャンネル、

まして日本の話題はほぼ見ることがありませんでした。

 

【2024年4月1日 読了】